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【京都府京都市】制作過程も鑑賞できる!画家・山口和也氏のオープンアトリエ「sorahana」誕生

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Bluevisionは、京都御所西の平屋の京町家を改装し、画家・山口和也氏のアトリエ「sorahana」としてオープンする。「sorahana」では、生まれたての作品を鑑賞できるだけでなく、ときに、画家が制作をおこなう姿をガラス越しに鑑賞できる。

画家・山口和也氏

自画像 1995

画家・山口和也氏が描くのは、瞬間的な痕跡によって立ち現れてくる永遠だ。

一輪挿し「竜山」2025

自ら山へ入って採取した木や土石などの原料を用いて一枚の紙を漉くところからはじめた絵画や、割れ石を焼いた一輪挿しなど、素材が発する目に見えない波動のようなものを大切に制作を行っている。

Recital”Sky”@ザ・シンフォニーホール 2024 

2024年には、クラシック音楽の殿堂において、自らの鼓動に耳を傾けることによる筆音のリサイタルを実現。音楽の殿堂と言われるコンサートホールで一人の画家によるリサイタル公演がおこなわれた前例はなく、これは世界初のリサイタルとなった。

日々#040924 2024 

また、日常の中の小さな出来事にも耳を傾け、水道の蛇口から滴る水音を聴きながら描く一日一枚の絵画や、一人の大切な沖縄のおばあに捧げる骨壷のプロジェクトなどが現在進行中だ。

山口氏はこれまで、舞台公演などにおいて作品が生まれる過程をしばしば公開してきた。これは、制作の過程で立ち現れる光の振動がひろがっていき、空間を揺らす光景を共有するため。

新しくオープンする「sorahana」も、そうした目に見えない光を紡いでいくことを設計のコンセプトとしており、建築家や空間デザイナーに依頼することなく、山口氏が自ら空間を設計している。

原初に宿る美しい空間との呼応


アトリエ「sorahana」は、江戸時代に建てられた京町屋を改装している。

京町屋はこれまで、新しい建材を用いて幾度も手を加えられてきた。山口氏はまずそれらを全て取り払い、可能な限り、この建物が誕生した当初の姿へと戻すことからはじめた。

残ったのは柱や梁など建物の骨組みとなる躯体。そうした場所にも、当時の大工の仕事の痕跡が残る古材が多く活用されており、屋根裏では、これまで誰にも見られることのなかった土壁も現れた。


思いがけないそれらの意図しない美しさに敬服した山口氏は、その表情を生かしながら同様に木と土と石を用い、大工さんや左官屋さんをはじめ様々な職人さんとの協働によってアトリエを再編集した。

空間をつくっている今をプレオープン

「sorahana」のオープンは9月26日(土)。しかし、何も展示されていない「sorahana」の景色を見られるのは今だけだ、ということで、8月25日(火)からの約一ヶ月間をプレオープン期間とし、予約制で来場できるようにした。作品のないこの空間が、画家・山口氏の最新作となる。

9月も中頃になれば、いくつか作品が展示されている可能性がある。その場合は、合わせて作品を鑑賞し、購入することもできる。

「未完の現場を見てみたい」という人は、公式サイトに記載されている連絡先(メール)に、来場を希望する日時を知らせよう。追って返信がある。

なお、プレオープン期間中は予約なしでは入場できないので注意しよう。

9月26日(土)以降は、毎週土、日曜日は12時~18時の開場となり、予約なしで来場できる。また、月曜日から金曜日はプレオープン期間と同様に事前に予約すれば来場が可能だ。

完成した絵画や焼きものが展示されているその隣で、今また新しい作品が誕生しようとしている。そんな熱気も合わせて体感できる「sorahana」に足を運んでみては。

■sorahana
住所:京都府京都市上京区一条通烏丸通西入広橋殿町414
プレオープン期間:8月25日(火)〜9月20日(日)
※来場の際は、前日までの事前予約が必要。※希望日時・名前・電話番号を連絡先(メール)に知らせよう。追って返事がある。
グランドオープン:9月26日(土)〜 土日は12:00〜18:00の時間帯で予約なしで来場可能/月〜金は前日までの事前予約が必要。
Web:https://sorahana.art
Facebook:https://www.facebook.com/profile.php?id=61586037853797&ref=PROFILE_EDIT_xav_ig_profile_page_web#
Instagram:@sorahana_kyoto

(オガワユウコ)

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