
多摩中央葬祭は、9月7日(月)と17日(木)に「秋の大感謝祭」を開催する。7日は森の風ホール昭島、17日は森の風ホール国立両葬儀式場が会場となる。
両葬儀式場における、昨秋の終活セミナーと、今春の人形供養祭に続く取り組みで、今回は鈴木辨望住職の講話とアートフラワー教室を行う。
「もしも」に備える場所へ。多摩中央葬祭の試み

森の風ホール昭島には個室の相談室を3部屋完備
多摩中央葬祭は、東京都多摩地域で創業47年の葬儀会社。「生きるを考え、死を語り合える社会を当たり前に」というビジョンを掲げ、従業員10名で、立川市・府中市・国立市・昭島市の市で「森の風ホール」を運営している。
葬儀式場は通常、身近な人が亡くなって初めて足を運ぶ場所だ。同社はこれを、もしもに備えて前に相談できる場所へと変えていきたいと考えている。その考えに基づき、地域向けの催しを継続している。
その背景には、葬儀を終えた家族から聞く声があるという。「事前に希望を聞いておらず、どのような葬儀を望んでいたのか分からなかった」「葬儀式場は縁起が悪いと感じて足を運ばずにいたが、事前に見ておけばよかった」などの声は、複数の担当者が別々の場面で耳にしているという。同社ではこれを受け、SNSでの発信でも事前相談を勧める内容を増やしてきた。
多摩中央葬祭の担当者は、「葬儀式場を、もっと身近な存在に感じていただきたいと考えています。誰かの葬儀が発生した時に初めて行く場所から、もしもに備えて気軽に相談できる場所に変えていきたいという思いがあります」と思いを述べている。
参加者層の目的に応じた催しを展開

森の風ホール国立での人形供養祭の様子
多摩中央葬祭は、これまでにも森の風ホール国立・昭島にて地域向けの催しを行ってきた。2025年11月〜2026年1月には、終活セミナー・霊園見学ツアー、今年3月・4月には、人形供養祭を開催した。
セミナーでは、相続、エンディングノートの書き方、ACP(アドバンス・ケア・プランニング、人生会議)などをテーマに扱ってきた。参加者からは「もしもに備えて銀行口座を整理しておこうと思う」「エンディングノートには興味があったがなかなか書き進められなかったので、良い機会になった」といった声が寄せられているという。
同社は、テーマを絞って踏み込んだ内容を扱うセミナーと、まず会場に足を運んでもらうことを主眼とした催しを使い分けている。今回の「秋の大感謝祭」は後者にあたり、葬儀や終活を直接のテーマとしない内容で構成。開催時間を平日昼間に設定しているのは、想定する参加層を自身や親の葬儀について考え始める60代前後としているためだ。今後についても、テーマは未定だが、セミナーやイベントを定期的に開催していく予定だ。
地域住民が実際に足を運べる機会として提供

森の風ホール昭島の外観

森の風ホール国立の外観
今回の会場となる森の風ホール昭島は開業1周年、森の風ホール国立は開業4周年を迎える。「秋の大感謝祭」は、この節目を迎える2会場で実施される。
同社はこの節目を記念式典ではなく、地域住民が実際に足を運べる機会として提供することにした。
第1部では、群馬県前橋市の真言宗豊山派・天明寺の住職で、登録者数約16万人のYouTubeチャンネル「丸儲け住職 -ブッダの教えで人生好転-」を運営する鈴木辨望氏が登壇。同社と鈴木辨望住職は、双方が葬儀をテーマとしたYouTubeでの発信を行っていることから交流があり、2025年12月には共同で動画を撮影している。今回のテーマは「金運・開運の仕組み」。仏教の教えをもとにした日常の考え方について話す。
なお、同セミナーは仏教の教えに基づく講話であり、特定の効果や利益を保証するものではない。

当日制作するアートフラワーのイメージ
第2部は、アートフラワー教室を開催。同社に所属するフラワーコーディネーターとともに、造花を使ったフラワーアレンジメントを制作できる。制作したアレンジメントは各自持ち帰ることが可能だ。
いずれのイベントも参加費は無料。定員は、各会場20名で先着順となる。当日は、希望者を対象に葬儀の事前相談会も随時実施する。申し込みは電話で受け付けており、定員に達し次第締め切りとなる。
無料で参加できる講話やワークショップを通じ、式場を身近に体感できる「秋の大感謝祭」。葬儀や終活をより身近に捉えるきっかけとして、会場へ足を運んでみてはいかがだろうか。
■秋の大感謝祭(森の風ホール昭島)
開催日時:9月7日(月)10:30〜12:30
住所:東京都昭島市田中町1-9-1
■秋の大感謝祭(森の風ホール昭島)
開催日時:9月17日(木)14:00〜16:00
住所:東京都国立市青柳3-18-11
多摩中央葬祭公式HP:https://osogi.jp
(suzuki)