
沖縄県は、物価高騰の影響により経済的に困難な状況にあるひとり親家庭を支援する「沖縄県ひとり親家庭暮らし応援事業」を実施している。申請受付期間が10月15日(木)までと迫るなか、県は制度の周知強化を図っている。
物価高から暮らしを守る支援策。普及に向け周知を強化
「沖縄県ひとり親家庭暮らし応援事業」は、物価高騰の影響を受けるひとり親家庭に対し、扶養する児童数に応じた電子クーポンを支給する支援策である。
しかし、7月末時点での申請数は対象世帯のおよそ半数にとどまっている状況だという。申請受付期間をはじめ、クーポンの交換・利用期限が迫っていることから、県は制度の認知拡大を図るとともに早期申請を呼びかけている。
物価高が続くなか、ひとり親家庭の暮らしを支える重要な制度を、県は一人でも多くの人に利用してもらい、クーポンを生活に役立ててほしいと考えている。
支援内容の詳細

支援対象となる世帯には、児童数に応じて、嗜好品を除く生活関連物資と引き換え可能な電子クーポンが支給される。
支給額は、対象児童1人の世帯で10,000円分、第2子以降は1人につき5,000円分が加算される。スマートフォンを保有していないなどの事情がある場合には、電子クーポンに代えて、生活関連物資を詰め合わせた日用品セットが送付される。
同事業の対象は、申請時点で沖縄県内に居住しており、沖縄県または県内各市市町村において令和8年3月分の児童扶養手当受給対象者である世帯となっている。
各期限と申請方法

申請受付期間は10月15日(木)まで、ポイント交換期間は10月31日(土)まで、ポイント利用期間は令和8年11月30日(月)まで。申請は事業特設サイト(PC・スマホ)または郵送にて受け付ける。
申請の際は、「児童扶養手当受給者証」(令和8年3月分の受給が確認できるもの)と「母子及び父子家庭等医療費受給者証」(申請者本人分のみ)の準備が必要だ。特設サイトおよび郵送で申請し、事務局の審査を経て不備がなければ受付完了となる。不備があった場合は、メールまたは電話にて連絡がある。
WEB申請の場合、審査完了後に専用アプリ「region PAY」のポイントが受け取れるサイトのURLが送付される。付与されるポイントは、県内の対象店舗での買い物に利用可能だ。対象店舗一覧は、「沖縄県ひとり親家庭暮らし応援事業」特設サイトで確認できる。
郵送申請の場合、審査完了後に「生活関連物資(日用品セット)」が自宅に届けられる。
「必要な書類がわからない」「対象になるか確認したい」といった場合は、特設サイトのほか、居住する市町村やひとり親支援団体にも相談が可能だ。
申請受付をはじめ、クーポンの交換・利用期限が順次迫っている「沖縄県ひとり親家庭暮らし応援事業」。対象世帯は、制度の活用を検討してみては。
■沖縄県ひとり親家庭暮らし応援事業
申請受付期間:4月21日(火)~10月15日(木)
ポイント交換期間:4月21日(火)~10月31日(土)
ポイント利用期間:4月21日(火)~11月30日(月)
特設サイト:https://okinawa-hitorioya-kurashi-ouen.jp
沖縄県「沖縄県ひとり親家庭暮らし応援事業」ページ:https://www.pref.okinawa.lg.jp/kyoiku/kosodate/1008226/1036501/1036531/1039524.html
(Kanako Aida)