トレンドニュースサイト STRAIGHT PRESS【 ストレートプレス 】

LIFESTYLE

【長野県坂城町】菱田工務店がリブランディングを実施。「100年の森をつくる家」掲げWEBも刷新

このエントリーをはてなブックマークに追加


菱田工務店は、新たなビジョンの策定、VI(ビジュアル・アイデンティティ)の改訂、ブランド体系の再整理、Webサイトの全面刷新を含むリブランディングを実施した。

100年後も受け継ぎたくなる風景、仕組みをつくる

菱田工務店は、長野県坂城町を拠点に、自然素材と職人の手しごとを大切にした家づくりを行う工務店だ。「古る、美る」という思想のもと、設計から施工までを一貫して手がけ、日本の手しごとと美意識、ベルギーで培った暮らしへの感性を融合させた、独自の住まいづくりに取り組んでいる。

Forbes カルチャープレナーにも選ばれた大工アーティスト・菱田昌平氏をはじめ、その手しごとから生み出される建築は国内外から注目を集めている。

そんな菱田工務店が、今回のリブランディングで新たに掲げるビジョンは、「100年の森をつくる家を、坂城町から世界へ。」。

菱田工務店が目指すのは、家を建てることだけではない。地域の自然素材を生かし、職人の手しごとによって美しい家や暮らしの道具をつくることで、地域の森を育て、100年後も受け継ぎたくなる風景、そして仕組みをつくることである。

リブランディングでは、同社の原点でもある「日本の手しごとと美意識」と「ベルギーの美的感性」をあらためて見つめ直した。そして、菱田工務店がこれからどのような未来をつくっていくのかを、企業活動とブランド表現の両面から明確にした。

「100年の森をつくる家」を目指す

新たなビジョンには、菱田工務店が家をつくることを通して、坂城町の森を再生し、100年後、200年後にも受け継ぎたくなる美しい風景と仕組みをつくっていく、という決意が込められている。

山々に囲まれた坂城町には、木、土、石をはじめとする豊かな自然資源がある。しかし、地域で使われる木材の多くは町外から調達され、坂城町の森林資源は十分に生かされているとはいえない。そこで同社は、坂城町を「木材自給率100%」の町にすることを長期的な目標として掲げた。

まずは地域の未活用材や間伐材の利用を進め、将来的には、同社が使用する木材を坂城町産へ切り替えていくことを目指す。家を建てるほど、森が整い、森が整うほど、地域の生態系や風景が豊かになるという循環を生み出す家を、同社は「100年の森をつくる家」と呼んでいる。

また、このリジェネラティブな構想を坂城町だけのものにとどめず、地域の自然素材と職人の手しごとを生かした工務店の新たなあり方として、日本全国、そして世界へ広げていくことを目指す。

新しいビジュアル・アイデンティティ


新たなVIでは、同社のものづくりに欠かせない、日本のまさかりとヨーロッパの斧を中心としたデザインを採用。一方のまさかりは、日本の美意識と手しごとの姿勢を表し、もう一方の斧は、ベルギーの感性と暮らしへのまなざしを象徴している。

日本・ベルギーの文化と、長い時間をかけて受け継がれてきた職人の歴史。この2つが交わるところから、「菱田工務店」のものづくりは生まれているという。

紋章には、同社も長い歴史の中にいる存在として、時間とともに美しくなり、100年、200年と愛され、受け継がれていくものをつくり続けるという意思が込められている。

Webサイトを刷新し、家づくりのあり方を再整理


菱田工務店では、リブランディングにあわせてWebサイトの全面的な刷新を行った。

新たなWebサイトでは、完成した住宅や施工事例だけでなく、同社が目指すビジョンや大切にしている哲学、いま取り組んでいるプロジェクトなどを、一貫した世界観のもとで伝える。

また、多様な家づくりのあり方を、HISHIDAのもと3つのブランドとして再整理を行った。提案型デザインの「HUIZEN HISHIDA」、共創型デザインの「ATELIER HISHIDA」、作家型デザインの「SHOHEI HISHIDA」の3ブランドだ。設計の進め方や個性は異なるが、いずれも自然素材と職人の手しごとを大切にするHISHIDAの思想を共有している。

単に住まいを建てるだけでなく、地域の自然資源の循環や文化の継承まで見据える菱田工務店。新ビジョンのもとで始動した同社が、坂城町の豊かな森を育て、どのような美しい風景を未来へとつないでいくのか、今後の展開に注目したい。

■菱田工務店
所在地:長野県埴科郡坂城町中之条1683-17
公式HP:https://hishidak.com

(ASANO)

最新情報をXで受け取ろう!
前の記事
一覧へ戻る
次の記事