
東通村産材100%で造られた美しい木造校舎にて
嗅覚の新たな顧客体験を提案するSCENTMATIC(以下、セントマティック)は、8月26日(水)、香りから言葉を紡ぎ、自分だけの物語を創作する感性教育プログラム「香りの授業」を、青森県東通(ひがしどおり)村立東通小学校の3年生29名を対象に実施した。
「香りの授業」について
セントマティックは2020年より、嗅覚研究のトップランナーである東京大学大学院農学生命科学研究科東原和成研究室と共同研究を行ってきた。「香りの授業」は、同研究から得られた「嗅覚」と「脳活動」に関する新知見を活かした独自の教育プログラム。
「香りの授業」は、既存の学校教育ではリーチできなかった嗅覚領域の可能性を拓く機会や、地域の香りを通じて故郷への愛着を深める学びとして、2021年より全国の教育機関と連携しながら開催を重ねてきた。
特産品のブルーベリーを使って授業を実施
今回は、青森県の下北半島北東部にある東通村にて、特産品のブルーベリーを使って授業を開催。

「香りの授業」では、目を閉じて、香りだけに集中し、

浮かんだ景色やイメージを自由に書き出し、

メモの中から好きな言葉を選んで物語をつくる。

そして、完成したオリジナルの物語を発表し合う。

自作した物語の発表志願者が続出したという。
ブルーベリーは、ジャムやジュースに加工され、食品としては身近なフルーツでも、果実それ自体の香りに意識を向けるのは、地元の子どもたちにとっても初めての体験。
非常に淡い香りのため、当初は児童の反応を心配したものの、思い思いに果実を突ついたり転がしたりしながら、香りの変化を楽しんでいた様子。「“夢”や“不思議”という言葉が浮かんだ」「ピアノの“ソ”と“ラ”の音が聞こえた」など、香りにインスパイアされて子どもたちが紡ぎ出す言葉には、みずみずしい感性が溢れていたという。

なお、収穫期は8月上旬までのため冷凍ブルーベリーを採用した。
東通小学校児童の感想と髙田教頭先生のコメント

「香りの授業」に参加した東通小学校3年生の児童からは、「ブルーベリーの香りをかいで最初に思い出したのは“おばあちゃん”でした。村の畑でブルーベリーをつくっているのは、おばあちゃんたちだから。みんなが作った物語は、自分と全然ちがって面白かったです」、

「香りから、どんな天気が思い浮かぶかと先生に聞かれたので、僕は雨だと思いました。雨みたいに空からウインナーが降ってくるイメージ!変だと思っても、思いついたことはぜんぶ正解と言われたので自由に書けました!」といった声が寄せられた。

授業中、児童と対話する髙田教頭先生(写真左)
東通小学校の髙田教頭先生は、「このたびは、とても楽しい授業をありがとうございました。“香り”から物語を創造するという経験は初めてだったので、児童はワクワクと不安が入り混じっての参加だったと思います。皆さんが子どもたちの感性をうまく引き出してくださったおかげで、伸び伸びとした可愛らしい作品がたくさん生まれました。貴重な体験を誠にありがとうございました」とコメントしている。
セントマティックについて
セントマティックは、香りを言語化するAI「KAORIUM」で、新しい「香りの体験」を創る企業。同社が提供する「嗅覚のデジタライゼーション」は、人の感性に働きかけ、様々なビジネスシーンにおいて活用されている。
「KAORIUM」は、世界的なデザイン賞「A’ Design Award」でシルバー賞を受賞。また、東京大学大学院と「言葉による香りの感じ方への影響」について共同研究も行っている(※)。
この機会に「香りの授業」を実施しているセントマティックについてチェックしてみては。
セントマティック 公式HP:https://scentmatic.co.jp
※ 東大大学院 東原研究室、セントマティックとの共同研究結果を「2025年度 日本味と匂学会 第59回大会」にて発表:https://scentmatic.co.jp/news/20251119
(ソルトピーチ)