
ICHIが、9月29日(火)より、スカジャン柄の刺繍を使ったアクセサリーを、横須賀市本町のICHIドブ板本店とオンラインストアにて同時に発売。「スカジャン柄刺繍ピアス」と、水兵の制服の袖裏刺繍リバティー・カフスに着想を得た「リバティー・カフス ブレスレット」の2シリーズが展開される。
「お土産品開発シリーズ」の第2弾
今回発売が始まったのは、戦後の横須賀で作られたスーベニア(土産物)文化をもとにした「お土産品開発シリーズ」の第2弾で、スカジャン柄のキャップ「SUKACAP(スカキャップ)」に続く商品。
いずれの商品も、PUMA・GU・大阪万博公式などにデザインを提供するスカジャン絵師・横地 広海知(よこち ひろみち)氏がデザインしたオリジナルの刺繍柄が使用されている。
スカジャンの“柄”を現代の土産物に
スカジャンは戦後、横須賀のドブ板通りで米兵向けの土産物として誕生。龍、虎、鷲、地図などの柄は、日本の土産であることを示す図案として刺繍され、海外へ渡った。
横地 広海知氏は、スカジャン発祥の地としての横須賀の資産は、ジャケットという形よりも、この柄にあると考えているそう。「お土産品開発シリーズ」は、“柄はジャケットを離れても価値を持つ”という考えのもと、スカジャンの柄を現代の土産物として持ち帰れる形にする取り組みだ。
スカジャンは季節や服装を選ぶ衣服だが、柄を小さなアクセサリーに移すことで、季節や服装を問わず身につけられるスカジャングッズとしても楽しむことができる。
新商品2シリーズをチェック!

「スカジャン柄刺繍ピアス」は、スカジャンの代表的なモチーフを刺繍で仕立てたピアス。タッセルなし3,300円(税込)と、タッセル付き4,400円(税込)の2タイプが用意され、柄はスカル・虎・龍などから選べる。

「スカジャン刺繍柄ピアス」と「リバティー・カフス・ブレスレット」
リバティー・カフスは、上陸許可(リバティー)を得た米海軍の水兵が、制服の袖の裏地に龍や虎などの刺繍を施したもの。今回は、表からは見えない場所に柄を入れる、スカジャンと同じ土壌から生まれた装飾文化が、手首に巻くブレスレット「リバティー・カフス ブレスレット」として再構成された。
柄は人魚・龍・スカルの3種類からスタート!価格は共通で4,620円(税込)だ。
向きが変わっても柄が見えるデザイン
いずれの商品も、表裏どちらから見ても柄が入っているのがポイント。左右対称の刺繍をつくり、ヒートカット(熱で生地を切る加工)を利用して貼り合わせる製法で、横地氏が作り方から考案している。コンピュータ刺繍でしか実現できない方法だ。
初期のスカジャンが表裏両面に柄を入れたように、裏返っても柄がのぞく。揺れて向きが変わるピアスとして常に柄が見える仕立てとなっている。

今後ICHIは、かんざしなどのアイテムを順次発売予定。発売情報はオンラインストア、ICHIドブ板本店の店頭および公式サイトにて発表される。
スカジャン絵師・横地 広海知氏について

スカジャン絵師・横地 広海知氏についても紹介しよう。
横地氏は、1981年、愛知県名古屋市生まれ。神戸大学大学院で認知心理学(実験心理学)を学んだのち、面白法人カヤックでプランナー・ディレクターを経験し独立。2008年に横須賀へ移住し、スカジャン発祥の地・ドブ板通りを拠点に「初代スカジャン絵師」として活動を開始した。
横地氏は、スカジャン黎明期(1940〜50年代)の伝統柄の復興をライフワークとし、横振り刺繍と同じように刺繍目を入れながら面を塗る独特の作画が特徴。現在はドブ板通り商店街の副理事長も務め、柄のデザインにとどまらず、横須賀の地域活性化・文化継承にも積極的に取り組んでいる。
横地氏は「お土産品開発シリーズ」の第2弾の発売について、「私も毎日身につけていますが、これまでにないスカジャン柄・スーベニア刺繍の楽しみ方ができるなと、ときめいています。スカジャンを着ない日も、スカジャンの柄と一緒に過ごしてもらえたらうれしいです」とコメント。
オンラインストアや店頭で、スカジャン柄刺繍のアクセサリー「スカジャン柄刺繍ピアス」「リバティー・カフス ブレスレット」をチェックしてみては。
■ICHIドブ板本店
住所:神奈川県横須賀市本町3-11-7
店舗詳細:https://hiromichiyokochi.com/access.html
オンラインストア:https://ichi-dobuita.square.site/
横地 広海知HP:https://hiromichiyokochi.com/about.html
(佐藤ゆり)