サポステ(地域若者サポートステーション)広報のお知らせ ~2016年2月2日(火)より、オリジナルWEBコンテンツ解禁~
厚生労働省(所在:東京都千代田区)は、若年無業者の職業定着支援を行う「地域若者サポートステーション(通称サポステ)」の特設サイト(http://honki.mhlw.go.jp/)にて、オリジナルWEBコンテンツ「本気ミッション」を2月2日(火)にローンチします。「サポステ」とは、働くことに踏み出せない若者たちとじっくり向き合い本人やご家族、保護者の方々だけでは解決が難しい「働き出す力」を引出し、就職して社会へ踏み出す橋渡しを行う厚生労働省委託の支援機関です。
今回、ローンチされたオリジナルWEBコンテンツは、同施策の広報キャラクターである「俺はまだ本気出していないだけ(小学館)」の主人公「大黒シズオ」をモチーフに作られています。サイト訪問者は、自分のニックネームを打ち込むと、入力ごとに本日の「本気ミッション」がランダムに選ばれ、就業に励む若者たちの運気をアップさせてくれそうな面白ミッションカードを生成して楽しむことができます。
現在、特設サイトでは「大黒シズオ」を起用し、サポステの目的や業務内容の解説、「俺はまだ本気出していないだけ」作者 青野氏のインタビュー記事などが掲載されております。
オリジナルコンテンツ
「本気ミッション」とは
大黒シズオの分身「カミ」が授ける、若者の“本気”を応援し、運気を上げるためのミッションを指す、
■オリジナルWEBコンテンツ「本気ミッション」
サポステ特設サイトから飛ぶことのできるオリジナルWEBコンテンツ「本気ミッション」では、ユーザーがニックネームを入力すると、「カミ」(広報キャラクター「大黒シズオ」の分身)が本気ミッションを3つ授けてくれます。
また、ミッションの難度を「易・並・難・爆」の4段階で示すアイコンのカードが表示され、最高難度「神」のカードも2枚用意しております。ミッションは入力ごとにランダムに生成され、合計73のミッションを用意されており、毎回異なった結果が得られます。
地域若者サポートステーション(通称:サポステ)の実績
■サポステとは
地域若者サポートステーション(通称サポステ)は、働くことに踏み出せない若者たちとじっくり向き合い
本人やご家族、保護者の方々だけでは解決が難しい「働き出す力」を引き出し、就職して社会へ踏み出す橋渡しをおこなう厚生労働省委託の支援機関です。
●全国での展開数
サポステは、「身近に相談できる機関」として、全国の各都道府県に160か所設置しています。
●どんな活動を行っているのか
個別面談による「相談支援」、セミナーや職場体験など「就業支援」、就業に向けた各種「情報提供」、
就職後の「職場定着支援」を、一人ひとりの実情に沿った支援活動をおこなっています。(※職業紹介は除く)
●どのくらい就職につながっているのか
平成18年より、のべ300万人以上の相談を受けており、昨年度の総利用件数も50万件を超えています。
昨年度の新規登録者数33,798人に対し、就職決定者数は17,687人で、就職率は52.3%。
5割以上の若者が全国のサポステから社会に羽ばたいています。
■厚生労働省のコメント
今回私たちは、「キミはまだ本気出してないだけ。」 というキャッチフレーズと、「大黒シズオ
(40代・フリーター)」 のキャラクターを、あえて選びました。
それは少しでも多くの方々にサポステを知り、関心を持ってもらいたいからです。
日本は人口減少社会を迎えていて、若者の数も減少しているにもかかわらず、若年無業者(15~34歳で、就労しておらず、家事も通学もしていない者)の数は、ここ数年約60万人と高止まりする中、
最新のサポステの認知度は13.2%と、本来サポステを利用してもらいたい、役立つ層にまだまだ行き
届いていない、利用してもらえていないのではないかという危機感を非常に強く持っております。
様々な立場で賛否両論があり得ると思っていますが、「キミはまだ本気出してないだけ」というキャッチコピーは、若者にもっと本気出して頑張れ!ということを、上から目線で言いたいのではありません。
働きたいけど一歩が踏み出せない若者へ、「大黒シズオ」だからこそ、若者の応援団の立場で語ることが
できる自己承認のメッセージであり、サポステはその良き伴走者でありたいという思いを込めています。
働くことに一歩踏み出すことの難しさは私たちもよく認識しています。だからこそ、一人でも多くの若者が
サポステでの支援を通じ充実した職業生活を送れるよう、真っ先に、私たち厚生労働省自らが
『本気』で取り組んでいきたいと思っています。(厚生労働省キャリア形成支援課 担当一同)