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住友精密工業株式会社

製造業の現場に聞いた!パートナーに求める本当に欲しい“外部の力”とは(住友精密工業株式会社調べ)

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サブタイトル:住友精密工業株式会社MEMS Infinityが徹底調査--製造業の現場では、どのような条件で外部パートナーを選び、どの工程を任せるのか

製造業の現場では、設計、試作、評価、量産、品質保証など、さまざまな工程が密接につながっています。近年は、製品開発のスピードやコスト最適化、安定供給への対応が求められるなかで、自社だけですべてを抱え込むのではなく、外部パートナーの力をどのように活用するかが重要なテーマになっています。
一方で、外部パートナーに何を任せるべきか、どの範囲まで依頼するべきか、どのような条件を重視して選ぶべきかについては、企業や案件によって判断が分かれやすい部分でもあります。特に製造業務では、工程ごとに必要な技術や設備、品質管理の考え方が異なるため、単に「外注できるか」だけでなく、「自社の課題に合った支援を受けられるか」を見極めることが大切です。

MEMSファンドリーとしてお客様のMEMSデバイス開発を設計から量産まで一貫サポートする、住友精密工業株式会社のMEMS Infinity(https://www.spp.co.jp/infinity/)は、「製造業務において、外部パートナーの検討・選定・発注に関与している人」200名を対象にアンケートを実施しました。外部パートナーに期待する支援領域、任せたい範囲、選定時に最低限クリアしてほしい条件について、製造業の現場がどのように考えているのかを調査しています。

本調査が、製造業における外部パートナー活用の実態を理解する一助となり、パートナー選びや、今後のものづくり体制を検討する際のヒントとなれば幸いです。

Q1.外部パートナーに最も期待する支援領域はどれですか。(複数回答可:注1)

(キャプション)注1:本設問は複数選択式ですが選択肢は2つまでに制限しています。これにより、外部パートナーに最も期待する支援領域をより明確に把握できるようにしています。

具体的な支援領域として最も多くの票が集まったのは、「コスト最適化(歩留まり改善・工程短縮・材料見直し)」の26.5%(53人)でした。原材料費・人件費・エネルギーコストの上昇が続く中、単に作業を外に出すだけでなく、工程全体の効率化やコスト構造の見直しにつながる支援への関心が高いことがうかがえます。
次いで、「サプライチェーン/安定供給(調達・供給計画・BCP等)」が22.5%(45人)、「品質保証体制の構築/運用(評価計画、トレーサビリティ、監査対応等)」が19.0%(38人)と続きました。供給の安定性と品質の信頼性が、外部パートナーに期待する支援領域として上位に並んでいます。
設計・試作・量産の各工程を見てみると、「設計支援(仕様整理・構造提案・設計レビュー等)」と「量産立上げ・量産移管(量産工程設計・条件確立・立上げ支援)」がいずれも16.0%(32人)、「試作向けプロセス開発(条件出し・工程設計・試作段階)」と「解析・評価(測定、不良解析/FA、信頼性評価の設計・支援)」がいずれも14.0%(28人)となり、開発の各フェーズで外部の専門性を取り入れたいニーズが一定数あることが分かります。一方、「試作ライン/設備の提供(少量での検証・評価ができる)」は10.5%(21人)と、Q1の中では最も低い結果となりました。
なお、この設問では「まだ検討したことがない/分からない」が32.5%(65人)と、具体的な選択肢を上回る回答が集まりました。外部パートナーの活用に関心はあっても、自社のどの工程や課題を任せるべきか、社内で整理しきれていない現場も少なくないことが読み取れます。(「その他」は0.0%/0人)

Q2.外部パートナーに任せたい範囲はどれに近いですか。(複数回答可:注2)

(キャプション)注2:本設問は複数選択式ですが選択肢は2つまでに制限しています。これにより、外部パートナーに任せたい範囲をより明確に把握できるようにしています。

この設問では「分からない/案件による」が39.0%(78人)と最も多く集まりました。任せる範囲は、案件の性質や社内リソースの状況によって柔軟に判断されるべきものであり、あらかじめ明確な線引きをすることは難しい、と考える現場が多いことがうかがえます。(「その他」は0.0%/0人)
一方、具体的な回答としては、「継続量産の委託(安定量産のパートナー化)」が19.0%(38人)で最多となりました。立ち上げ後の量産を、継続的に支えてくれる相手を求める声が上位に挙がっています。
次いで、「設計~継続量産まで一気通貫」が18.0%(36人)、「試作~量産立上げ/移管まで」が17.0%(34人)、「設計~試作まで」が16.5%(33人)と続きました。開発の複数フェーズをまとめて委ねる形が、いずれも近い水準で支持されています。
単一工程での委託は相対的に少なく、「量産移管のみ」が15.0%(30人)、「試作のみ」が9.5%(19人)、「設計のみ」が6.5%(13人)でした。
全体としては、単一工程よりも複数工程にまたがる支援を求める傾向が見て取れます。

Q3.外部パートナー選定で「最低限クリアしてほしい条件」はどれですか。(複数回答可:注3)

(キャプション)注3:本設問は複数選択式ですが選択肢は2つまでに制限しています。これにより、外部パートナー選定で「最低限クリアしてほしい条件」をより明確に把握できるようにしています。

最も多かった回答は、「分からない/検討したことがない」の28.0%(56人)でした。外部パートナーを選ぶ際の条件を、明確に整理したことがない現場が一定数あることがうかがえます。製造業務では、設計、試作、量産、品質管理など関わる工程が幅広く、案件によって重視すべき条件も変わります。そのため、選定基準を明確にするには、一定の知識や比較材料が必要になると考えられます。
具体的な条件で最も多くの票が集まったのは、「試作のスピードが速い(リードタイムが短い)」の23.0%(46人)でした。試作段階では、製品化に向けた検証や修正を短いサイクルで繰り返すことが多く、相談から試作着手までの進めやすさや、短いリードタイムで対応できることが、外部パートナー選定における重要な条件として挙げられていることがうかがえます。
次いで、「コスト提案が具体的(段階別の見積・削減案)」が21.0%(42人)、「品質保証体制が明確(評価・トレーサビリティ・監査対応)」が18.5%(37人)と続きました。単に費用が安いかどうかだけでなく、どの工程でどの程度の費用がかかるのか、どうすればコストを抑えられるかまで示してほしいというニーズが見えます。また、品質面についても、評価方法や履歴管理、監査対応などの体制が明確であることが、安心して任せるための条件として挙げられています。
さらに、「量産の再現性が高い(条件が安定する)」が17.5%(35人)、「コミュニケーションが取りやすい(技術窓口が明確)」が14.5%(29人)となりました。一度整った量産条件を継続して再現できること、そして技術的な相談を円滑にやり取りできることも、実務を進めるうえで欠かせない要素として挙がっています。
そのほか、「技術対応範囲が広い(設計~量産まで)」と「設備・生産能力が十分(キャパシティ・必要環境が揃っている)」がいずれも14.0%(28人)、「機密保持・知財対応が強い(NDA/IPの取り扱い)」が13.0%(26人)、「類似案件の実績がある(業界/工程/材料など)」が12.5%(25人)、「国内拠点/日本語対応」が11.0%(22人)と続きました。技術力や設備の規模だけでなく、実務を安心して進める土台となる条件にも一定の重視が向けられています。(「その他」は0.0%/0人)

まとめ:設計・試作・量産を見据えたパートナー選びが、現場の課題解決につながる
今回の調査からは、外部パートナーに対して単なる作業代行にとどまらず、コスト最適化・安定供給・品質保証・試作スピード・量産再現性といった、実務課題に踏み込んだ支援を期待する回答が一定数見られました。
同時に、Q1~Q3のいずれの設問でも「まだ判断軸を整理できていない」「案件による」と答えた層が回答全体の3割前後を占めており、外部パートナー活用の考え方そのものが定まっていない現場が広く存在することも浮かび上がっています。その背景は、大きく2つに分けられそうです。ひとつは、案件の性質によって適切な依頼範囲が変わるため一律に決められないという声(Q2)。もうひとつは、選定経験がまだ少なく、何をどこまで任せられるのかが具体的にイメージできていないという声(Q1・Q3)。前者では案件ごとに柔軟に相談できる相手が、後者では依頼範囲や選定基準を整理するための情報提供や初期相談へのニーズが、それぞれ存在すると考えられます。

MEMSデバイスの開発や量産では、設計、プロセス、品質、量産性が互いに影響し合うため、初期の構想段階から量産を見据えて検討することが求められます。設計・試作・量産に関する課題を抱えている場合は、専門的な技術と製造ノウハウを持つ外部パートナーとともに整理していくことで、自社だけでは対応しきれない課題を解決する道筋が見えやすくなります。
MEMS Infinityは、MEMSファンドリーとしてお客様のMEMSデバイス開発を、設計から量産まで一貫してサポートしています。製品開発や量産化に向けたパートナーをお探しの方は、ぜひサービス内容をご確認ください。

MEMS Infinityの公式サイト
MEMS Infinityについて詳細はこちら

調査概要
調査日: 5月1日~5月22日
調査対象地域: 全国
調査機関: Freeasy
調査方法: オンラインアンケート調査
調査対象・人数: 勤務先の製造業務において、外部パートナーの検討・選定・発注に関与している人200名
<<調査結果の利用条件>>
情報の出典元として「MEMSデバイスの設計・試作・量産に関して支援するMEMS Infinity」を明記してください。
ウェブサイトで使用する場合は、出典元として、下記リンクを設置してください。
URL:
https://www.spp.co.jp/infinity/
https://www.spp.co.jp/

MEMS Infinityについて
住友精密工業株式会社のMEMS Infinityは、各種産業向けMEMSセンサ・アクチュエータの開発および量産に特化したファンドリー部門です。兵庫県尼崎市に、約2,910平方メートル のクリーンルームを備えた製造拠点をかまえ、6インチ(150mm)および8インチ(200mm)ウェハ対応のファブ設備を活用し、MEMSデバイスの設計、試作・プロセス開発、量産までを一貫して支援しています。住友精密グループが30年以上にわたって展開してきたMEMS製造技術のノウハウを継承・拡張し、ISO9001認証を取得した信頼性の高い量産プロセスにより、高品質かつ環境に配慮した製品提供を実現しています。
「MEMSを製品に取り入れたいものの、何から始めればよいか分からない」「設計はできているが、試作や量産につなげられる委託先が見つからない」といったお客様に、構想・仕様の検討段階から伴走します。設計、製造プロセス、品質、量産性を総合的に検討し、お客様の開発状況や課題に合わせた進め方をご提案します。
MEMSデバイスの新規開発や試作、量産化に関する課題をお持ちの方は、ぜひMEMS Infinityへご相談ください。

Point(1)設計・試作・量産まで一貫対応するワンストップ支援
MEMSデバイスは、構造や材料、製造条件が互いに影響するため、設計・試作・量産の各工程を切り離して考えると、後工程で設計変更や手戻りが生じることがあります。MEMS Infinityでは、構造設計やシミュレーション、プロセス設計、試作評価、量産検討までを一貫して行い、試作で得られた結果を設計や製造条件の改善に反映します。量産時の再現性やコストも早い段階から考慮し、製品化までをスムーズにつなげます。

Point(2)量産実績に裏付けられた2つのコア技術
MEMS Infinityの強みの一つが、「PZT圧電薄膜プロセス」と「シリコン深掘り加工(Si DRIE)」の2つのコア技術です。量産実績のあるPZT薄膜をベースに、成膜からMEMSデバイス加工まで対応するとともに、Si DRIEでは、住友精密グループが30年以上にわたって培ってきた装置技術とプロセスノウハウを活かし、複雑で精度の高い微細加工を実現しています。用途や求められる性能に応じて技術を組み合わせ、試作から量産まで安定した品質と再現性の確保を支援します。

Point(3)小ロットから本格量産まで対応する柔軟な生産・品質体制
MEMS Infinityでは、研究開発や性能評価を目的とした小ロット試作から、本格的な量産まで対応しています。まずは少量で品質や量産性を確認し、開発状況や事業計画に合わせて段階的に生産規模を拡大することも可能です。6インチ(150mm)および8インチ(200mm)ラインを活用した量産体制を整え、工程管理・品質管理・再現性評価まで含めて支援しています。ISO 9001認証に基づく品質管理のもと、安定したMEMS製造と量産移行をサポートします。

MEMS Infinity 概要
商号 :住友精密工業株式会社
代表者 :鶴丸 哲哉
所在地 :兵庫県尼崎市扶桑町1番10号
HP :https://www.spp.co.jp/
事業内容:航空・宇宙 熱交換器 油圧制御 オゾン発生装置 MEMS・半導体製造装置 MEMSデバイス

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