「最新事例&体験セミナー」/音声ソリューション Vocollect Voice(R) 12月10日(木) 15:00~17:30 開催@インフォセンス東京本社
ロジスティクス&ITソリューションカンパニーである、株式会社インフォセンス(本社:福岡市博多区、代表取締役社長:久保 満)は、2015年12月10日(木)に、最新の事例紹介やお客様が実際に体験できる音声ソリューション Vocollect Voice(R)のセミナーを開催致します。
音声物流ソリューション Vocollect Voice(R)は『耳で作業指示を聞き』、『声で応答』しながら作業を進めます。作業指示者と常に会話をしながら作業を進めている感覚で、帳票や伝票確認の為に作業を中断させることがありません。また指示や回答等の会話は全てヘッドセットを通じて行われるので身軽なうえ両手が使えるようになるという大きなメリットを提供致します。
今回の体験セミナーでは、音声物流ソリューション Vocollect Voice(R)をご導入頂きましたお客様事例をご紹介するとともに、実際に Vocollect Voice(R)を装着して体感頂けるようなセミナープログラムとなっています。倉庫作業における工数削減や生産性向上、品質改善に大きく寄与する当該セミナーに是非ご参加ください。
お申し込みは弊社ホームページ(http://www.info-sense.co.jp/seminar/2015/11/VC1512.html )よりお願い致します。
■インフォセンスによる「 Vocollect Voice(R) 」導入事例
<音声物流ソリューションで実現した庫内業務の効率化>
国分(株)、国分フードクリエイト九州(株)、
吉田海運(株)/福岡低温センター
国分フードクリエイト九州株式会社
酒類・食品卸売業大手の国分株式会社(以下、国分)の
グループ会社である国分フードクリエイト九州株式会社(以下、KFC)は、2013年に開設したKFC福岡低温センターを軸に、九州における国分の食品物流業務の要として品質の高いサービスを提供しています。
福岡吉田海運株式会社
福岡吉田海運株式会社(以下、吉田海運)は総合物流企業として安心・安全・高品質をモットーに時代を先取りした物流サービスを提供しています。新たな拠点として2013年10月に3温度帯(冷凍・冷蔵・ドライ)物流倉庫「須恵物流センター」を福岡県糟屋郡須惠町にオープン。新センターではここで紹介する音声物流システムなどを活用した最新鋭・高効率の物流サービスを提供しています。また、今回吉田海運はKFCからの業務委託を受け、当該設備を活用した福岡低温センターの庫内作業を実施しています。
福岡低温センター概要
福岡低温センターでは、メインの顧客である株式会社阪急キッチンエール九州(以下、HKY九州)のほか、国分のチルド商材、大型ディスカウントストアのチルド商品などの取扱をおこなっています。同センターは24時間365日稼働で、日に約7,000アイテム、15,000ケースの取扱高を誇り、九州全土をカバーする食品物流拠点として顧客貢献しています。また高い物流サービスを提供するために、開設と同時に音声物流ソリューションが活用され、生産性向上の一助となっています。
ヴォコレクト・ヴォイス導入の経緯
新センター開設にあたり、KFCと吉田海運は主要3荷主の業務をスムーズに切り替えるための仕組み作りに頭を痛めていました。それぞれの荷主業務については時間帯を分けて作業を実施することになっていますが、その都度細やかなレイアウト変更や作業内容の変更を行うことが必要になります。当初は作業品質・生産性を上げるために仕分け用コンベア、ゲートアソートシステム(GAS)やピッキングカート等のマテハン機器について検討を重ねてきました。しかしいずれも限られた庫内スペースを固定設備で潰すことになり、複数荷主の変動する作業ルールに対応することが出来ませんでした。
そんな中、吉田海運にて音声物流ソリューションの存在を知り、これを活用すれば品質や生産性を高めつつレイアウトフリーな庫内オペレーションが実現できるのではと考え検討を開始しました。複数存在する音声物流ソリューションの中から、高い音声認識率(唯一の話者特定型認識技術)と三温度帯に耐えうる環境性能、並びに多言語対応を評価し、ヴォコレクト・ヴォイスを選定しました。
インフォセンスが選ばれた理由
音声物流ソリューションの検討にあたり、ヴォコレクト・ヴォイスのソリューションベンダー選定においては九州地区での対応、導入実績を評価基準とし、福岡に本社を構え、多数の導入実績が決め手となった。
当社はKFC、吉田海運協力のもと、改めて仕分け用コンベア、ゲートアソートシステム(GAS)、ピッキングカート、音声物流ソリューションの4つのマテハン機器についての運用評価・検証を実施しました。
導入時の取り組みについて
当社はヴォコレクト・ヴォイス導入に先駆けて、その前提となる作業の標準化から推進。作業生産性向上や品質確保を前提とした業務フローの設計・検証を実施しました。特に、KFCや吉田海運からの各種要望が発生していく中で、ヴォコレクト・ヴォイス導入の要となるシンプルな対話フローへの収束を実施しました。また単に業務フローを設計するだけでなく、倉庫スペースを効率的に利用するための移動棚の活用や作業ミスを低減させるためのカラーカートの提案等も実施しました。
導入効果
1.レイアウトフリーによるスムーズな複数荷主対応
固定設備の無い庫内レイアウトを実現。物量の波動性についても柔軟な対応が可能となった。
2.作業の標準化と作業効率の向上
生産性差異の最小化を実現。
生産性30%向上。
3.外国人労働者活用を前提とした作業品質の担保
外国語での指示出しによる作業者の国籍を問わない作業環境の整備と作業の平準化を実現。
4. センターのイメージアップ向上
お客様に対して音声物流ソリューションを取り入れた最新鋭な物流サービスの提供が可能になり、
時代を先取りした物流センターとしてアピールが可能となった。
将来展開について
KFCでは、音声物流ソリューションを活用する庫内オペレーションの範囲を広げ、入荷検品や在庫管理業務での活用検討を進めています。また吉田海運では、同センターの成果から隣接した土地を購入し、2016年12月に稼働開始予定となる冷凍中心の新物流センターを建設する予定となっており、この新センターにおいても音声物流ソリューションを活用した庫内オペレーションを行う予定となっています。
会社名:株式会社インフォセンス
福岡本社:
〒812-0039 福岡市博多区冷泉町2-1 博多祇園M-SQUARE
TEL:092-283-3901 FAX:092-283-3904
東京本社:
〒104-0054 東京都中央区勝どき6-5-23 山九ビル TEL:03-3536-3439 FAX:03-3536-3486
URL: http://www.info-sense.co.jp/