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AVIの株主提案、帝国繊維の株主からの賛同を高めることに成功

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2020年4月1日
【プレスリリース】

報道各位
アセット・バリュー・インベスターズ・リミテッド

AVIの株主提案、帝国繊維の株主からの賛同を高めることに成功

・増配の株主提案に過去最高レベルの支持
・株主はポイズン・ピル(買収防衛策)の継続に不満を表明
・白岩強社長再任の支持率は昨年より低下

アセット・バリュー・インベスターズ(本社:英国ロンドン、CEO兼CIO ジョー・バウエルンフロイント、以下「AVI」)は、3月27日に開催された帝国繊維株式会社(以下「帝国繊維」、証券コード:3302)の定時株主総会において、AVIが提出した配当金に関する株主提案が過去最高レベルの支持を得たと発表しました。

1株につき76円を配当するというAVIの株主提案に対する支持は、配当金に関する過去の株主提案への支持よりも高く、24.7%の賛同を得ました。

20億円相当の自己株式取得の株主提案に対しては、22%の賛同を得ました。

AVIの最高経営責任者ジョー・バウエルンフロイントは、「特別株主が帝国繊維の株主の相当数を占めていることを考慮すると、弊社の株主提案にこれだけの支持率を得られて大変心強いです」

「私共のように、株式を取引関係の証として保有するのではなく投資目的で保有している一般株主は、帝国繊維の経営陣や同社と取引関係のある特別株主に対して、有価証券やその他の金融資産で膨れ上がったバランスシートを改善すべきである、というメッセージを送っているのです」

「現預金および投資有価証券が総資産の64%を占め、政策保有している帝国繊維の事業と関係の無い不動産会社ヒューリックの株式が総資産の32%相当を占めるようなバランスシートを正当化できるはずはありません」

「私共は、特別株主が帝国繊維の経営陣に対して、企業価値を損なう資本構成を改善するよう促すことを望んでいます」

大規模買付行為に関する対応方針(買収防衛策)を継続するという帝国繊維の提案は21.9%の株主から反対されており、「この対応方針は現職の経営陣を安全な立場におくことを目的としている」という議決権行使助言会社インスティテューショナル・シェアホールダー・サービシーズ社(以下「ISS」)や一般投資家の考えを反映しています。

「白岩強社長は、帝国繊維の問題のある資本管理の責任を取るべきである」というISSの推奨を反映して、白岩強社長再任に対する反対票は前年より増加しました。

AVIは長期株主として、帝国繊維との会話を継続する所存です。

AVIの概要
AVI はロンドンで設立された運用会社で、日本株に20年以上投資しています。1985年の設立以来30年以上にわたり、株式市場で割安となっている優良企業に投資しています。AVIの投資チームは、企業価値の長期的な改善のために投資先企業の経営陣や取締役とエンゲージメントを行っています。

以上

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