トレンドニュースサイト STRAIGHT PRESS【 ストレートプレス 】

株式会社ユニック

傾斜地に強いパワフルな電動ラジコン草刈り機<ユニモワーズ>の燃料電池版プロト機開発

このエントリーをはてなブックマークに追加

カートリッジ式水素タンク式燃料電池により、オール電動草刈り機の更なる実用性向上を目指して・・・

 走破性と小回り性を両立するクローラーベルト駆動機構により走行障害の多い路面での移動を可能とした移動ロボットを製造、販売する株式会社ユニック(本社:東京都杉並区、代表取締役CEO:竹内 幹夫)は、傾斜地に強いパワフルな電動草刈り機<ユニモワーズ>の電力源として燃料電池を使用したプロトタイプを開発しました。

 すでに販売している電動ラジコン草刈り機<ユニモワーズ>は、リチウムイオン電池を動力源として使用しています。使用しているリチウムイオンは作業時間を延ばすために高エネルギー密度のものを採用しています。
 一方、中山間地域などでの作業で電池の充電環境がない、太陽光発電所、果樹園、農場など広いエリアで長時間の連続作業が望まれなど、バッテリ駆動での課題もあります。
 この解決手段として交換が容易なカートリッジ式水素タンクと燃料電池を組み合わせた燃料電池システムを動力源とした草刈り機の商品化を目指し、プロトタイプを開発しました。
また、脱炭素社会を目指し、バッテリを動力源とした現草刈り機に加え、選択肢としての水素利用を模索する目的もその一つです。
 尚、開発にあたっては、(株)ネクスティ エレクトロニクス(燃料電池)、JFEコンテイナー(株)(水素タンク)のご協力をいただきました。

<主要仕様>
サイズ:1,150mm(長さ)×790mm(幅)×550mm(高さ)    ※運搬トレイ部高さは410mm
燃料電池:1kw
水素タンク:6.8L高圧水素タンク2個(予定)
※現在2.8Lタンク2個で実証試験中
作業能力(時間):8時間 ※当社草刈条件、6.8Lタンク2個

 本プロトタイプにて、作業能力の検証と向上を進め、商品化に向けた課題の明確化と解決を目指します。
また、草刈り機以外でも、当社にてカスタマイズ開発のベースとなっている電動クローラー駆動移動ロボット<ユニボ>を用いた作業ロボットにおいても、バッテリ充電環境のない中山間地域、災害時の作業、運搬ロボット用途での採用も検討する予定です。
 水素供給インフラの整備・普及を見据えて、タイムリーな商品化を目指して開発を進めてまいります。

<プロトタイプ紹介動画サイト>
https://youtu.be/eXVVVJmPa9I
<ベースとなるユニモワーズの紹介サイト>
http://quest-eng.co.jp/#info
https://www.youtube.com/watch?v=7qiP8Vn6aYg

***問い合わせ先***
■ネクスティ エレクトロニクスについて
会社名: 株式会社ネクスティ エレクトロニクス
所在地: 東京都港区港南2-3-13 品川フロントビル
ネクスティ エレクトロニクスは、豊田通商グループのエレクトロニクス事業の中核企業として、カーエレクトロニクスの分野においてトップクラスの規模を誇ります。同分野で培った自動運転技術、つながる技術等の最先端技術を、他の産業分野に積極的に転用するなど、技術・商材を核として、幅広い分野でお客様や世の中のニーズに応え、社会の課題を解決するソリューションを提供しています。また、グループのグローバルネットワークを最大限活用し、地域や分野を超えた最適なソリューションを提供しています。

問い合わせ先 ad_pwele_g@nexty-ele.com 担当:田邉

■JFEコンテイナー株式会社
JFEコンテイナーの高圧ガス容器事業本部(High Pressure Gas Cylinder Division 通称 HPC)は、高圧ガス容器(ボンベ)をコアテクノロジーとして、 輸送用容器から医療、水素関連分野へと事業フィールドを広げ、企業や社会が求める創造的な付加価値を生み出しています。
高圧ガス容器事業本部
電話:044-266-3254
URL:https://www.jfecon.jp/product/hpc/
お問い合わせフォーム:https://www.jfecon.jp/contact/

■株式会社ユニック
東京都杉並区成田東4-28-10
 担当 佐々木
電話&FAX番号:03-5913-8445
メール:info@quest-eng.co.jp
URL:http://www.quest-eng.co.jp

企業プレスリリース詳細へ
PR TIMESトップへ

最新情報をTwitterで受け取ろう!
最新情報をFacebookで受け取ろう!
前の記事
一覧へ戻る