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医療的ケア児者のための未来の福祉施設。日本初「ヴィラ型ショートステイ」ついに宮城県仙台市にオープン。2023年3月25日内覧会開催

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重い障がいを持っている人たちにも快適な空間を提供する新たな試み

社会福祉法人あいの実(宮城県仙台市泉区実沢中山北100-2/理事長:乾祐子)は、日本初の「ヴィラ型ショートステイ あいの実ストロベリー」を含む、医療的ケア児・者を対象とした複合支援施設「COCOON西田中EAST」を2023年4月1日に宮城県仙台市泉区西田中松下23にオープンします。オープンに先立ち内覧会を開催いたします。

「自分も泊まってみたくなるショートステイ」 それが「ヴィラ型ショートステイ」

医療的ケア児・者を対象とした複合支援施設「COCOON西田中EAST」内に居心地を追求した新しいコンセプトの医療型ショートステイ 「あいの実ストロベリー」がついに完成します。全国のモデルケースとなる注目の施設です。

【内覧会開催概要】

開催日時:2023年3月25日(土)10:00~16:00
開催場所 : 宮城県仙台市泉区西田中松下23(セブン-イレブン 仙台西田中松下店斜め上)

全国的に不足ーますます必要になる医療型ショートステイ

医療的ケア児は全国に約2万人(厚生労働省資料)いるとされ、10年前の1.5倍と急激に増加しています。また、医学の進歩にともない重い障がいがあっても寿命が延び、医療的なケアを必要とする人数はますます増加していきます。国も現状を重く見て2021年6月に「医療的ケア児及びその家族に対する支援に関する法律」(医療的ケア児支援法)を成立させ、同年9月18日に施行されました。しかし、理念に基づくサービスを行う支援インフラが全く足りていないのが現状です。特に開設ハードルの高い医療型ショートステイは全国的に不足しており、ご家族からの悲痛とも言える声が聞こえてきています。
不足している施設を作るだけでなく、これまでなかった未来の福祉施設を作ろうと、この企画がはじまりました。

これまでの医療的ケア児者のショートステイの問題点

ショートステイ(短期入所)とは、自宅で介護を行っている方が病気などの理由で介護を行うことができない時や、介護者の休息のための預かりなどの役割を担うサービスです。障がい者家族にとっては生活の生命線のようなサービスです。
しかし、ご家族との関わりの中で次のような声を頂いてきました。

ショートステイに預けるのに良心のとがめを感じる
ショートステイに預けるとほとんど面倒を見てもらえず、具合が悪くなって帰ってくる
病院の雰囲気の中で預かってもらうのがかわいそう

病院に設置されることの多い医療型ショートステイは「入院」に近いものになっています。ご家族はためらいを感じながらショートステイを利用してこられました。

ご家族からは「重症児者であっても安心して預けられ、病院ではない雰囲気の医療型ショートステイをつくってほしい」との強い要望をいただいていました。

日本初の「ヴィラ型」ショートステイ

社会福祉法人あいの実は、50名ほどの重症心身障がい児者・医療的ケア児・者とその家族の支援を行っています。開設するのは「医療型ショートステイ」とよばれる、診療所が併設される施設です。

医療型ショートステイは病院に併設、もしくは空床を利用したものでした。ですから病室のベッドに預けられるのが医療型ショートステイでした。重症心身障がい児者・医療的ケア児・者は頻回の痰吸引などが必要とされますが、病院では看護スタッフは忙しく、必要な世話を受けられない現状があります。

あいの実ストロベリー」は福祉目線で企画された医療型ショートステイで、病院のようではない、ご家族も滞在したくなるような空間を持った施設で「ヴィラ型」※と命名しました。これまでに培った医療的なケアの実績による安心と、「病院」よりも「宿泊施設」に近い未来の医療型ショートステイを実現し、全国の医療型ショートステイのターゲットモデルになることを目指しています。
※日本初。当団体調べ

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