2022年に新築した事務所は、全国でも数少ないパッシブハウス認定物件。2023年7月竣工した同敷地内の住宅はとっとり健康省エネ住宅T-G3。両建物で7月28日、29日の2日間、見学会を開催します。
やまのすみか株式会社(本社:鳥取県八頭郡智頭町大字埴師45-2、代表取締役:田上知明)は、2019年から快適と省エネの両立を目指し、高断熱木造注文住宅の請負を手がけてきました。制度発足以降、T-G3を標準仕様とし、2023年6月末日時点のT-G3の申請実績は県内工務店で最多となります(※改修基準であるRe ne-stを含む、鳥取県庁への確認に基づく)。年間着工棟数は4~5棟程度と多くはありませんが、高耐久な住宅づくりと地産地消の木材利用を通じて、地域に貢献することを目指しています。
これまではお客様への引き渡しを優先して、内覧会を行ってきませんでしたが、事務所及び自宅であるため、真夏の高性能住宅の快適性を体感していただくための初めての内覧会を企画しました。異なるコンセプトの高断熱な建物を実際に体感いただき、家づくりのヒントとしてご活用いただければ幸いです。
本社事務所 【パッシブハウス認定】
事務所(本社:鳥取県八頭郡智頭町大字埴師45-2)は、107平米の平屋。
鳥取県における建築物で、温熱性能の最高点を目指しました。窓からの日射取得等も厳密に考慮し、建築物の省エネルギー性能で最も厳しい基準の一つである独パッシブハウス研究所の認定を取得。8畳用ダクトエアコン1台を換気経路に接続し、全館冷暖房を実現しています。Ua値0.18、C値0.1。
設計は香川県高松市のプラン・リーブル。


住宅【とっとり健康省エネ住宅T-G3認証】
住宅は代表の自宅であり、81平米の総二階。こちらは近年の物価高騰を鑑み、国産の汎用品を用い、性能と経済性の両立を目指し、建物の実売が税込2500万円程度となるT-G3としました。納まりや仕上げによっては削減も可能で、限られた予算においても性能を諦めない方へモデルケースとして見ていただければと考えています。
冷暖房は6畳用壁掛けエアコン1台での全館冷暖房。Ua値0.2、C値0.1、太陽光4kw搭載。
設計はやまのすみか株式会社。


住宅データ
[表: https://prtimes.jp/data/corp/124462/table/3_1_b64a22ffc9fc16fbde980af97713bfaf.jpg ]
パッシブハウスとは、独パッシブハウス研究所の認定基準を満たす建築物に付与される認証。断熱だけでなく、窓の効果的な配置と日射熱活用、換気、気密性能などが厳密に問われ、冷暖房エネルギーの消費量が極めて少ないことの証です。
とっとり健康省エネ住宅『NE-ST』は、鳥取県が独自に設けた、家の「断熱」と「気密」の性能基準。快適で健康かつ省エネな住宅の普及拡大を目指し、2020年に制度が開始されました。2023年6月末時点の累積の申請数は428棟、うち最上位のT-G3は21棟となっています。
見学会概要
■日時:2023年7/28 (金)~7/29 (土)
■開催場所:鳥取県八頭郡智頭町大字埴師45-2
■予約制:各日10:00 - 20:30 (1枠あたり 90分、1日5組)
■予約フォーム:トップページ>お知らせ
またはURL https://yamanosumika.jp/info/kengakukai230728/
