命を守る防災ビジネス・技術・アイデアを社会へ
一般社団法人防災事業経済協議会(以下BOCO /代表理事:目黒 公郎 URL:https://www.boco.or.jp/ )は、2026年9月12日(土)、全国から応募された防災事業・防災技術・社会課題解決型ビジネスの中から、日本の未来の防災を担う優れた取り組みを選出する「BOCO防災事業コンテスト2026」を開催し、結果をご案内します。

BOCO 防災事業コンテスト最終審査会・表彰式メイン
【当日の開催報告】
1. 参加者の防災意識の高さが伝わる第1回の開催
9月12日(土)、今回が初の開催となる「BOCO防災事業コンテストBŌSAI EVOLVE2026 最終審査会」には、51社の応募企業から審査を勝ち抜いた6社のファイナリスト企業・法人関係者を含め約80名が参加しました。
7月28日に熊本県で発生した震度7の地震や千葉市など各地での豪雨災害では社会インフラにも甚大な被害が発生したばかりではなく多くの尊い命が失われました。さらに、日本には築40年以上を経過したマンション・建築物が100万棟を超え、今後も急速な老朽化が進むことが予測されています。
近年は南海トラフ巨大地震、首都直下地震、豪雨災害など、大規模災害への危機感がこれまで以上に高まっています。そのため参加者の多くは防災を一過性の取り組みとはせず、日常でも災害時でも役立つ“フェーズフリー”の意識を持ち、防災事業を活性化していくための課題に向き合おうとする意識の高さがうかがえました。
2. 6社のプレゼンテーション&質疑応答
各社ともに持ち時間一杯を使い、熱量の高いプレゼンテーションが実施されました。
- 最終審査に残ったファイナリスト企業・法人は以下の通りでした。
1.株式会社シェルターワン:避難所環境を改善するシェルターワン事業
トイレ、シャワー、キッチン、ベッドなどを広域連携で迅速に届け、避難生活の環境改善をめざす事業。
2. 奈良建設株式会社:災害時排水切替システム
断水や排水機能停止時にもトイレを可能な限り使い続けるための仕組みを提案。避難生活の衛生環境と災害関連の健康被害という重要課題に挑む。
3. NPO法人まもるをまもる:防災サウナ訓練支援事業
サウナを「楽しみながら参加する防災訓練」と、災害時の入浴・温熱支援に活用。平時と有事をつなぐ新しいフェーズフリー型の防災モデル。
4. 株式会社コネプラ:GOKINJO(ゴキンジョ)
マンション住民の日常的なコミュニケーションを、災害時の安否確認や助け合いにつなげるプラットフォーム。「顔の見える共助」をデジタルで支える。
5. 株式会社Digital Entertainment Asset:ピクトレ防災チャンピオンシップ2026
位置情報ゲームを活用し、市民が地域の防災設備や避難場所を発見・記録。「防災を、やらされるものから参加したくなるものへ」変える挑戦。
6.株式会社はんぽさき:共有地図 LivMap
平時のインフラ管理画面DXによる災害レジリエンスの向上。道路・水道管理など平時の業務から活用し、発災時の迅速な被害状況把握につなげる。

当日のプレゼンテーションの様子1.

当日のプレゼンテーションの様子2.

当日のプレゼンテーションの様子3.

当日のプレゼンテーションの様子4.
【優秀賞の2社】

優秀賞の2社発表画像
厳正なる審査の結果、株式会社シェルターワン、株式会社はんぽさきの2社が優秀賞に選出。それぞれ賞金30万円を獲得しました。
各社には副賞としてBOCOコミュニティ無料参加権利が付与されます。
【最優秀賞の発表:奈良建設株式会社】

最優秀賞の奈良建設株式会社
最優秀賞には奈良建設株式会社が選出。賞金100万円を獲得しました。
副賞は出資・融資に関する個別相談、事業メンタリング、専門家による技術・事業アドバイス(各3回)およびBOCOコミュニティ無料参加権利です。
- 表彰式の様子

表彰式の様子
・左側より審査員3名、
第一勧業信用組合 理事長 浪江 徹氏
新規事業家(R)︎ 守屋実氏
代表理事・東京大学大学院教授 目黒 公郎氏
・受賞者3名
奈良建設株式会社 加賀美 琴音氏
株式会社シェルターワン 児島 功氏
株式会社はんぽさき 小林 俊仁氏
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