治療と仕事の両立を支える「セルフ透析導入支援サービス」を開始し、初の提携先となる兵庫県宝塚市 くきクリニックと契約を締結
alba lab(アルバラボ)株式会社(東京都北区、代表取締役:櫻堂渉(さくらどうわたる)、以下弊社)は、2026年9月、透析医療施設を対象とする「セルフ透析導入支援サービス」を新たに開始しました。セルフ透析を導入する施設に対し、導入・運用に関わる支援を一体化して提供します。初の提携先として、医療法人社団九鬼会くきクリニック(兵庫県宝塚市、理事長:九鬼章尚)と導入契約を締結しました。同年内に患者さんの受け入れ体制を整える予定です。

セルフ透析施設で治療中にテレワークを行う様子(東京都北区 /田端駅前クリニック)
セルフ透析導入が決まった施設の外観(兵庫県宝塚市 /くきクリニック)
「セルフ透析導入支援サービス」の内容と提供範囲図

alba lab プロジェクトメンバーには医療者も含みます。
本サービスで導入するセルフ透析とは
セルフ透析は、医療施設で医療者の支援を受けながら、患者さん自身が透析の準備、穿刺、機器の操作、片付けに取り組む血液透析です。医療者とともに治療に関わり、必要な透析を続けながら、自分らしい生活を組み立てるための選択肢です。セルフ透析のしくみを利用する患者の就業率は81%。患者が主体となる透析の仕組みとして、2024年度グッドデザイン賞及びグッドフォーカス賞〔新ビジネスデザイン〕経済産業省 大臣官房 商務サービス審議官賞を受賞しています。(下記評価コメント)

セルフ透析は、2024年度グッドデザイン賞及びグッドフォーカス賞〔新ビジネスデザイン〕経済産業省 大臣官房 商務サービス審議官賞を受賞しています。(5773件中3件のみ選出)
グッドデザイン賞審査員評価文(原文)
医師主導に偏った透析環境に疑問を抱き、改善すべき課題として捉え、高いレベルで解決した実行力が評価された。優れたシステムの導入により、柔軟な時間調整が可能となり、就労機会の増加や、透析時間を自ら調整することによる健康状態の向上が実現している。また、プライバシーを考慮した、病床感を払拭した書斎のような空間は、透析時間を仕事や趣味に有効活用できるため、患者のストレスを大幅に軽減し、QOL(生活の質)の向上に大きく貢献している。さらに、このシステムは患者に限らず、病院の人的リソースの節約や、医療コストの削減に寄与している点も見逃せない。
患者主体のセルフ透析を、「実証」から施設への「導入支援」へ
透析が必要になっても、仕事や日々の暮らし、社会とのつながりを大切にしたい。その思いに応える選択肢の一つが、患者さんが治療に主体的に関わる「セルフ透析」です。
医療施設内で患者が医療者とともに治療に主体的に関わる『セルフ透析システム』を、2020年8月に国内で初めて(※1)医療法人社団 Oasis Medicalが運営する施設(田端駅前クリニック、東京新橋透析クリニック)へ提供開始し、実証を積み重ねて参りました。
患者数推移は、2021年末で6名。2025年末には34名、2026年3月時点で42名に増加し、セルフ透析に通う患者の就業率は81%です。(2026年3月医療法人社団 Oasis Medical 調べ)
今回開始したサービスでは、こうして培ったノウハウを各施設の体制に合わせて提供します。機器や手順だけでなく、医療者が患者さんと伴走し、患者さん自身が治療に主体的に関わるための教育や安全管理、施設運用を支援します。くきクリニックを第一歩に、この選択肢を地域社会に広げ、患者さんのQOL向上につなげていきます。
(※1)国内で初めての提供について
・alba lab株式会社自社調べ
・調査年月:2026年9月
・調査方法:Web調査。国内の透析医療機関・関係団体の公式サイト、学術文献、プレスリリース等の公開情報をもとに調査
・比較対象と選定基準:2020年7月末までに日本国内の医療施設で提供される血液透析の仕組みのうち、次の4条件をすべて満たすセルフ透析という定義に当てはまる基準をもとに比較。
1.医療者の支援と安全管理のもと、患者が透析の準備、穿刺、機器操作などに主体的に関わること。
2.1.の仕組みを施設として継続的に提供していたこと。
3.患者のライフスタイルに応じて、透析頻度および実施日・時間を患者が柔軟に調整できること。
4.患者の体調に合わせて透析量の向上を実現できること。
【今後の展開】東京から関西・全国へ。どこにいても、治療を続けながら自分らしく暮らせる社会へ
患者さんの居住地が変わったり出張や移動が発生したりしても自ら選択した治療を続けながら社会活動を続けることを目指します。
(1) 弊社がプロデュースするセルフ透析の実施医療施設でネットワークを構築
(2) 教育・安全管理・基準などの信頼性を担保した状態でノウハウを対象施設へ共有
(3) 必要な医療情報を安全に引き継ぎ、施設間で受け入れ体制の円滑化を実現
以上を起点に、セルフ透析の実施施設を増やすだけでなく、社会全体で、透析が必要になっても、自分らしく生きるための医療のあり方を考えるきっかけにつなげます。これは予防医療や、医療技術の発展とともに進めるべき課題です。
<企業情報>
alba lab 株式会社 (アルバラボ)
所在地:東京都北区田端1-21-8 NSKビル 4F
代表者:櫻堂 渉(さくらどう わたる)
WEBサイト : https://www.albalab.co.jp/
設立:2006年
資本金:500万円
従業員数:15名
電話番号: 03-3823-9080
広報直通携帯番号(小田):080-4128-4077
E-mail:oda@oasismedical.mygbiz.com