今年 ウイスキー愛飲者を拡大した功績を称えられ
今年のトレンドを映し出すヒット商品やサービスなどを表彰する「第28回 2015小学館DIMEトレンド大賞」
の発表・贈賞式が11日、東京都内で行われ、ニッカウヰスキーが「ジャパニーズ・ウイスキー」として、サントリースピリッツと共に「ライフスタイル部門賞」を受賞しました。
「小学館DIMEトレンド大賞」はその年のトレンドを表すような注目商品、ヒット商品、先見性に優れたと思われる商品やサービスに対し、「DIME」本誌とインターネットで読者の投票を募り、その投票を基に各賞を決定するもので、今年28回目を迎えました。
ジャパニーズ・ウイスキーは近年、海外のコンテストで最高賞を受賞するなど世界的な評価が高まっていることに加え、本年、ニッカウヰスキーの創業者・竹鶴政孝とその妻・リタをモデルとしたNHKの連続テレビ小説「マッサン」の放映により、女性などこれまでウイスキーになじみが少なかった層にも浸透し、愛飲者が急激に拡大しています。
ニッカウヰスキーでも国産ウイスキーの売上げは前年比145%(1-10月)と好調で、創業者・竹鶴政孝の名を冠した「竹鶴ピュアモルト」や主力ブランド「ブラックニッカ クリア」などが愛飲者の拡大に貢献しました。
授賞式のスピーチで、ニッカウヰスキー常務取締役の岸本健利は、
「創業者・竹鶴政孝は、『一人でも多くの方に
本物のウイスキーを飲んでもらいたい』との信念のもとにウイスキーづくりに邁進して参りました。その思いは今もニッカのウイスキーづくりに脈々と引き継がれております。これからもこのような賞がいただけるよう、普段はライバルでもありますサントリーさんと切磋琢磨しながらジャパニーズ・ウイスキーを盛り上げていきたいです。」と述べ、今後もジャパニーズ・ウイスキーの発展に貢献していく決意を述べました。