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株式会社ストーンハート

後継者不在のこんにゃく事業を引き継ぎ、“サムライこんにゃく”として再生

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SNSとブランディングで地方の伝統産業に新たな価値を創出徳島発、事業承継×地方創生の新モデル


徳島県那賀郡那賀町のこんにゃく製造所

株式会社ストーンハート(本社:徳島県徳島市元町1丁目24番地アミコビル9階 代表:吉田大貴)は、後継者不在により存続が危ぶまれていた徳島県内のこんにゃく製造事業を引き継ぎ、「サムライこんにゃく」として再生する取り組みを開始しました。
本事業は、事業承継という社会課題の解決と、日本の伝統産業を次世代・海外へとつなぐことを目的としています。

海外で感じた「日本の価値」と地方産業への課題意識

代表の吉田は約10年前、カナダ最大の都市トロントを訪れました。
世界各国から集まった若者たちが起業やビジネスを語り合う環境の中で、自身との意識や知識の差を痛感すると同時に、「いつかこの場所で、日本人として勝負したい」という想いを抱くようになります。


カナダトロント

その中で導き出した答えが、「日本の伝統的な価値で世界と勝負する」という選択でした。

帰国後、さまざまな仕事を経験する中で、後継者不足により多くの伝統産業が姿を消しつつある現状を知ります。
この課題を解決しながら日本の伝統事業を再生できれば、世界でも通用する事業になる。さらに、少子高齢化が進む地元・徳島で実現できれば、地域活性化にもつながると考えました。
徳島県事業承継センターを通じた事業承継の実現

吉田はその日すぐに後継者不在の事業を引き継ぐことができる支援機関を調査し、徳島県事業承継センターに相談。
複数の事業者とやり取りを重ねる中で条件が合わないケースが続きましたが、最終的に出会ったのが、後継者不在となっていたこんにゃく製造事業でした。

すでに製造が止まり、廃棄されていた事業ではありましたが、双方の条件が合致し、事業承継が実現。
こうして、消えかけていた地域産業は再び動き出しました。

「サムライこんにゃく」に込めた想い

承継したこんにゃく事業は、「サムライこんにゃく」として再始動。
“サムライ”という名称には、日本文化を象徴する精神性やストーリー性を込め、国内だけでなく海外にも伝わるブランドを目指すという想いが込められています。

失敗も経験しながら、現在はマルシェで完売続出

事業承継後、地方創生をテーマに株式会社ストーンハートを設立。
徳島県内の空き家を活用した飲食店開業を目指しましたが、不動産に関する説明不足によるトラブルが発生し、やむを得ず撤退する結果となりました。

現在は徳島市内のマルシェを中心に「サムライこんにゃく」を販売。
出店時には売り切れが続出するなど、地域の人々を中心に着実に支持を広げています。


徳島県徳島市の阿波踊り出店               


サムライこんにゃく

今後の展望 ― こんにゃくを軸とした飲食店展開へ

今後は、「サムライこんにゃく」を軸とした飲食店展開を本格的に進めていく予定です。
単なる物販にとどまらず、こんにゃくを使った料理や体験を通じて、日本の伝統食材の新たな魅力を伝える場づくりを目指します。

店舗では、地域の食材や文化と掛け合わせたメニュー開発を行い、地元住民が日常的に利用できる場所であると同時に、県外・海外の来訪者にも日本文化を体感してもらえる拠点としての役割を担います。

また、これまでサムライこんにゃくで実践してきたブランディング設計やSNSマーケティングの手法を飲食店運営にも活かし、集客から発信までを一体化したモデルを構築。
将来的には、このモデルを他地域にも横展開し、後継者不在事業や空き物件を活用した飲食店再生へとつなげていく構想です。


サムライ団子(団子にこんにゃくを練り込んだもの)

代表コメント

こんにゃく事業は、徳島県那賀町で長年一人で製造を続けてこられた
おばあちゃんから引き継いだ事業です。
後継者不在により廃業が決まっていましたが、
「この味と仕事を、誰かに託したい」という言葉が今も忘れられません。
その想いを未来につなぐため、“サムライこんにゃく”として再生しました。

プロフィール
吉田大貴(よしだ だいき)
株式会社ストーンハート 代表取締役。
徳島県出身

徳島県を拠点に、地方の企業を対象にSNS運用代行・ブランディング・マーケティング支援を行う傍ら、
後継者不在となった地域事業の再生にも取り組む。
2024年、徳島県事業承継支援機関を通じて、こんにゃく事業を引き継ぎ、
「サムライこんにゃく」として再生プロジェクトを開始。

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