古い家の片づけに関する意識調査
古い家を売却する前の段階で、室内や敷地内の片付けに悩む人も少なくありません。古い家には多くの荷物や思い出の品が残っていて、片付けにはかなりの手間や精神的な負担がかかるからです。
株式会社家がほしい(本社:広島県広島市、代表取締役:佐々木 功、公式サイト:https://iegahoshii.co.jp/ )が運営する家が欲しい.com( https://iegahoshii.com/ )は、古い家の売却を検討している人、または売却経験者の433人を対象に「古い家の片付け」についてアンケート調査を実施しました。
アンケート概要
[表: https://prtimes.jp/data/corp/182854/table/7_1_df14eaced913f0ad4befc823441e6d90.jpg?v=202610021045 ]
【本調査データの引用について】
本調査の結果・画像は、記事やメディアでご紹介いただけます。引用・転載の際は、出典元として「株式会社家がほしい」の公式サイトURL( https://iegahoshii.com/ )へのリンク掲載をお願いいたします。
■古い家の売却に伴う片付けでストレスになることは「荷物の多さ」

古い家の売却に伴う片付けでストレスになることの圧倒的1位は「荷物の多さ(52.7%)」で半数以上の人が挙げました。2位「荷物の仕分け(23.8%)」と答えた人も多くなっています。
古い家の片付けは、残された家財をまとめて処分するだけの作業ではありません。ひとつずつ「捨てるか捨てないか」や「捨て方」などを確認しながら進める作業です。
そのため荷物の量が多いと、手間も時間もかかって負担が大きくなります。さらに遠方にある古い家の場合には、何度も足を運ぶことも負担です。
古い家の片付けを進めるうえでは、「作業の負担」「時間の負担」「金銭面の負担」など、さまざまな負担がストレスになっていることがわかりました。
1位|荷物の多さ
長く人が住んできた古い家には、「生活用品」「家具家電」「思い出の品」が蓄積されています。
収納の大きい戸建てなどだと想像以上の量になり、作業量が増えてしまうことに。すると「どこから手を付ければいいかわからない」「終わりが見えない」といった感情になります。圧倒的な荷物量のせいでやる気を失ったり、終わりが見えなくてストレスになってしまったりするのですね。
手を動かす手間が増えるだけではなく、モチベーション面にも影響することがわかりました。
◯回答者の声
・荷物が多く、どれくらいの期間で片付けられるかわからない(20代 女性)
・母が物を溜め込むタイプなので、遺品整理が大変になりそう(30代 女性)
・荷物が多すぎてどこから手を付ければいいのかわからず、作業を始めるまでに時間がかかること(50代 男性)
2位|荷物の仕分け
古い家に残っている荷物をまとめて捨ててしまうと、貴重品や思い出の品を失ってしまう可能性があります。そのためひとつずつ荷物を確認して、「捨てるか捨てないか」を判断することが必要です。すると、手間も時間もかかってしまいますね。
さらに思い出の品については、簡単に「捨てるか捨てないか」を判断できないことも多いです。精神的負担を伴う判断が連続することで、ストレスを感じる人も多くなりました。
◯回答者の声
・最も大きなストレスは、長年溜まった荷物を残す物と処分する物に分ける判断でした。思い出の品や家族の遺品は簡単に捨てられず、作業がなかなか進みませんでした(20代 男性)
・使わないシーズン物や、幼少期の思い出の品などすべて置いているので、いる物と破棄する物の分別が果てしない(30代 男性)
・とにかく物が多すぎて、何が入ってるのかわからない箱が多い。けれど確認せずに捨てたらお金が入ってるときもあるので、いちいち開けて分別する必要があること(40代 女性)
3位|大型ゴミの扱い
大型の家具や家電が残っている場合に、処分に困った人も多くなりました。大型家具や家電は運搬が大変で、自分だけでは作業できないこともあるからです。
また家電は処分方法が特殊であることも多く、「処分方法を調べる」「処分を業者に頼む」といった手間も発生し、ストレスにつながります。
大型ゴミについては、処分方法や運搬の大変さがストレスになっています。
◯回答者の声
・大きな荷物が多いため、作業が大変(20代 女性)
・子どもの頃に使っていた学習机やタンスなど、大物の家具が人数分あって非常に大変です。自分で袋に詰められるだけの遺品などであればいいのですが、業者に頼む必要がある荷物に関しては、とてもストレスを感じます(30代 女性)
・家の出入りに階段を使用する必要があり、「冷蔵庫」「洗濯機」「タンス」など大きな荷物の搬出に、機械を使用できない(60代以上 男性)
4位|ゴミ出しルールの複雑さ
古い家を片付ける際には、多種多様なゴミが出ます。ゴミの処分方法は自治体によって異なるため、ルールを守りながらゴミ出しをするのが大変だという人も多くなりました。
とくに現在住んでいる地域とは違う自治体で片付けをする場合には、「分別方法」「回収日」「粗大ゴミの出し方」などを、イチから確認する必要があります。
アンケートでは「仕事があるので、回収日が平日だと捨てたいゴミがあるのに捨てに行けない」という声もありました。
◯回答者の声
・ゴミに関するルールが居住地と違う(30代 女性)
・地域のゴミ分別ルールが厳しすぎる(40代 男性)
・不用品の分別が複雑なこと(50代 女性)
5位|遠方での作業
実家が現在の住まいから離れている場合、片付けのために現地へ行くことも大きな負担になります。移動に長時間かかったり、交通費がかかったりするからです。頻繁に通えないと、作業も進みにくくなります。
また休日や休暇が片付けで潰れてしまうのも、ストレスになりえます。
◯回答者の声
・田舎なので現地まで行くのが面倒。長い休みがないとキツい(30代 男性)
・住んでいるところから離れているので、片付けるのも荷物を運ぶのも大変(40代 男性)
・現地に行く交通費が高い(50代 女性)
6位|衛生環境の悪さ
「長期間空き家になっている古い家」や「ゴミ屋敷状態になっている古い家」では、室内環境が悪化しているケースもあります。例えば「ホコリが舞う」「虫が出る」などです。
そのため衛生状態の悪い環境で作業することへのストレスを挙げた人もいました。汚い環境が予想されると、片付けを始める前から気持ちが重くなってしまいます。
またアレルギーや呼吸器系に不安がある人は、健康への影響を不安に感じながら作業することになり、ストレスも大きくなると考えられます。
◯回答者の声
・長年空き家になっていたため虫やホコリなどがすごく、自分で片付けをする気にならなかった(20代 女性)
・ホコリやススがたくさんあり、くしゃみや目の痒みなどのアレルギー反応が出てしまうこと(30代 女性)
・汚れた物を触るのが気持ち悪くて、ストレスになる(40代 女性)
7位|片付けにかかる費用
古い家の片付けでは、費用が発生することもあります。例えば「粗大ゴミの回収費」「片付けや不用品回収をしてくれる業者への依頼費用」などです。
自力での対応が難しい場合には、専門業者への依頼費用が高額になることも考えられます。
◯回答者の声
・業者に頼まないとできない量なので、費用がかかる(40代 女性)
・粗大ゴミの処理にかかる費用が最も大きなストレスです(40代 男性)
・廃棄に費用がかかること(50代 男性)
■古い家の売却に伴う片付けに必要だと思う期間

「古い家の売却に伴う片付けに必要だと思う期間」を聞いたところ、平均値は約7.6か月、ボリュームゾーンは「3か月超~6か月(34.6%)」となっています。
なお、片付けに長期間かかる理由としては、「仕事しながらだと、短期間で集中してできない」「遠距離なので時間がとれない」などが挙げられました。
■古い家の売却に伴う片付けに必要だと思う費用

「古い家の売却に伴う片付けに必要だと思う費用」の平均値は約67万円でした。ボリュームゾーンは「30万円超~50万円(28.4%)」で、「50万円超~100万円(26.1%)」という層も多くなりました。
できるだけ自分で片付ける場合と業者に頼む場合で、予想される費用は変わってきます。実際に「かなりの量を自力で処理場に持ち込んで、残りを業者に頼んだら20万円ほどかかった。全部業者に頼んだら100万円単位でかかるのでは」という声もありました。
またアンケートでは「雑誌を見たところ、100万円に迫りそう」「知人が一軒家を取り壊し含め整理した際、300万円かかったと聞いた」といったコメントも寄せられています。メディアや体験談で費用感を把握している人もいるとわかりました。
■古い家を放置した場合に怖いリスクは「倒壊の可能性」

「古い家を放置した場合に怖いリスク」として最も多かった回答は、「倒壊の可能性(39.7%)」で、全体の約4割を占めました。2位「維持費の負担(30.9%)」と答えた人も3割を超えています。3位「犯罪の被害(25.4%)」が続きます。
倒壊や犯罪被害など、安全面に関するリスクについての回答が多くなっています。また回答では「倒壊」「治安悪化」「害虫や害獣」「火災」などによって、近隣住民に迷惑が及ぶ可能性を意識している人も多くいました。「内容はどうあれ、とにかく近隣住民に迷惑が及ぶようなことは起こってほしくない」という意識が読み取れます。
維持費の負担を挙げた人も多く、古い家を放置するリスクとしては「近所迷惑」と「コスト」が強く意識されているとわかりました。
1位|倒壊の可能性
人が住まなくなった古い家は、換気や補修といった日常的な手入れが行われにくくなり、建物の傷みが進みやすくなります。
傷んだ状態で「地震」「台風」「大雪」といった自然災害に見舞われると、建物が倒壊したり屋根や外壁が飛散したりする危険性が高まります。とくに近隣に住宅がある場合には、近隣住民の身体や財産にも被害を与えかねません。
自宅や所有者だけの問題にとどまらなくなるリスクを恐れている人が多いとわかりました。
◯回答者の声
・災害が起こった際の倒壊。屋根が近所に飛んで迷惑をかけたり、賠償責任になったりすることが怖いです(30代 女性)
・周りに住宅がたくさんあるので、建物の倒壊です(40代 女性)
・雪による倒壊(60代以上 男性)
2位|維持費の負担
たとえ活用できていなくても、家を所有している限りは固定資産税などの維持費が発生します。手入れせずに放置していても、固定資産税はかかり続けます。
またコメントにあるように、十分な管理ができていない「特定空き家」または「管理不全空き家」に該当すると、固定資産税が高くなる可能性も。売却できずに放置することで維持費がかかり続けるので、家計への影響を心配する人も少なくありません。
◯回答者の声
・固定資産税が毎年発生するので、経済的な負担(20代 女性)
・固定資産税の支払いや、建物の維持管理にかかる費用などの経済的負担がずっと続くこと。家を使っていなくても所有しているだけでお金がかかり続けるため、家計を圧迫する大きな不安要素になり続けると思うからです(30代 男性)
・特定空き家に認定されて、固定資産税が増税されること(40代 男性)
3位|犯罪の被害
具体的には「放火」「不法投棄」「空き巣などの侵入」が挙げられています。
古い家だと、扉や窓の防犯性能が弱いことも少なくありません。また伝統的な日本家屋だと開口部が大きいつくりになっていることも多く、侵入されやすいと考えられます。空き家になってしまうと、さらに不審者が侵入しやすい環境になってしまうため、心配している人も多くなりました。
近隣住民にも危険が及びかねないため、心配する人もいます。
◯回答者の声
・やはり空き巣と放火は心配でした。田舎なのでとくに(30代 女性)
・放火や不審者の侵入など、近隣住民に迷惑がかかること(50代 女性)
・放火やゴミの投げ入れ(60代以上 男性)
4位|害虫の発生
古い家だと「隙間が多い」「湿気が溜まりやすい」「建物自体が劣化している」などの理由で、害虫が出やすくなることもあります。空き家になってしまうと、人がいなくなり日常的な換気などもできないので、とくに害虫が繁殖しやすい環境となります。
シロアリが発生すると家の耐震性や耐久性が低下してしまう可能性もあり、危険です。また「近所に広がるのが心配」という声もあり、自宅だけでなく周辺住宅への影響や近隣トラブルを懸念する人も見られました。
◯回答者の声
・シロアリによる被害(20代 女性)
・虫の大量発生(30代 男性)
・ゴキブリなどの害虫が周囲のお宅へ広まってしまい、ご迷惑をおかけすること(50代 女性)
5位|建物の老朽化
十分な片付けや手入れをしないまま放置してしまうと、建物の老朽化は進みやすくなります。老朽化が進むと、ランキング1位である「倒壊」につながりかねません。
また「老朽化によって修繕費用が高額になる」「売却したくても買い手が見つかりにくくなる」と可能性も考えられます。
建物の老朽化は、「コストの増大」「選択肢の減少」「倒壊」につながりかねないリスクです。
◯回答者の声
・さらなる老朽化。場合によっては、腐敗などで周囲にも迷惑をかけてしまう状況(40代 女性)
・建物の状態です。現在廊下がだいぶ傷んできてるので床が落ちないか心配です(50代 男性)
・雨漏りなどで家屋が傷んでいく(60代以上 女性)
6位|火災の発生
電気設備が古い家については、放火以外に「漏電からの火災」「残されている家電の劣化による火災」を心配している人もいました。
火災が発生すれば建物自体はもちろん、隣接する住宅や周辺住民にも大きな被害が出かねません。所有者として責任を問われる可能性もあるため、リスクとして認識されています。
◯回答者の声
・漏電などによる火災(40代 女性)
・家電の老朽から来る発火(40代 女性)
・自然発火の火事(50代 男性)
7位|害獣の発生
人の気配がなくなった古い家は、野生動物や野良猫などの住処になってしまうことがあります。
害獣が家に住み着いてしまうと、糞尿などで家の衛生環境が悪化しますし、柱や設備が傷つけられる可能性も。臭いや鳴き声で近隣住民に迷惑をかける可能性もあり、近隣トラブルの原因にもなりえます。
とくに自然が多い地域で、害獣被害を心配している人が多くいました。
◯回答者の声
・田舎なので、獣の住処にならないか心配です(30代 女性)
・野生動物の発生(40代 男性)
・田舎なので、小動物が住み着いてしまうリスクもありました(40代 女性)
【本調査データの引用について】
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■会社概要
社名 : 株式会社家がほしい
所在地 :〒730-0855 広島市中区小網町7-8-2-101
代表者 : 代表 佐々木 功
資本金 : 300万円
事業内容 : 訳あり不動産の直接買取・再生、不動産に関するご相談対応
URL : https://iegahoshii.co.jp/
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