エム・コーポレーションの完全密閉型IP65モニター「エムテクション(R)」が正式導入決定
完全密閉型(IP65)×結露抑制×1台から自由設計-国内外に前例のない防塵・防水モニターが、卸売市場DXの最後の壁を崩す。43インチ6台・19インチ3台、合計9台の正式導入が決定。
株式会社エム・コーポレーション(埼玉県川口市、代表取締役:梅津 睦秀)は、食肉卸売市場における冷蔵・多湿・粉塵環境下の情報表示課題に対応する完全密閉型モニター「エムテクションモニター」の導入事例を公開。43インチ6台・19インチ3台、合計9台が2027年6月に正式導入されることが決定した。卸売市場DXの「最後の壁」とも言われた耐環境問題に、エムテクションが正面から答えを出す。

【 43インチモデル 】冷蔵・多湿環境に対応する完全密閉型IP65モニター 1027×615×60mm 約28kg
【 19インチモデル 】狭い設置スペースにも対応。 450×375×60mm 約8.5kg
■ なぜ「今」なのか-卸売市場DXが待ったなしの理由
日本の卸売市場は今、構造的な転換点を迎えている。少子高齢化による人手不足が深刻化し、熟練スタッフの退職とともに「暗黙知」による現場運営が限界を迎えつつある。取引情報・価格情報・作業指示の「見える化」-すなわち現場可視化-は、もはや生産性向上の選択肢ではなく、市場運営継続に直結する喫緊の課題だ。
食肉現場特有の過酷な労働環境の改善も急務だ。情報伝達の非効率、紙掲示の氾濫、口頭指示への依存-これらを解消し「働き方改革」を現場に届けるためにも、過酷環境DXの推進は待ったなしの状況にある。しかし現実には、「使えるモニターがなかった」という一点が、卸売市場DX化の最大の障壁であり続けてきた。
■ 食肉の卸し現場に、まともに使えるモニターが存在しなかった
食肉卸売市場の現場は、冷蔵・高湿度・粉塵・排気ガスという四重苦の環境だ。一般的な商業用モニターでは、湿気が筐体内部に侵入し、結露が発生し、やがて故障する-その繰り返しが現場の常識だった。「壊れるから、置かない」。それが卸売市場のDXを止めていた本質的な理由である。
大量生産・大量販売を志向する海外メーカーはこのニッチ市場に参入せず、国内業者は防塵・防水化の技術と1案件ごとの仕様対応力を持ち合わせていない。
市場DXを実現するためのハードウェアが、文字通り「世の中に存在しなかった」のだ。
■ エムテクションモニターが「その壁」を壊した理由
エム・コーポレーションが開発・製造する「エムテクションモニター」は、過酷環境DX・卸売市場DXを前提に設計された完全密閉型モニターだ。
3つの独自強みが、従来製品との決定的な差を生む。
● 完全密閉型(IP65)
湿気・粉塵・排気ガスの筐体内侵入を構造的に遮断
冷蔵・多湿環境でも安定稼働を実現
● 結露抑制機能
独自機構(ベントによる自然通気)により内部水分の滞留を抑制
湿度10~100%・動作温度0~50℃の環境に完全対応
●1台から自由設計
狭い支柱・壁面にも対応する薄型・軽量設計(奥行60mm統一)
100案件あれば100通りの仕様で対応
この3要素の組み合わせは、国内外の競合他社には実現できていない唯一無二の強みだ。
過酷環境DXを必要とする現場に「1台から・その現場だけの仕様で」提供できるメーカーは、国内外を問わず存在しない。
エムテクションモニターの詳細はこちら: https://emu-corp.com/fanless/monitor
■ 現場の声-導入決定者インタビュー
今回の導入決定にあたり、食肉卸売市場の現場責任者から直接インタビューを実施した。
以下にその回答を掲載する。
1. 導入の決め手
1. 冷蔵環境という厳しい条件下でも安定使用できる耐久性・信頼性
2. 離れた場所からでも情報確認できる高い視認性による作業効率向上
3. 導入実績・サポート体制への安心感と長期運用への信頼性
2. 期待される効果
1. 処理状況確認の迅速化による現場全体の作業効率向上
2. リアルタイム情報共有による確認ミス・伝達ミスの低減
3. 特殊環境下での安定表示による現場運用の信頼性向上
3. 具体的な変化
1. 処理情報・各種表示を現場作業員が即時確認できる環境を整備
2. 視認性向上により必要情報を迅速・正確に共有
3. 伝達ミス削減・現場運営の円滑化・継続的な安定運営への貢献
“ エムテクション製モニターを導入することにより、作業現場における処理情報や各種表示内容を、現場作業員が即時に確認できる環境が整いました。
視認性が向上し、必要情報を迅速かつ正確に共有できるようになることで、作業効率の向上・伝達ミスの削減・現場運営の円滑化が期待されています。
また、特殊環境下でも安定稼働できることから、継続的で安定した運営への貢献にもつながると考えております。 ”
■ 今回の導入概要
[表1: https://prtimes.jp/data/corp/183433/table/7_1_1fcca5eac20a4f9186f52aa39cf09302.jpg?v=202606010845 ]
■ 導入により期待される具体的効果
[表2: https://prtimes.jp/data/corp/183433/table/7_2_a86f0f4dffa6927aa88acc80da00f876.jpg?v=202606010845 ]
上記に加え、取引現場でのリアルタイム情報表示が実現することで、市場DXの中核となる「現場の見える化」が大幅に前進する。
人手不足が深刻な現場において、情報伝達の効率化は労務負担軽減と直結する。
■ 製品仕様(2モデル比較
[表3: https://prtimes.jp/data/corp/183433/table/7_3_d7f7fd2c8d3fec317b4e4858bee0008a.jpg?v=202606010845 ]
■ 今後の展開
エム・コーポレーションは食品卸売市場にとどまらず、食品工場・物流倉庫・屋外サイネージなど、多湿・粉塵・温度変化の厳しい環境全般を対象とした過酷環境DX支援を強化する。
「現場のDX化を阻む物理的な障壁をなくす」-その使命のもと、1台から最適な筐体設計と表示環境を提供し続ける。
卸売市場DX・過酷環境DXという市場において、エムテクションはその名の通り「守る技術」で日本の現場を支え続ける。
【会社概要】
社名:株式会社エム・コーポレーション
設立:1997年9月26日
所在地:埼玉県川口市飯原町
事業内容:防塵・防水モニター・パネルPC・産業用筐体の設計・製造販売
(商標登録:エムテクション)
URL:https://emu-corp.com/
お問い合わせ:https://emu-corp.com/contact/form
本リリースの背景(現場課題)と技術解説を、近日noteで公開予定です。