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Crevo株式会社

「クラウドソーシング白書2013の第3弾”ワークスタイル・ライフスタイル編”」designclueが世界中のフリーランスデザイナーの実態調査結果を発表

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~世界最前線のワークスタイルのリアルをお届け~

国内最大級のデザイン特化型のクラウドソーシングサイト「designclue (デザインクルー)」を運営するCrevo株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役:柴田 憲佑 以下「クレボ」)は、「クラウドソーシング白書2013」と題し、designclueに登録するフリーランサーを対象としたワークスタイルとライフスタイルを調査いたしました。

designclue( http://www.designclue.co/ )を利用して働くデザイナーへのアンケート結果とインタビュー結果をインフォグラフィックにまとめたものを発表いたします。
第3弾では、フリーランスデザイナーのワークスタイルとライフスタイルにフォーカスを当て、デザイナーの職業や年齢などについてアンケートを実施した。後半では、3名のデザイナーに対してインタビューを実施し、仕事のことから家族などに関するプライベートなことまで伺いました。

1.目的
国内のみならず世界中のフリーランサーの活動の様子を調査し、グローバルクラウドソーシングの実態について分析した。
第3弾では、実際にdesignclue (http://www.designclue.co/ ) に参加しているデザイナーへのアンケート結果を元にデザイナーとしての経歴や実際の働き方をインタビューし、その実態を調査した。

2.リサーチの概要
・調査方法:「designclue」登録デザイナーへのアンケート及び、デザイナーへのインタビュー
・調査期間:2013年6月20日~7月10日
・ 対象者:designclueデザイナー1430名(うちインタビュー3名)
・有効対象数:135名
・対象者属性:日本人11名(8%)、その他の国籍124名(92%)

3.リサーチ結果
 3-1.デザイナー年齢
designclueで活躍するデザイナーの年齢は30代が54.8%と過半数であった。平均年齢は36.8歳であった。
[回答結果]
20歳未満が5.9%
20代が20.7%
30代が54.8%
40代が14.1%
50歳以上が4.4%

 3-2.デザイン経験年数

デザイナーとしての経験年数に関しては、10年以上の熟練したデザイナーが31.1%いることがわかった。4-5年の経験を持ったデザイナーが34.8%おり、全体の65%以上は4年以上の十分な経験を持ったデザイナーであることがわかった。

 3-3.職業

最も多い職業はフリーランスのデザイナーであり全体の55.6%を占めていた。次は20.0%のユーザーが企業でデザイナー職として勤務している会社員が副業としてdesignlueを使っていることがわかった。その他には、学生や主婦デザイナー、普段は非デザイナー職として働いているが週末を利用してdesignclueを使っているデザイナーもいた。
[回答結果]
フリーランスデザイナー 55.6%
デザイナー職会社員(副業) 20.0%
デザイン代理店 8.1%
主婦デザイナー 5.9%
学生 5.9%
非デザイナー職会社員(副業) 4.4%

 3-4.利用クリエイティブツール

デザイナーがどういったソフトウェアを用いているのかを調査した。46.7%のデザイナーがCorelDRAWを使用している。Adobe Illustrator CS6を使っているデザイナーが全体の31.9%おり、最新のソフトを使うデザイナーが多くいることもわかった。

4.海外デザイナーインタビュー
 4-1. toingさん(30代 マレーシア人)

toingさんはデザイナーとしてマレーシアのシステム開発会社で働いている。会社ではチラシや新聞広告、ポスター、ビデオなど幅広く色々なものを作っているそうだ。デザイナーとしてのキャリアは長く、2つの美術学校を卒業後、広告会社で広告デザイン、新聞社でのイラスト制作、ショッピングセンターでのチラシ、パッケージデザインなど…かなり多岐に渡るデザインのキャリアを持っている。また、時間のある時は奥さんと2人の息子と娘の家族5人でと一緒に楽しい時間を過ごしているとのことでした。彼にとって、designclueは世界中のデザイナーのデザインが集まる最先端の環境であり、日々勉強になっているとのことであった。
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ユーザー名:toing
採用回数:7回
報酬:$2,133(約21万円)
国籍:マレーシア
職業:システム会社デザイナー
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 4-2. leechさん

leechさんは日本のデザイン会社と契約している働いいるデザイナーである。本職ではSkypeやメールで日常的に会社と連絡を取り合って仕事をしているようだ。大学でグラフィックデザインを専攻し、それから10年程度デザインの仕事をしている。また、勤務日数は週3日で、残りはクラウドソーシングでの仕事や家族との時間を過ごしている。妻と息子と3人でショッピングモールに行くのが家族の楽しみになっていると言っていた。designclue以外にも複数のクラウドソーシングサービスを利用していたが、日本人のクライアントが非常に優しく丁寧な対応をしてくれるため、designclueでの仕事が好きなんだそうだ。日本人の仕事に対する姿勢をすごく評価しているのが伝わってきた。
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ユーザー名:leech
採用回数:7回
報酬:$1,098(約11万円)
国籍:フィリピン
職業:フリーデザイナー
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 4-3. ryanayusteさん

なんと、ryanayusteさんはフィリピンの美術大学で教鞭を振るう教授である!デザインに対する真摯で真面目な姿勢は圧巻であった。「クライアントがどういったデザインを求めているか」を非常に重視しており、designclueのフィードバック機能を使うことで円滑にコミュニケーションが取れ、クライアントの要望を汲み取りやすい点を評価してくれた。そして、誰よりもデザインが好きであることを笑顔に語ってくれた。また、姉が日本の大学で英語の教師をしているため、昔から日本には関心があったそうだ。妻と息子がおり、息子を抱いたままデザインをすることもあるそうで、家族みんながデザインを愛している雰囲気が伝わってきました。
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ユーザー名:ryanayuste
採用回数:13回
報酬:$2,899(約28万円)
国籍:フィリピン
職業:美術大学の大学教授
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5.総括
デザイナーの年齢、経歴などの調査結果から、一般的に素人や駆け出しといったアマチュア層がメインではないことがわかる。デザイン経験が豊富なデザイナーにとって「経験を活かして新しい仕事を得ることが出来る環境」としてのクラウドソーシングであることがわかる。また、一方で経験が浅いデザイナーにとっては勉強や経験を積む場所として活用されているようだ。実際にインタビューでも「世界中から集まるデザインを見てかなり勉強している。」と語ってくれたデザイナーもいた。
フリーランスのデザイナーが半数を超えており、彼らにとって先進国からのデザインの仕事はかなり高い給与を獲得できるものであることが示唆できる。それを可能にしたのがクラウドソーシングであることは明白である。
実際にdesignclueで何度も勝利をしているデザイナーにインタビューを行った結果から、彼らのモチベーションの高さと生活への影響が明らかになった。クラウドソーシングにおいてもデザイン製作で重要な点はクライアントの要望をいかに汲み取るかであり、その点に関しては各々工夫を凝らしていることがわかった。
また、世界中から提案されるデザインから学ぶことも欠かせないとのことであった。
週3日しか働いていないと語ってくれたデザイナーも実在するように、クラウドソーシングでの報酬でかなり充実した生活を送れているようであった。
実際のユーザー調査からクラウドソーシングの実情を明らかにした。
1.途上国においては平均給与の数倍もの金額を稼ぐことができる
2.キャリア、及び実力のあるユーザーが多く存在する

■designclueの概要
designclueは、世界60ヶ国のデザイナーに、日本語でデザインを依頼できるコンテスト・プラットフォームです。 ロゴ、名刺、チラシ/フライヤー、iOSアプリアイコンなどが約 20,000 円から発注することができます。 品質の高いデザインを安価で制作することができます。
URL:http://www.designclue.co
運営会社名:Crevo株式会社
代表者:代表取締役 柴田憲佑
   :記事作成者 浦祐介
住所:〒150-0043 東京都渋谷区道玄坂1-19-9 第一暁ビル7階
設立日:2012年6月5日
事業内容:デザイン専門のマッチングサイト「designclue」の運営
URL:https://crevo.jp/
[ビジョン]
世界と関わる経験を持つことで、海外に対する抵抗感を減らし、より身近に感じられることから、国際的に活躍する人材を創出するきっかけを生むことを目標としています。

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