― 日本の産業変革を推進すべく、「BIG4」領域への投資を加速。グループAUMは750億円規模へ ―

Spiral Capital株式会社(本社:東京都港区、General Partner兼CEO:奥野友和、以下「Spiral Capital」)は、この度「Spiral Capital Japan Fund 3号投資事業有限責任組合(以下、3号ファンド)」の募集を完了し、ファイナルクローズしたことをお知らせいたします。ファンド総額は、目標としていた150億円に到達しました。
今回のクローズにより、Spiral Capitalグループ全体(ジェネラルファンドおよびCVCファンド)の運用資産総額(AUM)は約750億円に拡大し、独立系ベンチャーキャピタルとして国内トップクラスの規模へ成長しています。
■ 3号ファンドの投資戦略
3号ファンドは、日本経済の持続的成長に不可欠な「産業変革(Industrial Transformation)」と「社会課題解決(Social Impact)」の両立を目指し、以下の戦略に基づき運用を行います。
投資の対象ステージとしては、シード・アーリーステージへのリード投資をメインとしつつ、事業拡大期のミドル・レイターステージにも一定割合の投資を行います。
投資領域としては、以前より注力してきた巨大産業3カテゴリに、あらゆる産業を横断的に変革するメガトレンドであるAIを加えた以下の4カテゴリを「BIG4」として重点領域に位置づけています。
- AI
- Smart Infrastructure
- FinTech
- Healthcare
また、グローバル展開可能なディープテック企業への投資も強化し、日本発イノベーションの競争力向上を図ります。
さらに3号ファンドでは、投資活動を通じて創出される社会インパクトを可視化するため 「Theory of Change(ToC)」を導入し、Environment・Wellness・Work Engagement・Diversityなどの価値創出に取り組んでいきます。
■ 出資者の概要
本ファンドには、多くの金融機関・機関投資家、事業会社の皆さまにご出資いただきました。
また、金融機関・機関投資家の出資比率が金額ベースで80%超に達しました。
<主な出資者(順不同)>
金融機関・機関投資家
- 産業革新投資機構
- 三菱UFJ銀行
- 三井住友信託銀行
- 群馬銀行
- 住友生命保険相互会社
- SMBC日興証券
- Kiwoom Investment(キウムインベストメント) 等
事業会社
- 京王電鉄
- 伊藤忠丸紅鉄鋼 等
■ 今後の展望
Spiral Capitalは、シード・アーリーステージを中心としたリード投資および事業会社との連携によるオープンイノベーション支援を強みとしています。
3号ファンドではすでに、
- newmo(タクシーDX)
- Turing(完全自動運転AI)
- MOZU(建築資材調達DX)
- Zevero(炭素会計AI)
- BACKSEAT(埋込型暗号資産取引所)
など、各産業の構造を大きく変えるスタートアップへの出資を実行しています。
今後も、次世代ユニコーンの創出に向けた投資活動を加速するとともに、日本発イノベーションの持続的成長に貢献してまいります。
■ ファンド概要
[表: https://prtimes.jp/data/corp/53301/table/9_1_806967d0b93984168806b1c3ed1bd429.jpg?v=202512270245 ]
■ Spiral Capitalについて
Spiral Capitalは、2016年創業の独立系ベンチャーキャピタルです。“Spiral into Growth” をミッションに掲げ、産業変革と社会課題解決に挑むスタートアップの成長を支援しています。現在運営する3号ファンドでは、AI・Smart Infrastructure・FinTech・Healthcareの「BIG4」領域を中心に、日本から次世代のユニコーン企業を生み出すことを目指しています。
また、グループ会社であるSpiral Innovation PartnersやCVCコンサルティング会社のノウハウ・ネットワーク・リソースを活用し、LPおよび投資先に対して包括的なオープンイノベーション支援を提供しています。
Spiral Capitalグループ公式サイト:https://spiral-cap.com/