竹中工務店（社長：佐々木正人）は、2025年2月8日（土）より2月24日（月・祝）まで、「『たてものめがね まちめがね展』宇宙から虫まで、縮尺で考える建築の見方」を、VS.（ヴイエス、大阪市北区大深町6番86号 グラングリーン大阪 うめきた公園 ノースパーク）にて開催します。
本展は、建築やまちをつくるアイデアに触れる展示・ワークショップを通して、幅広い層の来場者に“たてものづくり・まちづくりのおもしろい！”を発見していただくことをめざした展覧会です。
建物をつくるとき、ある割合で小さくして考える「縮尺：スケール」という考え方を使います。縮尺が小さくなると手にとれるサイズの図面や模型に想いを表現します。一方で、情報がそぎ落とされるため、小さな世界の中に見えていないモノ・コトに自由に想像力をはたらかせ、実際の大きさの世界とつなぎ合わせます。
本展では、こうした想像力を使いながら、いろいろな縮尺でモノ・コトを眺め、たてもの・まちのおもしろいを探っていただきます。
開催概要
[表: https://prtimes.jp/data/corp/30225/table/10_1_fdba06d5294b7bd60c81fe503d6aca38.jpg ]
背景
本展は、当社が手掛けてきた建築作品や実績を紹介する通常の企業展ではなく、当社の若手を中心とした展示企画チームを結成し、展示コンセプトから展示物製作、会場演出までを一貫して行う新しい試み、” TAKENAKA AS AN ARTIST” に挑戦しています。「従業員が自ら考え、つくり出す」というプロセスを踏み、展示をとおして、訪れた方々に“たてもの・まちをつくるっておもしろい！”を発見していただく、全く新しい形の企業展を目指しています。
企画趣旨
『たてものめがね、まちめがね』
建物をつくるとき、虫のようなミクロな視点から鳥のようなマクロな視点まで異なる視点を行き来しながらモノゴトを捉え、小さな居場所から大きな環境までひとつながりで考えます。建物の内側に豊かな世界を想像すると同時に、建物がまちにとっての一部分であることを意識します。
『縮尺：スケール』
建物をつくるとき、実際の大きさのままだと卓上に書けなかったり、俯瞰して全体を見渡したりすることができないので、ある割合で小さくして考える「縮尺：スケール」という考え方を使います。
縮尺が小さくなると手にとれるサイズの図面や模型に想いを表現できます。一方で、情報がそぎ落とされるため、小さな世界の中に見えていないモノ・コトに自由に想像力をはたらかせ、実際の大きさの世界とつなぎ合わせます。
本展では４つのエリアを巡り、いろいろな縮尺でモノ・コトを眺め、想像と現実を行き来することで、たてもの・まちのおもしろいを探ります。
今後、会期中に予定しているワークショップの詳細については、特設サイト「たてものめがね、まちめがね」（https://www.takenaka.co.jp/vs-exh/）にて公開していきます。
〈展示イメージ〉1/1 等身大になる部屋
「VS.」
「グラングリーン大阪」の中核機能施設「JAM BASE」の主要施設として2024年9月6日に開業しました。
「VS.」とは、伝統文化と最新技術、AIと人間、若い世代とシニア世代、といった様々なジャンルの人やアイデアが鼓舞し合い良い対峙（Versus.）を生むことで新たな価値や関係性を作り、それぞれが持つ創造力を自由に解放する、新しい文化装置です。ここだけで完結する閉じた空間ではなく、ここから出ていく装置でありたいという想いを込め、文化装置と表現しています。
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