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富士産業株式会社

集団給食における不顕性保菌者の傾向分析と富士産業独自の衛生管理対策の有効性を検証

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日本防菌防黴学会 第53回年次大会にてポスター研究発表

 全国の医療機関や介護・福祉施設、学校、社員食堂などで食事サービスを提供する富士産業株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:中村 仁彦)は、給食会社として培ってきた知見を生かし、集団給食における「不顕性保菌者の傾向分析と対策」をテーマに、日本防菌防黴学会 第53回年次大会(2026年9月8日~9日、東京都品川区・きゅりあん)で、ポスター研究発表を行いました。

 日本防菌防黴学会は、衣食住に関係する微生物と、それらに由来する物質を制御し、生活環境や生産環境の向上に貢献することを目的とした学会です。年次大会では、微生物に関する基礎研究から製品開発、衛生管理、社会実装まで、幅広いテーマについて研究発表や議論が行われています。

 今回で5年連続の参加となり、当社からは集団給食における衛生管理に関する研究成果を発表しました。


ポスター研究発表の様子

【研究テーマ】
不顕性保菌者の発生傾向と対策
兒玉慎太郎※1 西村友裕※2 一宮ゆかり※1 原田節子※1 安達由美子※1 牛久保智子※1
横井住代※1 鈴木万智子※1 国府田朋子※1 伊藤由香※1 奥上美代子※1 池谷雅伸※2
※1富士産業(株) 衛生管理課、※2富士産業(株)業務本部

■ 発表の背景と目的
 集団給食の運営においては、厨房内への細菌やウイルスの持ち込みを防止する徹底した衛生管理が求められます。当社では定期的な細菌検査やノロウイルス検査を実施していますが、症状が現れない「不顕性保菌者」の発生傾向や誘因の特定、および当社の感染拡大予防策の有効性を検証することを目的に本研究調査を実施いたしました。

■調査内容
 定期検査における不顕性保菌者の特性(疾病歴や血液型等)や誘因の分析を行い、当社の防止対策との因果関係および有効性を検証しました。

■研究結果
 2025年度の定期検査において、一般細菌(サルモネラ陽性率 0.0037%、大腸菌群陽性率 0.001%)およびノロウイルス(陽性率 0.001%)の不顕性保菌者が検出されました。

 今回の分析では、個人特性と保菌との明確な因果関係は見られなかったものの、当社が実施している予防策によって未然に食中毒等の事故を防いでいることが証明され、現行策の有効性を改めて再確認いたしました。

■ 当日の反響と今後の展望
 会場では多様な業種の参加者から高い関心が寄せられ、当社の高度な衛生管理体制や取り組みに対し「衛生ルールを公表している点に驚いた」「積極的な研究姿勢をさらに広めてほしい」といった反響をいただきました。

 富士産業はこれからも、給食事業を通じて培ってきた知見や現場での実践を生かし、衛生管理に関する研究・検証を継続し、研究成果を現場の衛生管理に反映するとともに、安全・安心な食事の提供に努めてまいります。

■ 富士産業株式会社について
 富士産業株式会社は、1972年の設立以来、医療・介護・福祉施設を中心に、全国で食事サービスを展開しています。安全・安心でおいしい食事の提供を通じて、人々の健康と豊かな生活を支えています。
 ▶富士産業株式会社について:https://fuji-i.com/

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