次世代エクソソーム技術の確立へ
株式会社ADR120S(東証スタンダード:3750、代表取締役社長:橋本 征道)の子会社であるADRセラピューティクス株式会社は、学校法人東京医科大学と、新たな細胞外小胞プラットフォームとして期待される開発品「Neocella」に関する共同研究契約を締結いたしました。
本研究は、エクソソームおよび細胞外小胞研究における世界的第一人者である、東京医科大学 医学総合研究所 分子細胞治療研究部門 特任教授の落谷孝広氏とともに推進いたします。
共同研究の背景と「Neocella」の革新性
当社が開発を進める「Neocella」は、細胞由来成分および細胞外粒子を含む全く新しい開発品です 。
従来技術との違い: 従来のエクソソームとは異なる独自の性質や機能を有することが期待されています 。
次世代のプラットフォーム: 新たな細胞外小胞プラットフォームとしての高い可能性を秘めており、次世代の細胞外粒子技術として注目されています 。
共同研究の主な取り組み内容
本共同研究では、落谷特任教授の知見のもと、「Neocella」の科学的独自性を検証し、実用化に向けた以下の項目について検討を進めます 。
生物学的機能の評価: Neocellaが持つ生物学的な機能のポテンシャルを評価します 。
メカニズムの解明: 作用機序および細胞間情報伝達に関する詳細な解析を行います 。
応用可能性の探求: ヒトのみならず動物領域への応用も視野に入れ、特に動物領域では子宮内膜炎等の炎症性疾患を対象に、炎症制御や組織環境改善の知見取得を目指します 。
製造プロセスの確立: 実用化に不可欠な、品質安定性に優れた製造プロセスの検討を行います 。
落谷 孝広 特任教授について
落谷孝広特任教授は、エクソソームや細胞外小胞研究の分野を牽引する世界的なトップランナーです 。 がん研究、再生医療、診断・創薬応用など、極めて幅広い医療領域において先駆的な研究を推進されています 。
細胞間コミュニケーションにおける細胞外小胞の役割解明や、疾患バイオマーカー・治療応用などの実績は、国内外で高く評価されています 。
今後の展望
当社グループは、本共同研究を「再生医療および生物学研究分野における中長期的な研究開発戦略の一環」と位置付けています 。今後も大学や研究機関との強固な連携を通じて細胞外粒子技術の開発を加速させ、これまでにない新たな医療価値の創出を目指してまいります 。
なお、本件が当社の当期ならびに来期以降の連結業績に与える影響は現在精査中であり、開示すべき事項が生じた際には速やかにお知らせいたします 。
学校法人東京医科大学 概要
名称: 学校法人東京医科大学
所在地: 東京都新宿区新宿6丁目1番1号
代表者: 理事長 林 由紀子
設立: 1916(大正5)年9月