ー異常波形の原因説明と対応方法をアシスト。評価業務の効率化と品質向上を実現ー
東芝情報システム株式会社(本社:神奈川県川崎市、取締役社長:根本 健、以下「東芝情報システム」)は、オシロスコープなどで取得した波形データに対し、異常波形の「原因説明」と、異常状態を解消するための「対応方法」をAIでアシストする波形特性評価アシストツール「Waveform insight(R)(ウェーブフォーム インサイト)」を発表しました。本ツールは、計測した波形データの「合否判定」から「異常状態の原因説明」、「解決策の提示」までを一貫して支援し、電子部品の開発・評価業務における効率化と品質向上に貢献します。
■製品の概要
Waveform insightは、波形データに対してAI技術を適用し、異常波形の原因候補と、その異常を解消するための対応方法を出力するAIツールです。LSIや電子機器の評価現場では、波形の合否判定後に原因分析や対応方法の検討が必要であり、これらの作業は高度な専門知識を要します。このような異常を解決するノウハウは個人の能力に依存しやすく、評価品質のばらつきや技術継承の難しさが課題となっていました。
Waveform insightは、過去の波形データおよび異常時の原因や対応履歴をAIに学習させることで、異常発生時にその知見を活用した説明を提供し、評価業務の高度化を実現します。本製品は画像データおよび数値データの両方に対応しており、オシロスコープ以外の波形データにも適用可能です。
■Waveformシリーズ
東芝情報システムの販売するWaveformシリーズには、以下の2モデルがあります。
Ø Waveform シリーズ ラインナップ


Waveform insightは、「判定結果を見るツール」から、
「判定・説明・助言まで行う判断支援ツール」へと進化
Ø Waveform insightのシステム構成

Ø 異常波形の説明例

■主な特長
AIによる波形特性の説明
Waveform meisterとスムースに連携。波形を判定し、AIが波形特性を説明
原因説明と対応方法のアシスト
異常波形に対し、Waveform insightが複数の原因候補を提示。対応方法まで支援
既存システムへの組込み
本プログラムを既存のシステムに組込むことで、測定から説明までの自動テストを実現
複数のデータに対応
オシロスコープ以外の波形データ(画像データ)や数値データにも対応
■利用可能な用途

■想定されるユースケース
LSI開発、電子機器開発、基板開発
● アナログ評価(AC波形の評価、電源特性評価など)
● ロジック評価(タイミングチェック、高速インターフェースの波形品質チェックなど)
● 説明内容を確認することで技術者教育に活用
● 開発時に生成したAIの波形説明判定モデルを量産試験で活用
● 設計時のシミュレーション波形の解析
● スペクトル波形の特性解析
異常検知
● センサデータの異常検知(振動、圧力、電流、温度など)
● 異常ノイズのチェック(スパイクノイズなど)
顧客ツールへの組み込み
● 波形ビューワーソフトへの実装
● テストシステムへの実装
● データ監視システムへの実装
【展示会出展情報】
東芝情報システムは、2026年7月1日(水)~3日(金)、東京ビッグサイトで開催される
「第38回ものづくりワールド東京」 にWaveform insightを出展し、動作デモを行う予定です。
第38回ものづくりワールド東京 計測・検査・センサ展 開催概要
会期 2026年7月1日(水)~3日(金)
開催時間 10:00-17:00
会場 東京ビッグサイト 南ホール
東芝情報システムブース(小間番号 S1-40)
■本件に関する報道関係からのお問い合わせ先
東芝情報システム株式会社 技術統括部 広報担当
電話番号:080-9466-7524 E-mail:TJinfoweb@ml.toshiba.co.jp
■ 東芝情報システム
・ 東芝情報システム Webサイト
https://www.tjsys.co.jp/
・ 東芝情報システム 波形特性評価アシストツール Waveform insight
https://www.tjsys.co.jp/lsi/waveform_insight/index_j.htm
* 本ニュースリリースに記載されている会社名、製品名は、各社の商標、または、登録商標として使用している場合があります。