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一般社団法人 わかちあいプロジェクト

フェアトレード・ジャム6種類入荷【マラウイ産フェアトレード・シュガー使用】

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国際協力NGOわかちあいプロジェクト(一般社団法人、住所:東京都江東区、代表:松木傑)は、マラウイ産の国際フェアトレード認証砂糖を使用した、フェアトレード・ジャム6種を入荷しました。朝ごはんに、おやつに、お菓子づくりに、毎日の生活で手軽にフェアトレードを取り入れ、国際協力に参加することができます。

▲味は全部で6種類(いちご、オレンジマーマレード、ブルーベリー、パイナップル、マンゴー、シナモンレーズン)で、原材料のうち、砂糖(マラウイ産)をはじめ、マンゴー(タイ産)、パイナップル(タイ産)、レーズン(インド産)、シナモン(スリランカ産)は国際フェアトレード認証取得製品を使用しています。
果実をふんだんに使ったジャムは、パンにぬったり、ヨーグルトにかけたり、紅茶に入れたり、オリジナルのフェアトレード・スイーツを作ったり、様々な用途に使うことができます。
*シナモン・レーズンは砂糖を使用していないスプレッドタイプです。
http://wakachiai.shop-pro.jp/?mode=cate&cbid=1596353&csid=2

◆砂糖の生産地・マラウイより:貧困と砂糖貿易の苦い関係

アフリカ南東部マラウイでは、人口の約8割が農業に従事し、収入の多くを茶やサトウキビ、タバコなどの一次産品に依存しています。しかし、干ばつや洪水などの厳しい気候条件や、国際市場価格の変動に大きく影響され、安定した収入を得ることが難しく、依然として世界最貧国の一つとなっています。また、食糧供給の不安定さや、劣悪な衛生状況、HIV/AIDSの蔓延などが貧困を悪化させる要因となり、厳しい生活環境が広がっています。

マラウイを含むアフリカやカリブ諸国、大西洋の国々では、多くの小規模農家がサトウキビの生産に収入を依存していますが、一方で、ブラジルやインド、EU、中国、タイ、アメリカなど、政府の助成金を受けて栽培される大規模農家の低価格砂糖は貿易で大きなシェアを占め、途上国の小規模生産者は厳しい競争に立たされています。また、主な輸入地となるEUなどの先進国では、近年、関税による自由貿易の撤廃を進める動きがあり、これにより途上国の小規模生産者の立場がさらに厳しくなり、貧困状況が悪化することが危惧されています。

そのような中で、フェアトレードは立場の弱い途上国の小規模生産者を支える手段として、重要性が増しており、生産者自身による自立と地域の発展を目指して、多くの小規模農家がフェアトレードへの転換を図っています。2012年から2013年にかけて、国際フェアトレードラベルに加盟する小規模生産者の砂糖の販売量は、24%増加しました(Fairtrade Labelling Organizations International)。

◆貧困からの脱却と自立を目指して:フェアトレードでできること

フェアトレード・ジャムに使われている砂糖の生産者団体「Kasinthula Cane Growers’ Association (KCG)」は、サトウキビ生産者が貧困から抜け出し、自立した生活を送るため、1996年にマラウイ政府と現地の精糖会社Illovo Sugarの 合弁事業により設立されました。設立当時282名だった小規模生産者は、今では800名近くまで規模を拡大し、小規模農家の人々が安定した暮らしを送るための労働と収入、生活環境を提供しています。

国際フェアトレード認証を受けたフェアトレードの現場では、小規模農家の生産者とその家族が、日々の生活を送り、農業を営むために必要とされる「最低価格」の支払いが保障され、生産者との公正な取引が行なわれています。また、商品代金のほかに地域の開発のために支払われる「フェアトレード・プレミアム(奨励金)」を活用し、現地における公衆衛生施設や学校などの建設、衛生教育の普及など、貧困から抜け出すための開発が行われています。

【わかちあいプロジェクトとは】
フェアトレード、難民支援、自立支援の3つの分野で活動している国際協力NGOです。
国際フェアトレード基準に従った生産者とのフェアな取引により、多種多様なフェアトレード商品・原料を輸入・販売しています。
団体ウェブサイト:http://www.wakachiai.org/
フェアトレード・ショップ:http://wakachiai.shop-pro.jp/

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