計100社を対象に調査。市場におけるスタートアップとVCの認識の隔たりが明らかに
レベニュー・ベースド・ファイナンシングプラットフォーム「Yoii Fuel(ヨイフューエル)」を運営する株式会社Yoii(ヨイ、本社:東京都渋谷区、代表取締役:宇野雅晴、以下「Yoii」)は、スタートアップ企業およびベンチャーキャピタル計100社を対象に、2026年の資金調達環境に関する市況調査を実施いたしました。

■ 調査目的
2025年の国内スタートアップ市場は、マクロ経済の変動やIPO市場の慎重な推移を受け、資金調達環境における優勝劣敗の二極化が加速する厳しい局面を迎えました 。このような不透明な状況下において、2026年の資金調達を成功に導くためには、単なる予測に留まらず、市場のセンチメントを精緻に把握することが不可欠です。
本調査は、スタートアップとベンチャーキャピタル(以下、VC)の間に存在する認識の隔たりを明らかにすることを通じて、スタートアップの資本政策の策定、ひいては国内におけるスタートアップエコシステムの発展に貢献することを目的としています。
■ 調査概要
調査目的: 国内における資金調達環境に関する市況調査
実施期間: 2025年11月17日~12月26日
調査主体: 株式会社Yoii
対象者: スタートアップ経営者・財務担当者(70名)、VC投資担当者(30名)
サンプル数: 計100名
■ 調査結果のポイント(抜粋)
1.スタートアップとVCにおける市場センチメントの乖離:
改善を期待するVCに対し、慎重なスタートアップ 2026年の見通しについて、両者の認識には約2倍の開きが生じています。VCの36.7%が「改善する」と予測する一方、スタートアップでは17.5%に留まりました。 VC側は潤沢な待機資金を背景に楽観視していますが、企業側は市場の二極化が進む中で選別されることへの強い危機感を抱いていることが推測されます。

2. 投資判断の項目として経営チームの質がより重要に:
2026年に優先すべき経営資源として、スタートアップの36%が「プロダクト開発」を挙げた一方で、VC側が投資判断で最も重視するのは「経営チームの質(39%)」となりました。不透明な市況下では、事業を確実に進捗させる経営陣の適応能力(レジリエンス)がより厳密に問われています。

3. スタートアップとVCが相互に期待すること:
調査の結果、スタートアップがVCに求めることは主に以下の通りでした。
- 短期的な数値に左右されない、中長期的なリスクオンの姿勢
- エクイティのみに頼らない、多様で柔軟な資金調達手法の提示
- Exit(IPO、M&A)に対する充分な実績や専門性
一方、VCがスタートアップに対して特に期待する項目は、主に以下の通りとなりました。
- 資本効率の改善とテクノロジー変化への適応
- 収益化への明確なロードマップ
- Exit戦略の具体性、事業規模
■ 最後に
2026年において、スタートアップにはマクロ環境の変化を的確に捉えた戦略的な立ち回りが、投資家には産業構造の変化を見据えた中長期的な支援がそれぞれ求められています。両者が認識の乖離を埋めることが、日本のスタートアップエコシステムを発展させていくための鍵となります。
市場の期待値が変化する今、資金調達に関して着実な準備を進めることができれば、スタートアップにとって2026年は大きな飛躍の機会となり得ます。株式会社Yoiiは、金融とテクノロジーの力で挑戦する起業家・企業の成長を後押しし、エコシステム全体の発展に引き続き貢献してまいります。
■ 詳細記事のご案内
本調査のさらなる詳細や、スタートアップ・VC双方の「生の声」をまとめたレポートを弊社のブログ記事として公開しております。 ご興味のある方はぜひご一読ください。
【2026 資金調達予測レポート】スタートアップの資金調達環境はどうなる?100社調査して見えたVCとの認識の隔たり、それを乗り越えるための戦略とは
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■ 株式会社Yoiiについて
Yoiiは、スタートアップ・中小企業に「レベニュー・ベースド・ファイナンシング(RBF)」という新しい資金調達の選択肢「Yoii Fuel」を提供するFintech企業です。YoiiはRBFの提供を通じ、「資産の流動性を上げ、挑戦する起業家・企業の成長を後押しする」というミッションを実現してまいります。
[表: https://prtimes.jp/data/corp/78333/table/18_1_e396f1e4f621a0f4bbb34f17b09c342d.jpg?v=202601090845 ]
■ 本件に関するお問い合わせ先
お問い合わせ窓口:contact@yoii.jp