募集賃料 15,000円／坪前後で小幅な動き
三幸エステート株式会社（本社：東京都中央区、取締役社長：武井重夫）は、2023年4月度の福岡市オフィス賃貸状況（空室率＆現空面積：全規模、募集賃料＆募集面積：全規模、規模別空室率、主要エリア※1空室率：全規模）および全国6大都市（東京・札幌・仙台・名古屋・大阪・福岡）の大規模ビルのマーケットデータをまとめた 「オフィスマーケット2023年5月号 福岡」を公表します。
※1：主要エリア＝福岡市天神エリア・駅前エリア・呉服町エリア
2023年5月号概要
全規模ビル 空室率＆潜在空室率：空室率 拡張移転や建替えに伴う移転等により小幅な低下
全規模ビル 募集賃料＆募集面積：募集賃料 3ヵ月ぶりに下落
規模別 空室率：「大型」3ヵ月連続で上昇し、5％台が視野に
全規模ビル 主要エリア 空室率：「博多駅前」6ヵ月連続で上昇
※大規模ビル：1フロア面積200坪以上、大型ビル：同100坪以上200坪未満、中型ビル：同50坪以上100坪未満
※本リリース・公表データは次のURLからもご覧いただけます https://www.sanko-e.co.jp/data/
支店長の視点
今年3月下旬、地下鉄七隈線が天神南～博多駅間で延伸開業した。七隈線沿線の住宅エリアから博多駅へのアクセスが改善することで、通勤及び人材確保が容易になり博多駅周辺エリアの評価も向上する。加えて、市内でも比較的割安感のあるオフィスエリアである薬院や渡辺通り周辺では、博多駅へのアクセスが向上したことによるプラス効果が見込まれている。（福岡支店長 中村竜治）
福岡市 全規模ビル 空室率＆潜在空室率
拡張移転や建替えに伴う移転等により小幅な低下
空室率は前月比マイナス0.07ポイントの5.19％となり、4ヵ月ぶりで小幅に低下した。主要エリア内での拡張移転や建替えに伴う移転等により成約した。潜在空室率は前月比マイナス0.03ポイントの6.99％だった。オフィス需要は活発な状況が継続している。移転に際して立地だけでなく設備水準を重視するテナントが多く、建築中ビルや築浅ビルへのテナントの引き合いが増加している。
＜空室率＆潜在空室率＞
※空室率：貸付総面積に対する「現空面積」の割合
※潜在空室率：貸付総面積に対する「募集面積」の割合
既存ビルにおいて、テナント退去前を含む募集床が対象
※統計開始日： 1995年1月1日
※2023年4月末現在および各年12月31日時点
福岡市 全規模ビル 募集賃料＆募集面積
募集賃料 3ヵ月ぶりに下落
募集賃料は前月比マイナス102円／坪の14,998円／坪となった。3ヵ月ぶりで下落したものの、15,000円／坪を 挟んだ小幅な動きに止まっている。
＜募集賃料＆募集面積＞
※募集賃料： 共益費込
※募集面積： 各統計日において公開されているテナント募集中面積の合計
※統計開始日： 1995年1月1日
※2023年4月末現在および各年12月31日時点
福岡市 規模別 空室率
「大型」3ヵ月連続で上昇し、5％台が視野に
＜規模別 空室率＞
※大規模ビル： 1フロア面積200坪以上の賃貸オフィスビル
※大型ビル： 同100坪以上200坪未満の賃貸オフィスビル
※中型ビル： 同50坪以上100坪未満の賃貸オフィスビル
※統計開始日： 1995年1月1日
※2023年4月末現在および各年12月31日時点
福岡市 全規模ビル 主要エリア 空室率
「博多駅前」6ヵ月連続で上昇
＜主要エリア 空室率＞
※統計開始日： 1995年1月1日
※2023年4月末現在および各年12月31日時点
6大都市 空室率 募集賃料（大規模ビル）
＜空室率の推移（6大都市 大規模ビル）＞
＜募集賃料の推移（6大都市 大規模ビル・主要駅前地区）＞
※募集賃料 ： 共益費込
※2023年4月末現在および各年12月31日時点
その他の全国6大都市の大規模ビル（東京・札幌・仙台・名古屋・大阪・福岡）のマーケットデータをまとめた各都市のプレスリリースは、下記リンク先よりダウンロードいただけます。
https://prap.gigapod.jp/f9ecb4e89cda9e93b6ec02189a405695323432f17
三幸エステートHP：https://www.sanko-e.co.jp/
三幸エステート株式会社について
三幸エステート株式会社（1977年5月17日設立）は、賃貸オフィスビルの仲介、外資系企業へのサポート活動、オフィス市場の調査・分析など、様々な事業において、情報提供をはじめ、コンサルティングから契約までオフィスに関するあらゆるニーズに幅広くお応えしています
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