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JISDA株式会社

防衛コンソーシアム「RISE」、ドローン・フィジカルAIで「新しい守り方」の実装へ―ウクライナなど各国の企業との連携を本格化

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参画企業25社突破を受け、2026年10月よりフェーズ2へ移行。ウォーゲーム・共創ラボ・インテリジェンス共有・企業間連携の4分野などで活動を拡充


キーウ中央駅 (撮影: JISDA)

JISDA株式会社(東京都千代田区、代表取締役:國井翔太、以下「JISDA」)は、無人機・AI・ロボティクス等の技術を生かし、新たな防衛・安全保障のあり方を具体化するコンソーシアム「RISE」について、2026年10月より活動をフェーズ2へ移行することをお知らせいたします。

RISEは、防衛・安全保障の課題を起点に、研究開発、運用、製造、後方支援、制度設計をつなぐ日本発産学官横断型のコンソーシアムです。無人機・AI・ロボティクスをはじめ、センサー、通信、ソフトウェア、データ基盤、シミュレーション、製造・量産、整備等に関わる企業・研究機関・専門家が連携し、個々の技術を組み合わせながら、現場で機能する「新しい守り方」の実装を目指しています。また、これまでもウクライナをはじめとする各国の関係者と国内企業との情報交換の場を提供してきました。

参考:「JISDA、衆議院議員会館にてウクライナ軍代表団を招いた勉強会を開催」
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000018.000179032.html

実質的な活動開始から約1ヶ月の間に、RISEには100件を超える問い合わせ・関心表明が寄せられ、参画企業は25社を突破しました。また、活動趣旨に賛同する大企業からのスポンサー支援も始まりつつあります。なお、スポンサー企業名については、現時点では非公開としております。

RISEでは、当初より参画企業25社突破をひとつのマイルストーンと位置づけており、この段階を超えた場合には、単なる勉強会・交流会にとどまらない、より実践的な活動体制へ移行することを検討してまいりました。

今回のフェーズ2移行により、RISEは、

・ウォーゲーム・シナリオ演習
・共創ラボ・実証環境
・インテリジェンス共有
・企業間連携/プロジェクト組成

の4つを重点活動として本格化し、防衛・安全保障の課題と各社の技術・専門性を結びつけ、共同研究・開発、実証、運用への導入につなげる取り組みを強化してまいります。

さらに、ウクライナをはじめとする各国の企業・研究機関等と国内企業との連携を深め、無人機・AI・ロボティクスや、その活用を支える関連技術について、共同開発や技術のライセンス供与・導入など、具体的な協業を支援する枠組みの構築を検討してまいります。これまでの情報交換を実際のプロジェクトにつなげ、国内外の知見と技術を生かした新たな防衛・安全保障の実装を後押ししてまいります。

■RISEについて

RISEは、防衛・安全保障の現場課題を起点に、無人機・AI・ロボティクスをはじめとする技術と、運用・制度・産業基盤を結びつけ、新しい守り方の実装を目指すコンソーシアムです。

対象となるのは、無人機やロボットによる活動の支援に加え、AIを活用した情報分析・意思決定支援、複数の機器やシステムをつなぐデータ連携、人と機械の協働、補給・整備の効率化などです。技術を組み合わせ、限られた人員や資源の中でも必要な機能を持続的に発揮できる仕組みを検討していきます。
その実現には、技術の性能だけでなく、どのような場面で誰が使うのか、どのような能力・数量・コストが必要か、既存の装備や業務とどう連携するのか、教育訓練や維持管理をどう支えるのかを整理する必要があります。RISEは、企業・研究機関・専門家・関係機関等の対話を通じて、こうした課題を共同研究・開発、実証、制度・標準化の検討につなげていきます。

フェーズ1での主な取り組み
RISEは、2026年5月に第一回集会を開催し、実質的な活動開始以降、無人アセット活用を起点に、参画企業・関係者との対話、関連技術の整理、共同検討テーマの探索を進めてまいりました。フェーズ1では、主に以下の活動を実施してきました。

・参画企業・関係者によるコンソーシアム会議の開催
・無人アセット活用に関する技術領域・関心領域の整理
・海外の実運用知見や制度・技術動向に関する情報共有
・参画企業間の技術連携・共同検討テーマの探索
・ウォーゲーム、シナリオ演習、ミッションエンジニアリング等の実践的活動に向けた準備
・共創拠点、技術マップ、技術カタログ等の整備に向けた検討
・大企業スポンサー、研究機関、専門家等との連携可能性の検討

参画企業には、無人機そのものを開発する企業に加え、センサー、レーダー、通信、電子戦、AI、自律制御、電源、素材、製造、シミュレーション、デジタルツイン、データ基盤、後方支援、MRO等の領域に強みを持つ企業が含まれています。こうした多様な技術・専門性の集積を生かし、フェーズ2では、機体や機器の開発に加え、AIによる情報活用、システム間の連携、人とロボットの協働など、運用全体を支える仕組みの検討へと取り組みを広げていきます。

■フェーズ2で強化する4つの活動

1. ウォーゲーム・シナリオ演習
フェーズ2では、防衛・安全保障上の課題を具体的なシナリオに落とし込み、ウォーゲーム・シナリオ演習を通じて、無人機・AI・ロボティクス等の技術が、現場の活動や意思決定をどのように支えられるかを検討していきます。

本活動では、作戦環境、情報収集・分析、意思決定、通信、電子戦、指揮統制、補給・整備等を含めて、任務の達成に必要な能力を整理します。そのうえで、人と機械の役割分担、既存の装備・システムとの連携、必要な性能・数量・コスト、継続的な運用を支える体制などを、ミッションや運用上の制約から逆算して検討します。

企業にとっては、自社の技術・製品・サービスがどのような課題の解決に貢献できるのかを具体化し、連携先の探索や共同研究・実証テーマの形成につなげる機会となります。

2. 共創ラボ・実証環境
RISEでは、参画企業・団体の共創を促進するため、丸の内オフィス、および首都圏内のJISDAハードウェア開発拠点の一部を、共創拠点として活用していきます。

ハードウェア開発拠点では、無人機・ロボット・センサー等の関連機器や試作品の開発・調整・展示・簡易的な実証準備等を想定しています。あわせて、AI・ソフトウェア・通信・データ基盤を扱う企業も交え、機器とシステムの接続や、複数の技術を組み合わせた共同検討を進めていきます。また、参画企業の技術・製品・知見を可視化し、来訪者向けの展示、技術マップ、企業紹介、共同研究テーマの整理等につなげてまいります。企業同士が技術や課題を持ち寄り、ハードウェアとソフトウェアの両面から、共同開発や実証テーマを具体化する共創空間を目指します。

3. インテリジェンス共有
RISEでは、海外の実運用知見、主要国の制度・政策・調達動向、無人機・AI・ロボティクス等の技術動向を整理し、参画企業の研究開発や戦略判断に活用できる知見として共有する取り組みを強化していきます。

新たな技術を防衛・安全保障に生かすには、現場で何が機能し、何が課題となっているかに加え、技術の導入に伴って運用、組織、教育訓練、補給・整備のあり方がどう変化しているかを捉えることが重要です。

フェーズ2では、海外ゲストとの意見交換、クローズドな座談会、制度・技術動向の整理、レポート共有等を通じて、こうした知見を共同研究・開発、投資判断、実証テーマ、提案活動につなげていきます。海外の経験を日本の制度、産業構造、技術基盤、運用課題に照らして検討し、実装に活用できる形で共有してまいります。

4. 企業間連携・プロジェクト組成
フェーズ2では、参画企業が共通の課題やミッションを共有し、各社の技術・専門性を組み合わせて、具体的なプロジェクトを形成していきます。新しい守り方の実装には、無人機・ロボット等の機器に加え、センサー、通信、AI、ソフトウェア、データ基盤、シミュレーション、製造、補給・整備、試験評価等の連携が必要です。RISEでは、各社の強みと運用側の課題を整理し、共同研究・開発や実証に向けた目標、役割分担、検証すべき事項を具体化していきます。

また、テーマに応じて、大企業スポンサー、投資家、金融機関、研究機関、専門家等との連携も検討します。課題の把握から研究開発、資金確保、実証、運用への導入までを見据え、継続的に取り組めるプロジェクトの形成を目指します。

■ウクライナをはじめとする各国の関係者との連携強化

RISEがフェーズ2で進める演習、共創、情報共有、プロジェクト組成を具体的な成果につなげるには、国内の企業・研究機関の連携に加え、共通の安全保障課題に向き合う各国の関係者とも協力を深める必要があります。異なる運用環境で得られた経験を共有し、日本の地理や制度、現場の条件に照らして検証することで、技術の開発から訓練、補給・整備まで、より実効性のある取り組みにつなげてまいります。

RISEはこれまでも、多くの方々のご協力のもと、各国の関係者と国内企業との情報交換の場を設けてきました。今後は対話をさらに深め、現場で何が課題となり、どのような技術や運用の改善が求められているのかを、双方が具体的に共有できる関係を築いていきます。ウォーゲームやシナリオ演習で明らかになった課題を共同研究・開発のテーマに落とし込み、試作と実証を通じて有効性を確かめることも視野に入れています。

なかでも、ウクライナとの連携は重要な取り組みの一つです。同国では、無人機等の技術とその運用方法が、現場の課題を受けて絶えず改良されています。RISEでは、そこで培われた知見から学ぶとともに、日本の企業・研究機関が持つ技術、製造・品質管理の力、医療やインフラを支える知見などを、ウクライナが直面する課題の解決にどう生かせるかを考えてまいります。

こうした協力は、一方的な情報収集や技術の獲得で終わらせてはなりません。共同開発や実証、技術のライセンス供与・導入を検討する際には、相手の権利や知的財産を尊重し、対価や成果の扱いを双方で確認したうえで、互いに利益のある持続的な関係を目指します。この姿勢をウクライナに限らず各国との協力の基本とし、相手に何を求めるかと同時に、私たちに何ができるかを問い続けます。

共通の課題に向き合う人々と力を合わせ、現場の知見を実際に役立つ技術と仕組みに変えていく。その積み重ねを通じて、自由で開かれた社会と経済活動、そして国民の命と暮らしを守る力を育ててまいります。

ロシア軍の空襲による被害 (撮影: JISDA)

参考:「JISDA、ウクライナ前線での3年にわたる現地調査報告を公開」
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000006.000179032.html

■スポンサー制度について

RISEでは、スタートアップや新規参入企業、研究機関等が、企業間連携、技術交流、ウォーゲーム・シナリオ演習、分科会等を通じて、防衛・安全保障の課題解決に取り組む機会を設けています。無人機・AI・ロボティクスをはじめ、多様な技術・専門性を具体的な研究開発や実証につなげていくため、活動を継続的に支える運営基盤の整備を進めています。

その一環として、防衛産業を担うプライム企業や、防衛・安全保障領域への参入を検討する大企業等を対象に、「スポンサー企業」制度を設けています。スポンサー企業には、運営費用や各種活動への支援を通じて、参画企業の共同研究・開発、実証、知見共有を支えていただくことを想定しています。あわせて、大企業が持つ技術、人材、製造力、事業基盤と、スタートアップや研究機関の技術・専門性を結びつけ、共通の課題に取り組む連携を育てていきます。

スポンサー企業には、海外の実運用知見に接する機会、スタートアップや研究機関との交流、ウォーゲーム・シナリオ演習を通じた課題検討、共同研究・実証テーマの探索等への参画機会を設けます。具体的な内容は、各社の関心領域とRISEで取り組む課題を踏まえて個別に設計します。いただいた支援は、共創拠点の運営、知見の収集・共有、プロジェクト形成の支援等に活用し、日本の安全保障を支える産業・技術基盤を長期的に育ててまいります。

■次のマイルストーン:フェーズ3に向けて

RISEでは、参画企業50社突破を次のマイルストーンと位置づけています。

フェーズ3では、無人機・ロボティクス等の開発・実証を支える専用テストフィールド・実証試験場の確保と、AI・ソフトウェアを含む試験評価基盤の整備を中心に、活動の拡充を検討しています。参画企業が共同で活用できる環境を整え、個々の技術の性能に加え、複数の機器・システムを組み合わせた際の有効性、信頼性、相互運用性を確認できる仕組みの形成を目指します。

実環境での試験と、シミュレーション・デジタルツイン等による検証を組み合わせ、機体やロボットの動作、センサー・通信の連携、AIによる情報処理、人と機械の役割分担などを、具体的な運用場面に即して評価することを想定しています。こうした基盤を通じて、開発、試験、改善を継続的に重ねられる環境づくりを進めていきます。

あわせて、共同研究・共同実証テーマの組成、試験評価手法の標準化に向けた論点整理、実証を進めるうえで必要となる制度設計・政策提言を検討します。また、常設展示機能や技術マップ・会員名鑑・技術カタログを充実させ、技術を持つ企業と運用側のニーズを結びつけていきます。

国外との連携についても、ウクライナをはじめとする各国の企業・研究機関等との共同研究・実証や、技術・知見の相互活用を視野に、協力の具体化に向けた準備を進めております。具体的な取り組みは、準備が整い次第、順次お知らせしてまいります。

RISEは、新しい守り方を支える技術と産業を育て、新たな市場と実装基盤を形成する場を目指しています。防衛・安全保障を起点に、災害対応、インフラ防護、海洋監視、物流、医療等への展開も見据え、幅広い分野で活用できる試験・実証と連携の基盤を築いてまいります。

■RISEへの参画・スポンサー支援について


入会の流れ

RISEでは、防衛・安全保障の課題に対し、各社の技術や専門性を生かして、新しい守り方をともに形にしていく企業・研究機関の参画を募集しています。無人機・AI・ロボティクスをはじめ、センサー、通信、ソフトウェア、製造、補給・整備等の幅広い領域から、共同研究・開発や実証、事業連携に関心をお持ちの皆様を歓迎します。防衛分野での活用をこれから検討する企業の皆様も、お気軽にご相談ください。

また、RISEの活動趣旨に賛同し、コンソーシアムの運営や活動の拡充を支えていただける企業からのスポンサー支援も募集しています。参画企業の挑戦を支え、新しい守り方を実現する産業・技術基盤をともに育てていただければ幸いです。

参画・スポンサー支援をご希望の場合は、お問い合わせフォームよりご連絡ください。その後、RISEの活動内容と皆様のご関心を共有する面談、具体的な参画・支援の形を相談する面談の計2回を基本として、ご案内いたします。皆様が実現したいことを伺い、各社の強みや体制を踏まえた連携の可能性をともに考えてまいります。

RISEへの入会・スポンサー支援をご希望の皆様は、下記フォームより必要事項をご入力ください。内容を確認のうえ、担当者より初回面談についてご案内いたします。活動内容や参画・支援の方法についてのご相談も、同フォームにて受け付けております。

入会・スポンサー支援のお申し込み/お問い合わせフォーム
https://forms.cloud.microsoft/Pages/ResponsePage.aspx?id=4eOiATJd4U6QFmMPvB-1FfurgDDqLbpChqjTCbhfX0ZUQk5BS0swR1g0MkdIOUJVVVM3NEpHUFJRRi4u

【本件に関するその他のお問い合わせ先】
JISDA株式会社
所在地:〒100-0005 東京都千代田区丸の内1丁目7-12 サピアタワー8F
代表者:代表取締役社長 國井翔太
URL:https://jisda.jp/
E-mail:info@rise.jisda.jp

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