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SyntheticGestalt株式会社

EnamineとSyntheticGestalt、世界最大規模のAI創薬データ構築に向けた協業を発表

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創薬AIの制約である高品質データの不足を解消へ。産業上重要な100種類の標的で数十万件のin vitro実測データを生成

SyntheticGestalt株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:島田幸輝、以下「当社」)は、2026年8月7日、Enamine Ltd.(本社:ウクライナ・キーウ、CEO:Andrey Tolmachov)と共同で、世界最大規模のin vitro検証済みのAI創薬データエコシステムの構築に向けた協業を発表しました。当社は同社と連携し、本プロジェクトを推進してまいります。

東京およびキーウ (ウクライナ)、2026年8月7日 - 分子AI開発に特化したAI技術のパイオニアであるSyntheticGestaltと、最も広範で合成可能性が高く信頼性のある化学空間を開発したEnamine社は本日、世界最大規模のin vitro検証済みAI駆動型化学データエコシステムを構築するための画期的な協業を発表しました。

人工知能は創薬における強力なツールとなりましたが、その能力を最大限に発揮するには高品質なデータが不足しています。Enamine社は、合成可能性が非常に高いREAL Compoundsを数十億規模で収載した精選データベースを開発し、自社のハイスループット合成能力を、薬理試験およびADME/Tox試験とともに独自のB-REALディスカバリープラットフォームに統合してきました。これにより、高速かつ低コストでのデータ生成が可能になりました。両社は強固なパートナーシップを構築し、SyntheticGestaltの最先端のAI駆動型予測技術を活用することで、従来は数年を要した創薬のタイムラインを数ヶ月単位にまで短縮することを目指します。

今回の新たな協業では、経済産業省が推進する補助事業「GENIAC(Generative AI Accelerator Challenge)」および国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の戦略的支援のもと、SyntheticGestaltが産業上重要な100種類のタンパク質ターゲットを解析し、合成すべきリガンド候補をREAL Compoundsから選出します。Enamine社は、並列合成、タンパク質生産、活性アッセイ、および前臨床in vitro検証までを一気通貫で行うB-REALディスカバリープラットフォームの統合機能を提供します。前例のない規模と範囲を有する本データセットは2027年に公開を予定しており、まず日本の製薬パートナーを含む世界の科学コミュニティに対し、創薬とイノベーションを加速させる変革的なリソースを提供する見込みです。

SyntheticGestalt CEOの島田 幸輝は次のように述べています:「私たちは『AIこそが新規分子の主たる発明者になる』というシンプルな信念のもと、SyntheticGestaltを創業しました。今回のEnamine社との協業は、その信念を実践へと変えるものです。世界最大の分子基盤モデルZAOと、Enamine社の比類なき合成・検証能力を結集し、AIの予測が前例のない規模で実験的事実に裏付けられるデータエコシステムを構築します。需要の高い100種類のタンパク質ターゲットにおいて数十万件規模のデータポイントを生成します。当社の技術とEnamine社のプラットフォームの融合は、AIを概念から実用へと押し進め、世界の分子産業を再構築することを目指したものです。」

「Enamine社は、この先見性のある取り組みにおいてSyntheticGestaltとパートナーシップを結べることを誇りに思います」と、Enamine社事業開発ディレクターのIaroslava Kos氏は付け加えました。「本協業は、AIと実験科学が融合し創薬の新たなフロンティアを切り拓く道筋を再定義する、大胆な一歩を意味します。私たちは共に、医療および農業分野における喫緊の課題に対するソリューションを提供するために、日本の研究者に前例のないツールを与え、イノベーションを推進するデータエコシステムを創出してまいります。」

「本パートナーシップの強みは、AIと実験との反復的なシナジーにあります。SyntheticGestaltの予測をEnamine社の迅速な合成と厳密な生物学的検証に根付かせることで、デジタル上の構想から具体的な分子リードへの移行を加速する、検証済みのエコシステムを創り出しています」と、Enamine社生物学部門ディレクターのPetro Borysko氏は強調しました。

Enamine社並列化学部門責任者のDmytro Radchenko氏は次のように述べています:「REAL Spaceの真の価値は、その即時的な化学的アクセシビリティと、わずか数週間で数千の新規化合物を生み出せる並列合成の圧倒的なスループットにあります。この広大かつ実体ある多様性を当社の共有データエコシステムに取り込むことで、AIが生み出す数十億の仮想的な可能性を、デジタル上のアイデアから実験的検証のための物理的な分子へと、前例のない規模で迅速に変換することが可能になります。」

SyntheticGestaltについて
SyntheticGestalt株式会社は、東京を拠点とする分子AI企業です。製薬、化学、材料、農薬、化粧品、食品の各産業に向けて分子AIを開発・展開しており、2018年の創業以来、「AIによって発明を量産するシステムの構築」を目指しています。これまでの研究プロジェクトでは、医薬品のリード化合物や環境負荷の低い材料を発見しており、一部のプロジェクトでは従来手法と比較して探索のコストと期間を最大90%削減しています。詳細は https://www.syntheticgestalt.com をご覧ください。
Enamine社について
Enamine社は、化学化合物の主要な供給企業であるとともに、統合創薬(IDD:Integrated Drug Discovery)を対象とした科学志向の受託研究機関(CRO)であり、新規ケミカルスペースの探索において独自のパートナーシップ機会を提供しています。自社製造のスクリーニング用化合物(在庫480万種)およびビルディングブロック(在庫37万5,000種)に加え、バイオインフォマティクス、生物学、化学の各領域における統合創薬サービスを組み合わせ、創薬プロジェクトの推進と加速を支援しています。https://enamine.net/
Enamine REAL について
Enamine REAL(REadily AccessibLe)は、Enamine社において短期間(3~4週間)に、高い成功率(80%超)で、かつ低コストで合成可能な、数兆規模の合成実現可能分子を収載しています。REAL Compoundsは、在庫20万3,000種のビルディングブロックを、十分に検証された169の並列合成プロトコルに従って組み合わせる並列化学によって作られます。これはEnamine社が掲げる「合成成功率を最大化するためのメイクオンデマンド設計」という方針の基盤となっています。
詳細:https://enamine.net/compound-collections/real-compounds

※本リリースにおける「世界最大規模」は、単一のプロジェクトで生成されるin vitro検証済み化学データの規模について、2026年8月時点の当社調べによるものです。分子基盤モデルZAOに関する「世界最大」は、学習データ規模(100億化合物)について、同時点で公表されている他の分子基盤モデルとの比較に基づく当社調べによるものです。「最大90%削減」は当社の過去の研究プロジェクトにおける実績であり、削減幅は対象や条件により異なります。

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