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太った犬は早死にする!?

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過体重は犬の寿命を縮めることが研究で明らかに

米国オレゴン州ポートランド(2013年10月4日):ウォルサム(R)研究所ペット栄養学センター(以下、ウォルサム(R))の行った研究で、太りぎみ(過体重)の犬は平均寿命が短いことがわかりました。米国各地から様々な人気犬種のデータを収集したところ、中年期で太りぎみの犬は、理想体重にある犬に比べ最長で10カ月、平均寿命が短いことがわかりました。この研究では、中年期に理想体重よりも太っていることが犬の寿命に影響することが示され、飼い主が犬の健康的な体重を維持管理する重要性が強調されました。

本研究は、さまざまな人気犬種での平均余命に対するボディコンディションスコア(BCS)※の影響を調査しました。「私たちは、太り気味の犬が短命であることを発見しました。特にラブラドール、シーズー、アメリカン・コッカー・スパニエル、ゴールデンレトリバー、ビーグルの5犬種でこの傾向は顕著でした」とウォルサム(R)の主任研究員であるカリーナ・ソルト(Carina Salt)は述べています。

「これは、非常に多くの飼い犬を対象とした観察の最初の研究報告であり、この研究結果は、一般的な犬の過体重リスクに対する重要な知見を示します」とカリーナ・ソルト(Carina Salt)は付け加えています。「中年期に太っている場合、長期的にみると、犬種により1~10カ月短命になることがわかりました」

本研究は、人気犬種10種で避妊・去勢手術済みの6.5~8.5歳の雌雄のボディ・コンディションデータを用いました。このデータは、米国のバンフィールド(R)動物病院(Banfield(R) Pet Hospital)のネットワークを介し、診療を行っている獣医師により収集されたもので、一犬種当たり平均546頭のデータが使われています。

この研究は、マース ペットケアの最先端科学施設であるウォルサム(R)研究所の研究者とバンフィールド動物病院(R)が、ペットの肥満原因と結果解明を目的に、広範囲にわたり行っている共同研究の一つです。なお、この調査結果は、米国オレゴン州ポートランドで10月1日~4日まで開催中のウォルサム(R)国際栄養科学シンポジウム(WINSS:Waltham(R) International Nutritional Sciences Symposium)で発表されました。WINSSは、人間とペットケアに関わる重要な課題に対応するために、栄養学と獣医学分野の第一線で活躍する専門家が一堂に会して開催されています。

※ボディコンディションスコア(BCS)とは、肥満と痩せの評価指標の一つで、愛犬や愛猫の体型を見て、触って判断するものです。

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ウォルサム(R)研究所ペット栄養学センターについて
50年にわたり先進的な科学研究をおこなってきたウォルサム(R)研究所ペット栄養学センターは、ペットの栄養と健康に関する最先端の研究機関です。英国レスターシャー州に位置し、マースの研究機関として、ペットのニーズを満たす革新的な製品の開発を支える研究をしています。初めて研究成果を発表した1963年以降、ウォルサム(R)研究所はペット栄養学や人と動物の相互関係の分野において画期的な発見をしてきました。その結果として、600以上の査読された学術論文を含む1,700以上の発行物を刊行しています。世界有数の科学機関との共同研究を行いながらマースのペットケア事業の理念「ペットのためのより良い世界(A better world for pets)」を推進し、研究から培われた科学・知見をマースブランドであるプロマネージ(R)、パーフェクトフィット(R)、カルカン(R)ウィスカス(R)、ペディグリー(R)、ニュートロ(R)、シーザー(R)、シーバ(R)、キティキャット(R)、TRILL(R)、DREAMIES(R)、AQUARIAN(R)、WINERGY(R)、バンフィールド(R)動物病院、ロイヤルカナン(R)等の製品・サービスに役立てています。http://jp.waltham.com/

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