トレンドニュースサイト STRAIGHT PRESS【 ストレートプレス 】

ヴァレオグループ

ヴァレオ、ITS世界会議東京2013で革新的なレーザースキャナー技術を展示

このエントリーをはてなブックマークに追加

世界的な自動車部品サプライヤー、ヴァレオは、同社の革新的なレーザースキャナー技術を、2013年10月14日から18日まで東京ビッグサイトにて開催される第20回ITS世界会議東京2013に出展する独・イベオ・オートモーティブ・システムズのブースにおいて展示します。

2010年12月、ヴァレオはレーザースキャナー技術の開発とライセンスに関してイベオと合意しました。両社は、レーザースキャナー技術を利用した製品を共同で定義・企画・開発し、ヴァレオは自動車用のレーザースキャナーを生産・販売します。

ITS世界会議東京2013では、ヴァレオはレーザースキャナーシステムを搭載したデモカーを初めて展示します。このレーザースキャナーは、道路上の対象物を検知し、車やトラック、バイク、歩行者など動いている対象物や、壁面や駐車している車など静止している対象物の種類を判別します。レーザースキャナーによる障害物検知は、昼夜を問わず同等の性能を発揮し、高速道路での走行にも、駐車場などでの低速での走行にも対応します。緊急ブレーキシステムと組み合わせることにより、さまざまな状況での安全性が大きく高まります。

すでに取り扱っているレーダー、超音波、赤外線センサーやビジョンセンサーシステムに、レーザースキャナー技術が加わることにより、ヴァレオのラインナップはさらに充実したものになりました。これによりヴァレオは、運転支援システムの市場リーダーとしての立場をさらに強固にし、アクティブセーフティーと自動運転の分野で革新的な技術を提供していきます。

将来に向けたレーザースキャナーの利用例の一つが、ヴァレオが今年のIAA 2013(フランクフルトモーターショー)で披露したValet Park4U(R)です。ドライバーが駐車場の入り口で車から降り、Valet Park4U(R) を起動すると、車は自動走行で空きスペースを見つけて駐車します。出庫時のステアリング操作も自動で行われ、ドライバーは入口にいながらにしてスマートフォンを使って車を呼び出すことができます。Valet Park4U(R)は、レーザースキャナーと、12個の超音波センサーと、4台のカメラにより、いつでも車の周囲を確認し、移動中や静止している障害物を検知します。車載カメラの映像は、直接、ドライバーのスマートフォンに送られます。このカメラの画像によって、ドライバーはいつでも車の状況を遠隔で見ることができます。ITS世界会議東京2013のブースでは、IAA 2013において行われた実車でのデモ走行の様子をビデオでご紹介します。

ITS世界会議東京2013 ヴァレオ・デモカーをイベオ社ブースに展示: 西ホール 073番ブース

ヴァレオグループ
ヴァレオは、自動車部品、システムとモジュールの設計開発、生産、販売を専門とする独立系の企業グループであり、CO2 排出量の削減に積極的に取り組んでいます。世界屈指の自動車部品サプライヤーであるヴァレオは、28カ国に123カ所の工場、20カ所の研究センター、35カ所の開発センター、12カ所の物流センターを構え、約73,300人の従業員を擁しています。

イベオ
イベオは、自動車用のレーザースキャナーにおける世界的なリーダーです。1998年の設立以来、イベオは対象物の追尾と分類を行う革新的なアルゴリズムを含む先進的なレーザー計測技術に特化しています。この分野での専門知識により、イベオのレーザースキャナーセンサーは、完全な自動運転に向けたあらゆる運転支援の用途に利用できます。

企業プレスリリース詳細へ
PRTIMESトップへ

最新情報をTwitterで受け取ろう!
最新情報をFacebookで受け取ろう!
前の記事
一覧へ戻る