オンライン家庭教師「まなぶてらす」が会員417世帯の保護者を対象に、12ヶ月にわたる学習実態調査を実施

オンライン家庭教師「まなぶてらす」(運営:株式会社ドリームエデュケーション・千葉県市川市・坂本七郎社長)は、同サービスの会員417世帯の保護者を対象とした学習実態調査の結果を公表した。
調査は2025年4月から2026年3月までの12ヶ月間にわたり実施されたもので、オンライン家庭教師を利用する家庭の 53.7% が学習塾や通信教育、授業動画サービスなど、ほかの学習サービスを併せて利用している ことが分かった。
半数を超える家庭が複数の学習手段を目的に応じて使い分けており、本調査ではこうした学び方を「ハイブリッド学習」と定義している。
1. 調査結果
(1) 53.7%が塾や通信教育を併用 ── 半数を超える家庭が「ハイブリッド学習」(図1・図2)
オンライン家庭教師「まなぶてらす」を利用している家庭のうち、学習塾・個別指導塾・通信教育・授業動画サービス・その他の習い事のいずれかを併せて使っていると回答した割合は 53.7% にのぼり、オンライン家庭教師のみで学習している家庭(46.3%)を上回った。半数を超える家庭が、オンライン家庭教師を含む複数の学習手段を組み合わせて使っている実態が明らかとなった。

図1:オンライン家庭教師利用者の他学習サービス併用率(N=417)
併用先の内訳は、学習塾が24.2% で最も多く、続いて 個別指導塾13.9%、通信教育11.0%、授業動画サービス8.6%、その他の習い事(オンライン英会話・そろばんなど)7.4% となった(複数回答、N=417)。何らかの塾(学習塾または個別指導塾)と併用している家庭は 35.7% にのぼり、塾とオンライン家庭教師を組み合わせるのが最も一般的なハイブリッド学習の形となっている。

図2:オンライン家庭教師利用者が併用している学習サービス(N=417、複数回答)
※ 上記内訳は複数回答ベースのため、複数のカテゴリを併用している家庭は各カテゴリに重複してカウントされる。各カテゴリの合計と前述の併用率53.7%は一致しない。
※ 同じオンライン家庭教師というサービス形態である「他のオンライン家庭教師」は、本調査の併用率の集計から除外している(参考値:他のオンライン家庭教師との併用は7.7%)。
(2) オンラインを選んだ理由は『送迎不要・移動時間の削減』が最多の25.9%(図3)
オンライン家庭教師を選んだ理由を自由記述で尋ね、回答を主たる理由ごとに1つに分類した結果、最も多かったのは 「送迎不要・移動時間の削減」の25.9% だった。続いて 「海外在住のため」13.7%、「時間の有効活用・自宅で受講」11.8%、「近くに良い教室・先生がない」9.6%、「塾の代替・併用として」7.2% が並んだ(N=417)。

図3:オンライン家庭教師を選んだ理由(N=417、自由記述を1回答1カテゴリで分類)
(3) 初回前の不安は「先生選びについて」が66.9%、「技術面の不安」はわずか16.3%(図4)
初めてレッスンを受ける前に不安に思ったことを複数回答で尋ねた結果、最も多かったのは 「先生選びについて」の66.9% で、「先生とのコミュニケーション」54.7%、「レッスンの内容」54.2%が続いた。一方、「料金体系」18.0%、「技術面の不安」16.3%、「通話アプリの利用」15.6%は2割を切り、パソコンや回線といった技術面の不安は限定的な水準にとどまった(N=417、複数回答)。

図4:初回レッスン前に保護者が感じた不安(N=417、複数回答)
これらの不安について、79.6%が初回レッスンを受けたことで解消し、6.5%は事前ガイダンスサービスで解消した と回答しており、いずれかの方法で不安を解消したと答えた家庭は 合計85.1% にのぼった。
2. 調査結果が示すもの
今回の調査結果からは、「塾か、オンラインか」の二者択一ではなく、目的や科目に応じて学習手段を使い分ける家庭が半数を超えている という実態が浮かび上がった。
集団指導の塾に通いながら、苦手科目だけをオンライン家庭教師で個別に補強する。海外在住で日本の学習を続けたい家庭が、現地の教育とオンライン家庭教師を組み合わせる。こうした使い分けが日常になっており、オンライン家庭教師は「通塾の代わり」ではなく「通塾を補うもう一つの選択肢」として機能している。
また、初回レッスン前の不安として「技術面」を挙げた家庭が16.3%にとどまったことは、オンラインで学ぶこと自体は多くの家庭にとってすでに特別なものではなくなっていることを示している。利用にあたって家庭が重視するのは、機材や回線ではなく「どの先生に教わるか」へと移っている。
3. 背景
調査結果の背景には、家庭を取り巻く次のような状況がある。
- 共働き世帯の増加とタイパ重視の意識 … 子どもを塾へ送り迎えする時間的負担が大きくなり、自宅で完結する学習手段への需要が高まっている。「送迎不要・移動時間の削減」を理由に挙げた家庭が25.9%、「時間の有効活用・自宅で受講」を挙げた家庭が11.8%にのぼり、合わせて 約4割の家庭が「時間の効率化」をオンラインを選んだ理由として挙げている。タイムパフォーマンス(タイパ)を重視する近年の傾向とも一致する。
- 地方や郊外における選択肢の少なさ … 「近くに良い教室・先生がない」と答えた家庭が9.6%にのぼり、地域による教育機会の差をオンラインで補う動きが見られる。
- 海外在住の日本人家庭からのニーズ … 海外在住を理由に挙げた家庭が13.7%を占めた。日本語での学習や日本式の受験対策を、住んでいる国にかかわらず受けたいというニーズに応えている。
- コロナ禍を経たオンライン学習の定着 … きっかけがコロナ禍だったとする家庭は6.0%にとどまり、現在では特別な状況ではなく日常的な選択肢になっていることがうかがえる。
4. 今後の見通し
オンライン家庭教師の利用は今後も、塾や通信教育を置き換えるのではなく、それらと並んで使われる学習手段の一つ として広がっていく可能性が高い。家庭にとっての関心は「オンラインで学べるかどうか」から「どの先生に、何の目的で教わるか」へとさらに移っていくとみられる。
まなぶてらすでは、今回の調査結果を受け、保護者が先生を選びやすくする情報の整備や、事前ガイダンスサービスの拡充を進めていく方針。
会員の声(自由記述より抜粋)
「子どもの性格に合った先生を自分で選べるところが決め手でした」
「塾では見てもらえない細かな苦手を、まなぶてらすで補強しています」
「海外在住で日本の学習サービスが限られる中、日本の先生から指導を受けられるのが本当に助かります」
「送迎の時間がなくなり、その分を家族との時間に使えるようになりました」
代表コメント

坂本七郎(株式会社ドリームエデュケーション 代表取締役 / 家庭学習コンサルタント)
坂本七郎(株式会社ドリームエデュケーション 代表取締役 / 家庭学習コンサルタント)「コロナ禍をきっかけに、私たち大人も自宅でオンライン会議をすることが当たり前になりました。画面越しに人と話すという経験を多くの方が日常的に積んだことで、『これなら子どもの教育にも十分に使える』と気づくご家庭が一気に広がったのだと感じています。
もう一つ、保護者の皆さまにとって大きな後押しになっているのは、『送迎が不要で移動時間を削減できること』と『安心・安全なご自宅で受講できること』の2点だと考えています。昨今の社会事情を踏まえても、自宅で安心して学べることは、ご家庭にとって非常に大きなメリットになっているはずです。これからも、それぞれのご家庭に合った学び方を支える役割を果たしていきたいと思います」
調査概要
- 調査名:まなぶてらす会員調査(2025-2026)
- 調査対象:オンライン家庭教師「まなぶてらす」会員のうち、お子さまの誕生月に該当する保護者
- 調査方法:Webアンケート
- 有効回答数:417件(同一メールアドレスによる重複回答は最新回答のみ採用)
- 調査期間:2025年4月~2026年3月(お子さまの誕生月に毎月実施・12ヶ月間)
- 対象お子さまの年齢:年少~大学生(中心は小中高生)
まなぶてらすについて

2016年にサービスを開始したオンライン家庭教師サービス。「すべての子どもが『自分の強み』を持てる社会をつくること」をミッションに掲げ、子ども一人ひとりの目標や個性に合わせたオーダーメイドレッスンを提供している。採用率8%の選考を通過した200名以上のプロ講師が在籍し、勉強(中学受験・高校受験・大学受験・英検対策など)から習い事(そろばん・ピアノ・プログラミング・アートなど20種類以上)まで、1つのアカウントでマンツーマンの個別指導を受けられるのが特徴。現在、日本に加え、海外34カ国のご家庭に利用されている。
まなぶてらす公式サイト:https://www.manatera.com/

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運営会社概要
株式会社ドリームエデュケーション
代表者:坂本七郎
事業内容:インターネットを使った家庭学習支援サービス、オンライン家庭教師サービス
所在地:千葉県市川市妙典5丁目13-33 A&Yビル3F
○お問い合わせ先:
株式会社ドリームエデュケーション まなぶてらす事務局
問合せ:https://www.manatera.com/WTE/site.cgi?m=inqfrmshw