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TKC

ミドルマネジメント層のマネジメント強化研修を開始

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-100年企業に向けて一層の現場力向上を図る-

株式会社TKC(本社:栃木県宇都宮市/代表取締役社長:角 一幸)は、1月からミドルマネジメント層の社員のマネジメント能力強化を目的とした研修制度を開始しました。対象者は、課長職およびチーフ(課長代理相当)職の全国事業所に勤務する社員533名で、これは全社員(2,213名)の約24%に当たります。

人材教育に関する「カッツ理論」では、管理者に求められるスキルをテクニカルスキル(業務遂行能力)、ヒューマンスキル(対人関係能力)、コンセプチュアルスキル(概念化能力)に分類しています。新しい研修制度は、このうちヒューマンスキルとコンセプチュアルスキルの強化を目的とします。

ヒューマンスキルの強化に向けては、公益財団法人日本生産性本部が提供する階層別研修の「管理者基礎コース」と「人材育成型マネジメントコース」を利用します。対象者はまず「管理者基礎コース」を受講し、ヒューマンスキルの要素(リーダーシップ、コミュニケーション、ファシリテーション、コーチング、プレゼンテーション、交渉力、調整力)を網羅的に学びます。続いて「人材育成型マネジメントコース」を受講し、部下育成のためのマネジメントスキルについて理解を深めます。コンセプチュアルスキルの強化に向けては、当社において「顧客への貢献」を実践してきた優れたマネジメントの事例をケーススタディーとして学ぶ研修を実施します。

当社では、これまで職種別研修でテクニカルスキルの強化を図る一方で、経営トップが自ら講師を担うマネジメント研修や、個人図書購入支援制度(社員の書籍購入費用を会社が負担し、職務能力向上や自己啓発を支援する制度)等により、ヒューマンスキルやコンセプチュアルスキルの強化を図ってきました。

当社は昨年10月に創業50周年を迎えましたが、次の50年は顧客である会計事務所と地方公共団体の外部環境は変化がさらに加速すると予想されます。その変化の芽を適時につかむことが「顧客への貢献」に不可欠
です。それを実現する現場力の強化に向け、ミドルマネジメントのヒューマンスキルとコンセプチュアルスキルのさらなる強化を図ります。

今後も、社員の力を最大限発揮し、顧客への貢献を引き続き果たしてまいります。

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