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株式会社クラレ

2022年版 新小学1年生の「将来就きたい職業」、親の「就かせたい職業」 1位は「ケーキ屋・パン屋」、20年前との比較では人を助ける職業が人気上げる

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~男の子1位は2年連続で「警察官」、「スポーツ選手」は2位も人気復活~                       ~女の子1位は24年連続「ケーキ屋・パン屋」、エッセンシャルワーカーにも関心~

 ランドセル素材などに幅広く使用される人工皮革〈クラリーノ(R)〉を製造・販売する化学メーカーの株式会社クラレ(本社:東京都千代田区、社長:川原仁)は、この春に小学校に入学する子どもとその親を対象にアンケートを実施し、「将来就きたい職業」「就かせたい職業」を調査しました。

 子どもの将来就きたい職業の総合ランキングは、「ケーキ屋・パン屋」が1位となりました。20年前のランキングと比較すると、2位「警察官」、4位「消防・レスキュー隊」、5位「医師」など、人を助ける職業が大きく順位を上げています。9位の「ユーチューバー」は、2016年に初めて登場して以来、順位も比率も右肩上がりで人気を集めています。

 結果を男女別に見てみると、男の子の将来就きたい職業は、「警察官」が2年連続で1位でした。昨年、調査開始以来はじめて2位になった「スポーツ選手」は比率を上げ、「警察官」との差を詰めました。3位「消防・レスキュー隊」、5位「研究者」は過去最高比率、6位「ユーチューバー」は過去最高順位となりました。

 女の子の将来就きたい職業は、「ケーキ屋・パン屋」が調査開始以来24年連続で1位でした。4位「医師」、5位「警察官」が過去最高順位・比率となり、6位「保育士」、7位「教員」も昨年から順位を上げるなど、コロナ禍が続く中で、人々の生活に欠かせないエッセンシャルワーカーへの関心が高まっています。

【調査概要】
調査対象:2022年4月に小学校に入学する子どもとその親
調査方法:<クラリーノ>製ランドセルを購入した方にアンケートを実施
 ※2021年7月~2022年1月のインターネット回答分から有効回答を抽出
有効回答:子ども4,000名(男女各2,000名)、その親4,000名
 ※子どもの調査は1999年から2022年まで通算24回目、親の調査は1992年から2022年まで通算31回目。

男の子が「将来就きたい職業」

「警察官」が2年連続でトップ
 昨年初めてトップになった「警察官」は、今年も1位をキープしました。白バイ隊員になりたいとの回答もあり、格好いい制服姿や乗り物にあこがれる子どもも多いようです。2位「スポーツ選手」との差は縮まりましたが、人気ぶりがうかがえます。
 同じく人々を助ける仕事では、3位の「消防・レスキュー隊」も人気で、過去最高の比率となりました。

「スポーツ選手」は大幅に比率を上げる
 「スポーツ選手」は昨年同様2位でしたが、比率は3.1ポイント増で、全職業の中で最大の上昇率となりました。競技の内訳を見ると、サッカーが48.9%で圧倒的な人気を獲得しました。

「研究者」は過去最高比率
 「研究者」は、0.7ポイント増で過去最高比率となり、順位を5位に上げました。具体的には恐竜博士と昆虫博士の回答が目立ち、子どもの好奇心が古代生物や身近な昆虫に向いているのがわかります。

「ユーチューバー」は今年も順位を上げる
 「ユーチューバー」は、今年も順位を上げて過去最高の6位に入りました。

女の子が「将来就きたい職業」

調査開始以来24年連続で「ケーキ屋・パン屋」がトップ
 1位は「ケーキ屋・パン屋」となりました。内訳を見ると、8割以上の子どもがケーキ屋かパティシエと回答しています。ケーキの持つ華やかさ、可愛さ、特別感などが、引き続き女の子の心をつかんでいるようです。

エッセンシャルワーカーがそろって順位を上げる
 4位「医師」、5位「警察官」が過去最高順位・比率となり、6位「保育士」、7位「教員」も昨年から順位を上げました。いずれも、コロナ禍においてその必要性が再認識されている職業です。病院、保育園、学校など、身近で働くエッセンシャルワーカーに、子どもたちも大きな関心を抱いているようです。

「花屋」が3年ぶりにトップ3に返り咲き
 ここ2年間4位となっていた「花屋」ですが、今年は3位に順位を上げました。

男の子の親の「就かせたい職業」

安定志向で「公務員」がトップ、「スポーツ選手」と「消防・レスキュー隊」は盛り返す
 安定を願う気持ちの表れか、13年連続で「公務員」が1位となりました。4位「スポーツ選手」と5位「消防・レスキュー隊」は、男の子のランキングと同様、ともに大きく比率を伸ばし、順位を上げました。

女の子の親の「就かせたい職業」

ますます高まる医療系人気、「公務員」は2年連続で過去最高比率
 今年もトップ5のうち4つを、1位「看護師」をはじめとする医療職が占めました。特に、3位「医師」は過去最高比率、4位「医療関係」は過去最高順位・比率となりました。2位の「公務員」は、2年連続で過去最高比率を更新しました。

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