トレンドニュースサイト STRAIGHT PRESS【 ストレートプレス 】

TDRI

【開催レポート】アジア最大級の国際デザイン祭「台湾デザインウィーク」、2025年度はデザインの国際学会連合IASDRと連携

このエントリーをはてなブックマークに追加

「DESIGN NEXT」をテーマに、国際シンポジウムには47カ国から産業界、学界、研究機関から800名以上のデザイン専門家が出席

台湾の政府関連機関「台湾デザイン研究院」が開催するアジア最大級の国際デザイン祭「台湾デザインウィーク」。3回目となる2025年度は、11月29日から12月7日の9日間にわたって松山文創園区で開催され、メインイベントとなる「ゴールデン・ピン・デザイン・アワード」の授賞式のほか、台湾と海外から「DESIGN NEXT」をテーマにした31チームのデザイン作品を展示。さらにデザインの国際学会連合「IASDR」との連携で国際シンポジウムを開催。47カ国から497の機関、85のグローバル企業が参加したことも、大きな成果となりました。
台湾内外31チームによる、27のデザイン事例を展示
大阪・関西万博に合わせて開催されたカルチャーイベント「We TAIWAN」のキャラクター『アウィー』も登場
「台湾デザインウィーク2025」のテーマは「DESIGN NEXT」。期間中、松山文創園区ではテーマにちなんだ台湾内外の31チームによる、27のデザイン事例が展示されました。なかには大阪・関西万博に合わせて大阪で開催された台湾の文化部による大規模カルチャーイベント「We TAIWAN」のキャラクターとして大人気となった『アウィー』の姿も。

「台湾デザインウィーク2025」の展示会場。

展示のキュレーションを担当したのは、台湾鉄道の観光列車「山嵐號」「海風號」のデザインを手がけたことでも知られる「築點設計 archicake design」。デザインの過程のように、「どのような暮らしを送りたいか? どんな世界を信じるか?」と、来場者自身に問いかけることを意識した展示になりました。
展示のハイライト

カルチャーイベント「We TAIWAN」のキャラクター『アウィー』。台湾を象徴する外交大使の役割を果たしました。


国立陽明交通大学「TDIS(Transdisciplinary Design Innovation Shop)」による、都市開発におけるサステナブルなモジュール型仮設住宅を考えるプロジェクト『台灣厝 One House for All』。


自分のキャラクターを作って参加できるバーチャル音楽フェスティバル『夕陽小鎮』。


透明でありながら予測することのできない民主主義の特徴を、来場者がセルフィーを撮って体験することのできる『民主相機計畫』。


循環型経済のためのプラットフォーム「restyle2050」とフラワーアーティストの李濟章氏による『沉積場:Fragments of Now』。

展示の最後では、7名の専門家から未来のトレンドとそのコアバリューが共有され、来場者はインタラクティブゲーム「価値選択のスペクトラム」に挑戦しました。「台湾の街並みは、さまざまな看板や標識、トタン屋根に違法建築など、多様性にあふれています。あなたは『この多様性を維持する』『視覚的に統合する』、どちらを望みますか?」など、価値観を問う8つの質問が用意されており、来場者は投票スタンプを用いて回答します。自分の意見を示しながら他者の意見に耳を傾けることで、民主主義を楽しく実践することができます。

7名の専門家からのメッセージ。

インタラクティブゲーム「価値選択のスペクトラム」。

台湾とチェコ共和国によるデザイン対話セッション
昨年開催されたポーランドとの交流の成功を受け、今年度はチェコ共和国とのデザイン対話セッションが実施されました。チェコ共和国と台湾、それぞれ3名のデザイナーが未来社会の課題にどのように寄与できるかを話し合いました。

【テーマと登壇者】
「デザインのクロスドメイン」Oldrich Voyta氏(チェコ共和国)× APUJAN 詹朴氏(台湾)
「サステナブルイノベーション」Adam Keprta氏(チェコ共和国)× 許向罕 Hsiang Han Hsu氏(台湾)
「多様なインクルージョン」Nataliya Grimberg氏(チェコ共和国)× 黃郁媚 Yu mei Huang氏(台湾)
デザイン国際学会連合「IASDR」と連携して国際シンポジウムを開催

デザイン国際学会連合「IASDR」の国際シンポジウム開幕式。IASDR主席のピーター・ロイド氏をはじめ、各界から来賓が出席されました。

今年度の「台湾デザインウィーク」では、国際的なデザインの学会連合「IASDR」との連携により、国際シンポジウムが開催されました。

「IASDR(International Association of Societies of Design Research)」は、「Chinese Institute of Design(中華民国デザイン学会、CID)」、1966年に英国で設立された「Design Research Society (DRS)」、「Japanese Society for the Science of Design(日本デザイン学会、JSSD)」、「Korean Society for Design Science (韓国デザイン学会、KSDS)」によって構成されており、2025年度の国際シンポジウムには、47カ国から産業界、学界、研究機関から800名以上のデザイン専門家が出席されました。

基調講演では、スウェーデン出身の環境学者ヨハン・ロックストローム氏とローラ・フォルラーノ氏によるテクノロジーと人文科学のデザイン倫理についての対話をはじめ、台湾デザイン研究院の張基義院長からは教育と都市、民主的な社会へのデザインの貢献について、オランダ・アイントホーフェン工科大学デザイン学部副学部長のステファン・ウェンスヴィーン氏からはスマートテクノロジーの時代におけるデザイン、美学、テクノロジーの再配置に関する将来展望の提案がありました。

写真左から、中華民国デザイン学会の許言理事長、経済部産業発展署の鄒宇新副署長、経済部の何晉滄次長、IASDR主席のピーター・ロイド氏と副主席のTek-JinNam氏、台湾デザイン研究院の張基義院長。

アジア最大級の国際デザイン祭「台湾デザインウィーク」、来年度も台湾からデザインの可能性を追求する試みをお届けしていきます。日本の皆様のご来場・ご参加を心よりお待ちしております。
台湾デザインウィーク
2026年は11月24日~30日での開催を予定しています。ぜひオフィシャルSNSをフォローして最新情報をご確認ください。

オフィシャルFacebook:https://www.facebook.com/TaiwanDesignWeek/
オフィシャルInstagram:https://www.instagram.com/designintaiwan
IASDR(International Association of Societies of Design Research)
オフィシャルサイト:https://iasdr2025.org/

企業プレスリリース詳細へ
PR TIMESトップへ

最新情報をTwitterで受け取ろう!
最新情報をFacebookで受け取ろう!
前の記事
一覧へ戻る
次の記事