徳島県立近代美術館「所蔵作品展　徳島のコレクション」の特設展示。9月4日（日）まで

戦後の京都で次世代を担うホープと目されながら、結核により50歳で倒れた日本画家の大作10点を一挙公開。

幸田暁冶（1925-75年）は、徳島市出身の両親の子として京都市で生まれました。父の春耕（しゅんこう）も日本画家でした。
暁冶は、1950年代中頃から70年代にかけて、日展や京展などで活躍。実験的な作風と内面表現により、京都画壇の次世代を担うホープと目されました。しかし、幼い頃患った結核と闘いながらの制作であり、50歳で亡くなっています。

徳島県立近代美術館が所蔵する大作10点をまとめてご覧いただく機会となります。初期の鳥や動物、力強い人間表現、神秘的な少女像など、彼の画業をコンパクトにたどります。

本コーナーは、「所蔵作品展　徳島のコレクション2022年度第2期」の特設展示です。他に、ピカソ、クレー、レジェの名品などもご覧いただきます。

会場：徳島県立近代美術館
〒770-8070 徳島県徳島市八万町向寺山
会期 : 令和4年9月4日（日）まで
開館時間：9時30分～17時

休館日：毎週月曜日（7月18日、8月15日を除く）、7月19日（⽕）

観覧料：一般 200円［160円］／高・大生 100円［80円］／小・中生 50円［40円］
［ ］内は20名以上の場合 ※「所蔵作品展 徳島のコレクション」と共通、各種減免あり

関連行事：美術館講座「近代の京都画壇と徳島の日本画家たち」
9月4日（日） 14時～15時 講座室 対象:高校生以上 参加無料、講師:森 芳功（主席）

お問合せ
徳島県立近代美術館
Tel 088-668-1088 fax 088-668-7198

企業プレスリリース詳細へ
PR TIMESトップへ