展示会を起点に世界11か国へ展開、海外売上比率20%超へ成長
光パターン形成LED 照明「ホロライト・シリーズ」を開発・製造・販売するパイフォトニクス株式会社(本社:静岡県浜松市、代表取締役:池田貴裕)は、中小企業庁が選定する2025年度「はばたく中小企業・小規模事業者300社」において、「海外展開」部門で選定されました。なお、2026年5月29日に経済産業省講堂で開催される授賞式には、当社代表取締役が出席いたします。
「はばたく中小企業・小規模事業者300社」は、中小企業庁が、経済社会構造の変化に対応して事業変革や新規事業に挑戦し、地域経済や日本経済の成長への貢献が期待できるモデルとなる中小企業・小規模事業者を選定するものです。2025年度は、「成長戦略・生産性向上」「海外展開」「GX」「DX」「人への投資・環境整備」の5つの分野で優れた取組を行う企業が選定されました。
当社は、独自の光技術を活用した安全・演出向けLED照明を国内外へ展開しており、海外展示会への継続出展を起点として、米国・メキシコ・韓国・東南アジア・欧州へ販路を拡大しています。現在、展示会出展を通じた営業活動は11か国へ広がり、海外売上比率は20%超に成長するなど、浜松発の光技術を世界市場へ展開しています。

はばたく中小企業・小規模事業者300社
<米国展示会を起点に海外市場を開拓>
当社は2022年より本格的に海外展開を開始しました。2022年6月には米国シカゴ、同年9月には米国サンディエゴで開催された安全関連展示会へ出展し、海外市場におけるユーザーニーズの把握と販路開拓に着手しました。さらに2023年には、米国鉄鋼業界最大級の展示会「AISTech」へ出展し、現地ユーザーとの接点を拡大しました。その後、米国鉄鋼業界を中心に導入が進んでいます。また、メキシコでは鉄鋼大手企業への導入、韓国では安全規制強化を背景とした需要拡大、東南アジアでは日系企業向けの販路拡大など、各地域で導入実績が広がっています。
<世界的な安全意識向上を背景に需要拡大>
当社の主力製品「ホロライト」は、光で線・円・矢印などを床面へ投影し、危険エリアや作業動線を“見える化”する独自LED照明です。工場・物流・重工業分野において、天井クレーンやフォークリフト周辺の安全対策用途として導入が進んでいます。近年では、世界的な安全意識の高まりや安全規制強化を背景に、海外市場でも需要が拡大しています。
<2026年は11か国・14件の海外展示会へ出展予定>
当社は2025年、過去最多となる14件の海外展示会へ出展しました。さらに2026年は、米国・フランス・ドイツ・インド・ベトナム・韓国・台湾・シンガポール・チェコ・トルコ・メキシコなど、11か国で14件の海外展示会出展を予定しています。直近では、WIN EURASIA 2026およびMTA Vietnam 2026においてJETROジャパン・パビリオン、Viva Technology 2026において静岡県ブースへの出展を予定しており、公的支援機関・自治体とも連携しながら、海外販路の開拓を加速してまいります。今後も、世界各国の現場課題に対し、「安全を光で見える化」する独自技術を提案し、グローバル市場での事業拡大を進めてまいります。
<直近の海外展示会出展予定>
2026年6月10日~13日 WIN EURASIA 2026(トルコ/JETROジャパン・パビリオン)
2026年6月17日~20日 Viva Technology 2026(フランス/静岡県ブース)
2026年7月1日~4日 MTA Vietnam 2026(ベトナム/JETROジャパン・パビリオン)
2026年7月6日~9日 KISS 2026(韓国)
<代表コメント>
このたび、「はばたく中小企業・小規模事業者300社」に選定いただき、大変光栄に思います。当社は浜松の“やらまいか精神”のもと、新しい光の使い方を追求し、地方発スタートアップとして世界市場へ挑戦してきました。海外展示会へ継続的に出展し、現地ユーザーの声を直接聞きながら製品開発と販路開拓を進めてきたことが、現在の海外展開につながっています。今後も、顧客と共に新たな用途と市場を開拓し、世界中の現場課題解決へ貢献してまいります。
<当社の概要>
当社は、2008年4月に高指向性LED照明「ホロライト」を開発し、製造現場での検査用途、各種イベントや建築物の演出用途、大学研究機関の実験用途など、さまざまな場面で採用されてきました。光パターン形成LED照明「ホロライト・シリーズ」は、高輝度LED光源と大型光学素子の組合せにより、空間に多様な光パターンを形成する独自の製品です。日本、米国、欧州、中国において特許を取得しています。近年では、工場内の労働災害低減に貢献する安全対策事業、地域資源を活かした新たな景観価値を創出する空間演出事業、さらに光を活用した鳥害対策事業など、新しい光の使い方の創出に取り組んでいます。
