黄砂の発生源のひとつ、中国・内モンゴルの砂漠に木を植えています
当財団は、「April Dream 4月1日は、夢の日。」に参加しています。このプレスリリースはオイスカのApril Dreamです。
国際協力NGOである公益財団法人オイスカ(東京都杉並区/理事長:中野悦子)は、中国・内モンゴルの阿拉善(アラシャン)で、地域住民の生計向上と砂漠防止のための植林活動に20年間取り組んでいます。

オイスカでは、2001年より中国・内モンゴルの阿拉善(アラシャン)で砂漠化防止のための植林活動を続けています。砂漠化の原因はさまざまですが、その一つでもある放牧を行ってきた遊牧民が、現金収入を得ながら活動に参加できるよう、砂漠化防止に効果のある灌木「梭梭(ソウソウ)」の植林とその根に寄生する薬用植物「コウバクニクジュヨウ」の栽培を行っています。

阿拉善の砂漠化は、砂嵐の頻発など、そこに住む人たちの生活に大きな影響を及ぼすだけでなく、日本に飛来する黄砂の発生源ともなっています。地域住民が漢方薬の原料となる「コウバクニクジュヨウ」で生計を立てながら植林活動に取り組むことで、砂漠化を防止し、黄砂の発生も抑制することを目指しています。

また、世界的な新型コロナウイルスの感染拡大を受け、肺炎症状の緩和に効果を発揮する薬用植物の栽培も開始しています。さらに現在は、こうした取り組みを「船の墓場」といわれるアラル海の深刻な砂漠化を食い止めるため、ウズベキスタンにも広げています。

「April Dream」は、4月1日に単に笑えるネタではなく実際に企業が叶えたい夢を発信する、PR TIMESによるプロジェクトです。
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