千葉大学学生有志と「りくカフェ」スタッフによる、コミュニティ再生への取組み
千葉大学園芸学部は、東日本大震災後、「被災地に元気と笑顔を届ける」ことを目的に、2011年から定期的に学生と教員が被災地に赴き、コミュニティーガーデンを通じた支援活動を行っています。12月18日(金)には、ハーブリース作りを行い、地元の皆さんの元気・健康づくりや、陸前高田が笑顔でいっぱいのまちになるお手伝いをします。
千葉大学の園芸学部の学生の有志により、東日本大震災後の2011年7月に、国立大学で国内唯一の園芸学部生として、大学で学んできた知識や経験を活かし、植物を通じて被災地を元気づけたいという想いから、宮城県石巻市の仮設住宅で、コミュニティーガーデンづくりを開始しました。
以後、宮城県だけでなく、岩手県や千葉県旭市にも取り組みを広げ、これまで約40回にわたり被災地を訪問し、コミュニティーガーデンの維持管理や、商店街の緑化活動、ハーブを使った香袋や石鹸作りなどを、地元の方々と一緒に継続して実施しています。
ガーデンで育てたハーブを使ったリースづくり教室を開催
今回は、一般の方々に参加を募り、ガーデンで育てたハーブや、近くの山で採れた蔓や葉っぱなど、身近にある自然の恵みを使った自分だけのオリジナルリース作りに挑戦して、身近な里山やコミュニティガーデンとの繋がりをつくる機会にします。
当日の概要
日時:平成27年12月18日(金)13:30~15:00
場所:りくカフェ(陸前高田市高田町字鳴石22-9)
参加者:小学生と保護者(中学生以上)のご家族20組
主催:りくカフェ
協力:千葉大学園芸学部学生有志
木村智子(コミュニティーガーデンコーディネーター)
佐々木知幸(みちくさ部長・植生生態学者)
企画・コーディネート:千葉大学大学院園芸学研究科 秋田典子准教授
本件問い合わせ先
千葉大学園芸学研究科緑地環境学コース 秋田 典子准教授
TEL: 047-308-8879
メール:noriko@faculty.chiba-u.jp c.jp