空間に音を配置し、リアルなサウンドを実現する音響システム【ドルビーアトモス】で、話題のアクション映画を鑑賞した映画好き女子に聞き取り調査
映画を観る際に、画面の大きさは気にしても、音響まで気にする人は少ないかも知れないが、最新の音響技術を使ったドルビーアトモスが全国の劇場に増えつつある今、なるべく音響の良い劇場で観たいと意識する女子が徐々に増えつつあるようだ。映画好き女子が集まるトーキョー女子映画部では、これまで何度もドルビーアトモス部活と称して、音響に意識して映画を楽しむイベントを行っているが、その甲斐もあってか、参加者に映画を観る際の劇場選びの決め手を聞いてみると、音の良い劇場でなるべく観ると答える人も多くなってきた。そして、この度もドルビーアトモス（ホームシアター版）にて映画鑑賞する部活を実施。今回この部活に参加してもらった女子には、音を意識して鑑賞してもらい、音の演出によって映画のおもしろさがいかに倍増するか、聞き取り調査を行った。
Q：ドルビーアトモスで『ハンガー・ゲーム FINAL： レジスタンス』を観て、特に音の良さを感じたのはどのシーン？
■群衆の拍手が鳴り止むときに、最後の一人がどこにいるのかちゃんとわかりました。
■足で砂利を踏む音や、爆撃による地響きの音に臨場感がありました。
■砂嵐の音がリアルですごかった。
■セリフがちゃんとその人がいる高さから聴こえてきました。
■森の中のシーンで、川が流れ、鳥がさえずるシーンの音がすごく自然で美しかったです。
■室内にいるときや、地下にいるとき、自然に囲まれた屋外にいるときと、その空間の広さまで感じられました。
■普段大きな音は苦手なのに、ドルビーアトモスで聴いたら全編を通して耳が疲れず、楽に聴くことができました。
Q：音響の違いまでわかる女性は素敵だと思う？
■素敵 85.7%
■ちょっと嫌み・気取ってる 9.5%
■何とも思わない 4.8%
★あまり語りすぎると嫌みに聞こえてしまいそうですが、わからないことを教えてくれる程度なら良いと思います。この映画は、今日2度目でしたが、音響の知識を得たことでより楽しく観られました。
★自分が音響について熱く語ったらみんなに煙たがられそうなので（笑）、知識は自分のなかだけに収めておこうと思います。私は以前もドルビーアトモス部活に参加させて頂いたのですが、その後すごく音響に興味を持つことができ、私の映画生活の幅がさらに広がりました。だから知識を持つこと自体は素敵だと思います。
★音響マニアまでいってしまうと鬱陶しいかもしれませんが（苦笑）、感性が鋭いという意味で音響の違いがわかるのは良いですよね。
★音響に詳しい女性が周りにいたら素敵ですよね。私ももっと詳しくなりたいです。普段映画を観るときは、視覚的な情報にばかり集中していましたが、音を意識することでさらに視野が広がりました。
「音やオーディオ機器にこだわる」と聞くと難しそうに思えるが、ただ音の良さを素直に感じられる程度で充分なのだろう。映画の音響は設備によって思った以上に違いがあるという基本的なことから知るだけでも、今後の映画の楽しみ方は、質が上がると言える。人気シリーズ第三弾となる『ハンガー・ゲーム FINAL： レジスタンス』は、政府が富裕層の娯楽のために開く生き残りゲーム“ハンガー・ゲーム”の勝者と、反乱軍が手を組み、政府を倒そうとするストーリーで、アクションシーンの迫力を楽しめるのはもちろん、反乱軍のいる地下居住区や、自然に囲まれた屋外など、舞台となる空間のメリハリもあり、音による空間の表現もより堪能しやすい作品である。セル用ブルーレイはドルビーアトモスでの鑑賞ができるが、たとえまだ自宅に音響設備がなくても、どうせ購入するなら、そういった商品のスペックの違いも知った上で買うとお得感も得られそうだ。
今回の体験リポートについて、詳しくは下記のトーキョー女子映画部の記事へ。
●トーキョー女子映画部によるリポート全容：
http://www.tst-movie.jp/ev01/ev68_151026001.html
●『ハンガー・ゲーム FINAL： レジスタンス』
ブルーレイ＆DVD 好評発売中、レンタル中／デジタル配信中
発売元：KADOKAWA／ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
販売元：ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント（セル） 、KADOKAWA （レンタル）
http://www.hungergames.jp/
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