
東京都品川区に本店を構える老舗うどん店「こんぴら茶屋」のFC1号店が、東京都中央区にオープンするという情報を入手した。
筆者は大のうどん好き。新しいお店ができるとあっては、チェックせずにはいられない。というわけで、FC1号店のオープンを前に、本店へ足を運んでみた。
いざ!「こんぴら茶屋」本店


「こんぴら茶屋」の本店は、目黒駅から徒歩数分の場所にある。“ザ・うどん屋さん”という感じの店構えで、店内もまた、どこか懐かしい雰囲気が漂う落ち着いた内装だ。
出迎えてくれたのは、店主の尾藤さん。素敵な笑顔と軽快なトークで、いろいろな話を聞かせてくれた。
同店は、昭和58年創業。讃岐うどんの本場・香川県の金毘羅さんの石段の麓に生家がある尾藤さんが、讃岐うどんの伝統と魅力を伝えるべく、東京・目黒の地にオープンした。
以降、40年以上にわたり、老若男女に愛され、芸能人のファンも多数いるのだそう。また、『ぴったんこカンカン』『チューボーですよ!』『ヒルナンデス』『ぐるナイ』『アメトーーク』など、数多くのメディアに取り上げられている。
バリエーション豊富な看板メニュー「かれーうどん」

「こんぴら茶屋」の看板メニューは「かれーうどん」。こだわりは、和風の出汁の味を残すということ。カレーのルーの辛さに、昆布や鰹の風味が勝てるように研究されているという。
筆者は、最もスタンダードな「牛かれーうどん」1,270円を注文。……おぉ、カレーの辛さと出汁の風味のバランスが良く、しっかりとしたコクがある。後味は、どちらかというと出汁が強いように感じる。なので、重たくなく、ツルツルと食べ進められる。
かなり食べたところで、尾藤さんが一言「実は、少し冷めた40度以下が美味しいんですよ」。…早く言ってほしかった。とはいえ、大胆なようで繊細な1杯に感動した。
今回は「牛かれーうどん」を注文したが、他にも「生玉子入り牛かれーうどん」「温泉玉子入り牛かれーうどん」「チーズ入り牛かれーうどん」各1,390円、「もち入り牛かれーうどん」1,690円、「牛かれーつけ麺」1,270円と、バリエーション豊富な「かれーうどん」がある。なお、160円で替え玉もできる。
その他のメニュー・サービスをチェック!

「こんぴら茶屋」では、名物「かれーうどん」の他、「冷やし こんぴらうどん」「天ぷらうどん」など多くのメニューを用意。その中でも尾藤さんのイチオシは、「岩中豚の肉うどん」1,380円だそう。

岩手県産の銘柄豚「岩中豚(いわちゅうぶた)」は、コクのある柔らかな肉質と、融点が31度でスッと溶ける甘みのある脂身が特徴。そんな「岩中豚」をたっぷり使い、同店自慢のいりこ出汁で食べる、贅沢な1杯だ。
また、うどん以外のメニューも要チェック。国産大豆の旨味を凝縮した「おぼろ豆腐」390円、さっぱりまろやかなお酢を使用した「しめ鯖」590円、香川県高松市の老舗「吉内」直送の「逸品 じゃこ天」490円など、お酒のお供になるメニューも楽しめる。
さらに、「しゃけ御飯」「明太子御飯」「ライス(福神漬け付)」も。これら3品は、開店から16時までのランチタイムにうどんと一緒に注文すると、通常290円のところ190円で食べられる。
そして、見逃せないのが、卓上に置かれた七味と一味。同店は、明治25年創業の京都・一休堂の七味と一味を取り寄せている。同店の出汁に一番ぴったりくるのが、一休堂の七味と一味なのだそう。伝統を守る出汁と薬味の調和をぜひ楽しんでみてほしい。
まとめ
今回は、いつも徘徊している中央区を飛び出し、「こんぴら茶屋」の本店まで足を延ばしてみた。讃岐うどんの伝統を守るその味は、そのためだけに出向く価値のあるものだった。中央区に同店のFC1号店ができるのが待ち遠しい。
尾藤さんは、「42年間頑張ってきましたが、これからもまだまだ頑張っていきますので、よろしくお願いいたします。今年初めてフランチャイズの1号店をオープンします。今後はフランチャイズの展開も積極的に進め、全国の皆様にうちの味を知っていただきたいという夢があります。」とコメントしてくれた。
伝統ある讃岐うどんの魅力を余すところなく堪能できる「こんぴら茶屋」をチェックしてみては。
■こんぴら茶屋 本店
所在地:東京都品川区上大崎3-3-1 坂上ビル1F
営業時間:11:00~23:00(ラストオーダーは22:50)
定休日:なし(年末年始を除く)
席数:20席
HP:https://konpira-chaya.com
Instagram:https://www.instagram.com/konpirachaya_meguro

樋口千穂(ひぐちちほ)
東京都中央区在住のライター。月島散策が好きで、もんじゃだけではない「もんじゃストリート」の魅力の虜。