地域の親子連れなどが30人参加
7月31日、一庫ダム管理所(川西市一庫字唐松)で「第16回流木ペインティング大会」(主催:一庫ダム水源地域ビジョン推進協議会)が開催され、地域の親子連れなど30人が参加した。同大会は、ダムに流れ着く流木の有効活用と、環境に関する啓発のために行われているもので、平成19年から毎年実施されている。

この日、会場を訪れたのは、市内外から訪れた小学生や保護者など9家族。主催者代表や市関係者の挨拶などの後、用意された流木から好みのものを選び、赤や青、白、黄色といった鮮やかなペンキを使いながら、色を付けていった。
流木は20センチほどのものから1メートルほどのものまで様々で、子どもたちは、「どこにどんな色を塗って、作品を作ろうかなぁ?」などと言い、猛暑の中約2時間ペイント作業が続けられた。
今回用意された流木は、独立行政法人水資源機構一庫ダム管理所の職員がダム湖に流入する流木を集めたもの。平成19年に、これらの流木を何かに使えないかということで、同管理所が洋画家の安食慎太郎さん(あじき しんたろう、76歳:昭和21年6月21日生)に相談。流木の形が作品づくりに適しているということなどから、同大会の開催に至ったという。
越田謙治郎川西市長も駆けつけ、「暑さに気を付けながら、思い思いの作品を作ってください」と語った。
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