年間利用者110万人以上の千葉大生協におけるレジ袋購入率はたった0.6%
国立大学法人千葉大学の環境ISO学生委員会は、毎年、千葉大生協のレジ袋の有料化に伴う「れじぶー基金」を使って、学内に向けた環境活動を展開しています。本年度は三菱製紙販売株式会社と協同で企画した間伐材シャープペンシルと、学生がデザインしたエコバッグを1月27日(水)から生協にて割引販売することになりました。
商品は「間伐材シャープペンシル」と「エコバッグ」
◆間伐材シャープペンシル 150円(税込)販売個数:370個
環境ISO学生委員会の学生と三菱製紙販売株式会社が協同で製作。学生の提案で数ある間伐材商品の中から、学生がよく使用するシャープペンシルにしました。間伐材を通じて適切な森林管理である「木を切る環境保全」を広めることを目的としています。グリップ部分には学生達が考えた言葉「Think of sustainable use of forests.」と書かれています。
(材質:ヒノキ、ペン金具 サイズ:径8mm、長さ160mm)
◆エコバッグ 200円(税込) 販売個数:290個
学内の教職員や学生に対してエコバッグの利用を推進し、ごみの削減に対する意識啓発を目的とし、環境ISO学生委員会の学生が企画からデザイン、販売促進までを担当しました。表部分のメッセージは学生が考えた「Complete the map! WE are the artists of the earth.」です。
(材質:ポリエステル サイズ:365×360×120mm ポーチ付き 色:紺)
千葉大独自の「れじぶー基金」による割引販売の仕組み
千葉大学では環境ISO学生委員会の発案により、2006年度から大学生協におけるレジ袋の有料化(1枚5円)を実施しています。現在、物販店舗だけで年間110万人以上が利用する千葉大生協におけるレジ袋の購入は年間7,000枚程度で、平均購入率は0.6%。「レジ袋無し」が当たり前となっています。
これによりこれまでレジ袋の購入に充てられていたお金と、レジ袋の販売収入を「れじぶー基金」として生協から拠出いただき、環境ISO学生委員会が、レジ袋削減にご協力いただいた学内の学生や教職員に対し、エコグッズの割引販売など、さまざまな環境活動で還元しています。
今回もグッズ販売のために約15万円を基金から捻出して割引に充て、学生にも買いやすい価格で販売します。
千葉大学環境ISO学生委員会とは
2003年千葉大学でISO14001認証取得への動きが始まるとともに発足し、環境マネジメントシステムの構築・運用に貢献。現在では、学内の基礎研修講師、環境目的・環境目標・実施計画の原案作成、内部監査、外部審査対応、環境報告書作成、省エネ省資源・緑化・堆肥化等の活動、地域との連携、意識啓発活動などを担当。西千葉・亥鼻、松戸・柏の葉地区に分かれて活動。2009年NPO法人格も取得。所属学生は約150名。指導教員は倉阪秀史(千葉大学大学院人文社会科学研究科教授)
本件に関するお問い合わせ
千葉大学環境ISO事務局 http://kankyo-iso.chiba-u.jp/
043-290-3572 / kankyo-iso@office.chiba-u.jp
<関連リンク>
千葉大学 http://www.chiba-u.ac.jp/
千葉大学の環境への取り組み http://www.chiba-u.ac.jp/environment/
千葉大学環境ISO学生委員会 http://env.chiba-univ.net/
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