【埼玉県内初】官民連携により、IoT機器を活用した新型コロナワクチン保管冷凍庫の温度監視システムを本格運用開始
北本市では、自治体の温度管理ミスで新型コロナウイルスワクチンを廃棄してしまう事例を受け、新型コロナワクチン保管用のディープフリーザー(超低温冷凍庫)の温度管理を自動で監視するシステムの運用を開始しました。県内初の試みであり、全国的にも数少ない取り組みです。
これまで北本市では、新型コロナウイルスワクチンを適切な温度(約-75度)で保管するため、担当者が目視でワクチンを保管するディープフリーザー(超低温冷凍庫)の温度確認を行ってきました。しかし、夜間や担当者が不在の際に適切な温度でなくなった際の早期発見が困難であり課題でした。自動監視システム(「PARCS Suite WATCHER」)を導入したことにより、温度異常の早期発見および温度管理が原因によるワクチンの廃棄防止が可能となります。

「PARCS Suite WATCHER」自動監視システムの仕組み
ディープフリーザー(超低温冷凍庫)の温度表示パネルを1分間隔で監視し、温度異常発生時には複数の担当者へE-Mailで一斉に連絡されるもので、本体には一切加工を行わないことから、本システムを原因としたディープフリーザー(超低温冷凍庫)の故障等が発生する心配がなく、安全にワクチン管理を行うことができる仕組みです。市で保有する全てのディープフリーザー(超低温冷凍庫 最大5台)について、自動監視による温度管理を実施します。


導入経緯
官民連携の一環として、埼玉県情報サービス産業協会協力のもと、協会会員であるパシフィックシステム株式会社をご紹介いただき、IoTカメラを利用した自動監視システム「PARCS Suite WATCHER」を一定期間無償提供いただきました。
【無償提供期間】 6月9日(水)~令和4年2月28日(月)
※「新型コロナウイルス感染症に係る臨時の予防接種実施要領」に基づく期間
【製品紹介サイト】 https://www.pacific-systems.co.jp/solution/613.html
担当者コメント
ディープフリーザー(超低温冷凍庫)の温度管理は重要な課題でした。この度、埼玉県情報サービス産業協会協力のもと本システムの構築を実現したことで、より安全にワクチンを保管できるようになると共に、管理体制についても省力化・効率化され、職員の負担も軽減されました。本システムを活用して適正なワクチン管理を行い、引き続き市民の皆様に安心してワクチンを接種していただける環境を構築してまいります。