巨大投資から「手の届く水素」へ。地場産水素を活用した地域密着型産業クラスターの形成を目指し、産学官連携コンソーシアム「テク浜水素倶楽部」がキックオフ

※本リリースは、福島県商工労働部産業人材育成課「ふくしま水素エネルギー人材育成事業」を受託する株式会社URリンケージが配信しております。
福島県立テクノアカデミー浜※(略称:テク浜)と県内企業、福島ロボットテストフィールド入居企業等で構成される「テク浜水素倶楽部」は、地域密着型・小規模分散型の水素活用による新たな産業クラスター形成に向け、本格的な活動を開始いたします。
これに伴い、公式サイトの公開、および実務者向け講習会(資格取得に関するセミナーと次年度以降の活動計画策定のワークショップ)を開催することをお知らせいたします。
※福島県立テクノアカデミー浜
職業能力開発短期大学校(専門課程及び専門短期課程)と職業能力開発校(普通課程及び短期課程)を併せ持つ、総合的な職業能力開発を行う福島県立の公共職業能力開発施設
■ なぜ今、「地域密着型・小規模分散型」の水素なのか
これまで水素の活用の取り組みは、大手企業による大規模な設備投資を伴う取り組みが中心であり、地域の中小企業や個人事業主にとっては「遠い存在」でした。
それに対して「テク浜水素倶楽部」では、家庭や一般店舗、観光といった「暮らしの中での水素の活用」など、身近な水素の利用形態に着目した取り組みを活動のメインターゲットに据えています。
日ごろの企業活動をベースに、小規模な水素活用の実証を丁寧に積み重ねることで、地域の暮らしに根差した「学び」と「体験」を出発点に、福島県独自のボトムアップ&地域先導型水素活用モデルを構築します。
■ 「テク浜水素倶楽部」が4つの領域で描く産業戦略
テク浜水素倶楽部は、以下の4つの領域で事業ミッションを推進するコンソーシアムです。
- FCVとロボット(技術継承):学生のチャレンジを基礎としたFCV(燃料電池車)やロボット制作を通じた次世代教育と商品開発。
- 水素観光(共感創出): 水素自転車によるサイクリングや水素家電&燃焼機器によるBBQなど、身近な「体験」を通じた交流人口の拡大と地域ブランディング。
- ポータブルFC&燃焼機器(利便性): 野外調理家電や燃焼機器による調理や、非常用電源利用など、地場産水素を「持ち運べるエネルギー」として活用するツール開発。
- サービス・インフラ(定着): メンテナンスや水素供給網の整備を通じた、継続的な地域雇用の創出。

FCV製作
FCロボット製作
水素観光
■注目ポイント:テクノアカデミー浜での「地場産水素」一貫運用
テクノアカデミー浜には、100%再生可能エネルギーで水素を生成する設備が整備されています。
●小規模分散型の鍵「吸蔵合金タンク」: 運搬が課題となる水素を、小型の吸蔵合金タンクで運用。これにより、大型ローリーなどでの運搬は必要としない、地域レベルでの運用モデルを提示します。
●学生起点の実装: 授業でFCV製作を学ぶ学生たちの、県内企業等との協働による公道走行を見据えたプロトタイプ開発や、地域の知恵や技術を子ども達に継承するなどのFCロボットの実証機製作の調整を出発点に、水素活用の地域への社会実装を目指します。
■ キックオフイベント開催概要
地場産水素の活用を「自分事」にするための、セミナー及びワークショップを開催します。
【第1回】水素ビジネス参入への第一歩:高圧ガス資格概説セミナー
● 日時: 2026年2月16日(月) 13:15~15:10(開場は13:00)
● 会場:コラッセふくしま 中会議室401(福島市三河南町1番20号)
● 内容: 水素運用に不可欠な「高圧ガス関連資格」の取得方法や制度概要について、高圧ガス保安協会の講師が解説。実際に取得した方の体験談も公開します。
参加申し込み
申し込みページにアクセスしてお申込み下さい〔申し込み〆切:2 月13 日(金)〕
【第2回】次年度活動計画策定ワークショップ
● 日時: 2026年3月6日(金)13:15~16:00(予定)
● 会場: 福島県立テクノアカデミー浜(南相馬市萱浜字巣掛場45-112)
● 内容:
- 参加企業等の活動展示&自己紹介
- 小規模分散型の水素活用に資する取り組み紹介
- 前述の4つの活動分野別のグループ討議による次年度活動計画案の策定
※本ワークショップは、テクノアカデミー浜の成果発表会と同時開催します。
見学会
上記セミナーとワークショップ開催に加え、水素生成や活用現場の見学会も年度内に開催予定にしています。詳細は、後日「テク浜水素倶楽部」公式サイトにて公開します。
■公式サイトの公開とコンソーシアム(倶楽部入会)のご案内
コンソーシアムの活動内容、参画企業の紹介、今後のイベント案内を随時発信します。
★テク浜水素倶楽部公式サイト URL: https://thh-club.com/
当コンソーシアム(テク浜水素倶楽部)には、福島県内外でも、会社/団体・個人のどのお立場でも、水素に関する活動を福島県内の企業や関係の方々とご一緒したい、というご意向があれば、どなたでもご参加できます。少しでもご関心ある方は、以下よりご連絡ください。
★問合せ(エントリー)フォーム URL:https://thh-club.com/contact/
■ 今後の展望
今年度のセミナー等の成果を活かし、次年度からは上記戦略に沿って各種実証実験を本格化させ、開発プロセスを教育/研修プログラムとして組成し投資回収・初期収益の確保につなげます。
これにより、「ハイテクだけど、どこか身近なふくしまモデル」を、世界へ発信できる知財に育ててまいります。
【本件に関するお問い合わせ先】
・福島県商工労働部産業人材育成課(担当:鈴木)
電話:024-521-7829 / Email:jinzai@pref.fukushima.lg.jp
・テク浜水素倶楽部 事務局(担当:室伏)
電話:070-7387-6850 / Email:info@thh-club.com