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水中写真家 中村卓哉 新作写真集『辺野古 ―海と森がつなぐ命』刊行のお知らせ

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17年以上にわたり辺野古へ通い続けている水中写真家 中村卓哉の写真約200点を掲載。

9月22日より関連イベント、写真展「海と森がつなぐ命―辺野古―」が開催決定。

沖縄本島東海岸北部に位置する辺野古は、米軍基地建設のため、いま海の埋め立て工事が始められようとしている話題の地です。2001年、中村は「埋め立て予定地となっている海の中にも必死に生きている命があるはずだ」と辺野古に通い始めました。ここには3000年もの歳月をかけてできたサンゴの大群落があり、5000種類を超える生きものが暮らしています。この生物多様性の海を育てているのは、広大な「やんばるの森」と、そこから栄養分を運ぶ清流。中村は山と海をつなぐ命のめぐりをライフワークとし、17年間通いつめました。本書は、広大な森、河口に広がるマングローブと干潟、浅瀬の海、奇跡のサンゴ礁まで、豊かな自然とそこに息づく生物たちの記録です。なかでも満月の夜のサンゴの一斉産卵のシーンは、未来へとつなぐ命の神秘を感じさせます。

中村卓哉(なかむら たくや)
1975年東京生まれ。10歳のときに沖縄の慶良間諸島でダイビングを体験、海中の世界に魅せられ、水中写真家となる。国内各地の海に加え、パプアニューギニアの海も撮影。海のありのままの状態を記録し、海と陸、そして人間が結びついた環境を写真で伝えたいと作品を発表、執筆、テレビ・ラジオ出演、講演活動も行う。著書に『わすれたくない海のこと 辺野古・大浦湾の山|川|海』(偕成社)、『海の辞典』、『パプアニューギニア 海の起源をめぐる旅』(共に雷鳥社)などがある。パプアニューギニアダイビングアンバサダー、日本写真家協会会員。

写真集『辺野古-海と森がつなぐ命』
判型・造本:B5判/並製/192頁/写真点数約200点/オールカラー

本体価格:2,315円+税  発売予定:9月中旬
https://www.amazon.co.jp/dp/4909532110/

<写真集構成>
第1章 豊かな海を育む- やんばるの森と川

第2章 川と海のはざま- マングローブと干潟

第3章 浅瀬の海- 砂泥帯と藻場

第4章 海のゆりかご- 奇跡のサンゴ礁

写真集関連イベント 中村卓哉写真展「海と森がつなぐ命 ―辺野古―」
<東京会場>
会期:2018 年9月11 日(火)~ 10 月1 日(月)
場所:ニコンプラザ新宿THE GALLERY 1+2
開館時間:10:30→18:30(日曜休館・最終日は15:00 まで)
○トークイベント
9 月17 日(月・祝)14:00 ~
中村卓哉× むらいさち ※トーク終了後サイン会
9月22 日(土)14:00 ~
中村卓哉 ※トーク終了後サイン会
両日ともに会場はニコンプラザ新宿THE GALLERY 1+2

<大阪会場>
会期:2018 年10 月11 日(木)~ 24 日(水)
場所:ニコンプラザ大阪 THE GALLERY
開館時間:10:30→18:30(日曜休館・最終日は15:00 まで)
○トークイベント
10 月13 日(土)14:00 ~
中村卓哉 ※トーク終了後サイン会

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