SolafuneとCNTは、国家開発における優先分野においてAIを活した衛星データ分析を促進

衛星データ解析技術の開発・提供および衛星データ解析プラットフォーム『Solafune』の運営を行う株式会社Solafune(代表取締役CEO:上地練)は、2025年12月9日にコンゴ民主共和国の国立リモートセンシングセンター(CNT)と、農業、環境管理、火山活動モニタリング、林業などの主要分野におけるAIを活用した衛星データ解析の促進を目的とする基本合意書(MoU)を締結したことをお知らせいたします。
署名式について
署名式では、SolafuneのBizDevチームのフレディ・シスアカ・カンコロンゴがSolafuneを代表し、コンゴ民主共和国政府、在コンゴ民主共和国日本国大使館、上地練CEOならびにSolafune全社員に対し、本パートナーシップ実現への信頼と尽力に深い感謝を表明しました。
フレディはまた、CNTの設立が、フェリックス・アントワーヌ・チセケディ・チロンボ大統領閣下が描かれた構想に基づいたものであること、日本政府がその要請に応えられたことに端を発していることを振り返りました。そして、このイニシアティブは、日本発の技術とイノベーションを通じて、日本の民間企業であるSolafuneが、コンゴ民主共和国におけるリモートセンシング能力の発展に貢献するための強い原動力であり続けています。 CNTは、平和、イノベーション、持続可能な開発を促進し得る重要な科学技術分野として、リモートセンシングへの関与を一層強化することを強調しました。高等・大学教育・科学研究・イノベーション省(MINESURSI)も、大統領のビジョンに基づき、国家開発戦略へのリモートセンシングの統合と分野横断的な科学技術イノベーションの強化の重要性を再確認しました。
MoUの対象範囲および協力分野
Solafuneは2023年以降、今回のMoU締結に向けてCNTと連携し、様々な調整課題に心を砕いてまいりました。その間、TICAD 9において鉱業分野に関するMoUを先行して締結することとなりました(詳細はこちら:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000049.000065306.html)。今回のCNTとの新たなMoUは、大統領が示された当初のビジョンへの回帰を示す重要なものです。
本MoUの下、両者は以下のような戦略的に重要な領域を含め、共同プロジェクトを推進します。
- 農業
- 環境管理
- 火山活動モニタリング
- 洪水被害検知および早期警戒システム
- 地すべり分析
- AIおよび高度なデータ解析に基づくその他の応用
CNTは関連省庁との連携窓口を担い、SolafuneはCNTチームと緊密に連携しながらソリューションを提供します。各プロジェクトは分野・対象ごとの個別の合意と明確かつ実践的な業務計画に基づいて進められ、透明性と効率性を確保しつつ実行されます。
今後のステップ
- 各省庁の準備状況および国家的ニーズに基づき、優先分野の特定と優先順位付けを直ちに開始します。
最後に、今回の重要な一歩におけるご支援と継続的な協力に対し、在コンゴ民主共和国日本国大使館にあらためて深く感謝申し上げます。




■ Solafuneについて

Solafuneは「Hack The Planet.」をミッションに、地球上で起こるあらゆる事象を解析することを目的として衛星データ解析技術の開発および提供を行うスタートアップ企業です。当社が運営する衛星データプラットフォーム「Solafune」は世界の120の超える国・地域で利用され、アジア・アフリカ・中東をはじめ世界各国への技術提供を積極的に行なっています。
会社名:株式会社Solafune
代表取締役CEO:上地練
所在地(東京):東京都千代田区丸の内二丁目4番1号 丸の内ビルディング 28F
URL:https://company.solafune.com
事業内容:衛星データ解析事業、ソフトウェアライセンス事業、関連サービスの提供
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■ 本件に関する問い合わせ先
株式会社Solafune 広報
E-mail: pr@solafune.com