~ スタートアップ企業のさらなる事業創造支援のため、グループ外企業からの賞を新設 ~
株式会社リコー(社長執行役員:山下 良則)は、社内起業家とスタートアップ企業の成長を支援し、事業共創を目指す社内外統合型のアクセラレータープログラム「TRIBUS(トライバス) 2020」の成果発表会「TRIBUS Investors Day」を2021年3月17日に開催しました。
2019年度に引き続き、2回目となる「TRIBUS Investors Day」では、2020年10月の統合ピッチコンテストを通過した社内起業家5チームとスタートアップ企業10社が、提案商品のテスト販売やプロトタイプによる実証実験など、事業の進捗状況や今後の展開について成果発表を行いました。今年度は2つの賞を新設し、「TRIBUS社内起業賞」には社内審査員および社外投資家の審査により社内起業家3チームが選ばれ、来年度からの自由裁量権を持った活動が認められました。また、「TRIBUS企業賞」には富士通株式会社の「富士通アクセラレーター」とKDDI株式会社の「KDDI ∞ Labo(ムゲンラボ)」の担当者が特に注目したスタートアップ企業3社が選ばれ、それぞれの企業との面談の機会を獲得しました。




本プログラムは、リコーグループ社員であれば誰でも応募ができる社内起業家プログラムと、スタートアップからの応募を募るプログラムを統合した形で運用する、統合型アクセラレータープログラムです。本年度は、「次の当たり前になる」をテーマに、はたらく人の創造力を支える新しい時代のビジネスアイデアを広く募集し、社内からは87件、社外からは156件、計243件の応募がありました。現在、リコーグループ社員約1200名が社内コミュニティに登録し、参加チームのニーズに合わせてアンケートや実証実験に参加したり、約250名がサポーターとなり、専門分野のアドバイスを行うなど、活動を支援しています。
また、参加したスタートアップ企業の一部は「Microsoft for Startups」とTRIBUSの連携を活用し、Microsoft Teams(R)向けのアプリケーション提供を行うリコーグループ外からもビジネス支援の機会を受けました。
なお、本プログラムは1年間の活動を通じ、新型コロナウイルスの感染症拡大防止の観点から、説明会やピッチコンテスト、事業創造のためのワークショップなどのイベントを全てオンラインで実施しました。「TRIBUS Investors Day」では、ニューノーマル(新常態)としてデジタルツールを駆使した運営を行う中、視覚や聴覚以外にも五感を使って一体感を得られるよう「TRIBUSの香り」を開発し、試験的に活用しました。今後もイベントやワークショップなどで活用していきます。
リコーは、3年目となる来年度も「TRIBUS 2021」として本プログラムを継続します。募集テーマは「不可逆な世界でこれからの選択肢をつくる」です。リコーの創業者である市村清は、理化学研究所から生まれたベンチャー企業としてリコーを創業し、その後も世の中にイノベーションをもたらす製品やサービスを数多く生み出しました。その創業の精神に立ち返り、チャレンジする人の支援・育成、新規事業の創出を促進する文化のさらなる醸成を目指します。
■「TRIBUS 2020」 参加企業/チーム概要
・参加企業
[表1: https://prtimes.jp/data/corp/43114/table/53_1.jpg ]
・「TRIBUS社内起業賞」受賞チーム
[表2: https://prtimes.jp/data/corp/43114/table/53_2.jpg ]
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■関連リンク
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