~地球温暖化で減少するオホーツク海の流氷と豊かな自然を守るため、SGEC森林認証林の保全活動を支援~

東京、大阪、名古屋を拠点に、高品質な商業印刷と環境配慮型プリントを展開する株式会社光陽社(本社:東京都文京区、代表:犬養 岬太)は、持続可能な社会の実現に向けたサステナビリティ活動の一常として、住友林業株式会社(以下 住友林業)とNTTドコモビジネス株式会社(旧 NTTコミュニケーションズ株式会社、以下 NTTドコモビジネス)が提供する森林価値創造プラットフォーム「森かち」を通じ、北海道紋別市が創出した森林J-クレジット「流氷の森クレジット」を300t-CO2購入いたしました。
■ クレジット購入の背景 ~オホーツクの自然と流氷を守る取り組み~

北海道紋別市は、オホーツク海の美しい四季折々の自然環境を有している一方、近年は地球温暖化の影響により流氷が年々減少傾向にあり、海洋環境や生態系への深刻な影響が危惧されています。これに対し、紋別市では豊かな自然環境の維持と持続可能な森林経営の両立を目指し、「SGEC森林認証制度」に則った適切な森林づくりを進め、さらに、森林由来の「流氷の森クレジット(紋別市有林間伐促進型森づくり事業)」を創出しました。
当社は、印刷事業を通じて環境負荷低減に深く関わる企業として、この地球温暖化緩和と地域の環境保全に直結する紋別市の想いに強く共感し、今回の購入を決定いたしました。事業活動に伴う温室効果ガス排出量のオフセット(相殺)を進めるとともに、日本の豊かな森林資源の保護を直接的に支援いたします。
■クレジット購入の社会的意義
今回当社が購入した300tのクレジットの販売利益は、紋別市内の民有林における森林機能の維持・推進、およびSGEC森林認証林の普及・推進に全額活用されます。これにより、CO2の吸収源としての森林を健全に育てるだけでなく、生物多様性の保全や地域林業の活性化、さらには「流氷を守るための豊かな森づくり」を通じて、海洋環境の維持へと繋がっていきます。
■ 森林価値創造プラットフォーム「森かち」の活用

本取引は、住友林業とNTTドコモビジネスが連携して提供する森林価値創造プラットフォーム「森かち」を通じて実施いたしました。「森かち」は、対象森林の所在地や詳細情報を地図上で可視化し、クレジットを創出する地域・森林所有者と、環境貢献を目指す企業を円滑に結びつけるクレジット流通プラットフォームです。この先進的な仕組みを活用することで、当社は紋別市の森づくりに対する直接的な貢献につながる、透明性と信頼性の高いクレジット取引を実現いたしました。
森林価値創造プラットフォーム「森かち」公式サイト: https://www.morikati.com/
■ 光陽社のサステナビリティ(SDGs)への取り組み

当社は印刷事業を通じた環境貢献を経営の重要課題と捉え、2050年のカーボンニュートラル達成に向けて多角的なアプローチを展開しています。
・環境配慮型プリントの提供:印刷物のライフサイクル全体における温室効果ガス排出量を可視化する「カーボンフットプリント(CFP)」の算定に対応。さらに、カーボンゼロで稼働する工場での製造(カーボンゼロエネルギー工場認定制度)や、クレジットによる相殺を組み合わせることで、排出量を実質ゼロにする「カーボンニュートラルプリント」を提供し、お客様のサプライチェーンにおけるCO2削減に貢献します。
・再生可能エネルギーの導入:「再エネ100宣言 RE Action」への参加、および自社工場(飯能プリンティングセンターBASE)の屋上全面へのオンサイトPPAを活用した太陽光発電設備の設置。さらに、非化石証書を活用して全事業所で使用する電力を実質再生可能エネルギー100%へ転換。
・環境配慮型の製造工程:ノンVOCインキや植物油インキ、バイオマスインキ、現像液等の薬品を使用しない「CTP版の完全無処理化」の採用による、環境負荷低減への取り組み。
・国際的な目標に準拠したサステナビリティ経営:温室効果ガス削減目標における「SBT認定」の取得をはじめ、グローバル基準に則った気候変動対策と透明性の高い情報開示を推進。
株式会社光陽社 サステナビリティへの取り組みページ: https://www.koyosha-inc.co.jp/sdgs
■ 今後の展望
当社は今後も、高品質な印刷ソリューションの提供と徹底した環境配慮を両立させ、自社のみならずサプライチェーン全体の温室効果ガス削減に努めます。また、今回のように国内の森林保全や地域経済の活性化に直接寄与する「流氷の森クレジット」のような取り組みを継続的に支援し、持続可能な社会の実現に向けて全社一丸となって取り組んでまいります。
■株式会社光陽社 会社概要
所在地:東京都文京区湯島2丁目16番16号
代表者:代表取締役社長 犬養 岬太
URL:https://www.koyosha-inc.co.jp/